書籍情報

タイトル
PIC/S査察官用マニュアルから読みとるグローバルGMP要求と査察対応~品質リスクマネジメント実施状況の評価(PI038-1)~

カテゴリ
PIC/S, GMP, 品質リスクマネジメント, 医薬品, 査察対応

配信開始日
2013年2月18日

体裁
A4 38頁(ebook版)
A4判並製本 38頁(製本版)

価格(税込)
【ebook版】22,000円 定価:本体20,000円+税2,000円
【ebook+製本版】33,000円 定価:本体30,000円+税3,000円

アカウント数
5アカウント ※購入者以外に最大4アカウントまで追加可能(無料)
閲覧可能PC数:2台/1アカウント(同一アカウントに限る)

著者情報

立石 伸男(中外製薬株式会社)

中外製薬にて特許業務、ライセンス業務、研究所スタッフ業務を経て、2003年より品質保証業務に従事。Rocheグループの治験薬品質管理体制の導入に関するプロジェクトの責任者としてグローバルな医薬品製造所の品質保証体制の構築に向けたシステム構築などを担当。

現在、査察・監査業務を担当する一方、グローバルでの査察、監査体制の構築に向けてRocheと共同作業中。

専門/主な業務: 治験薬の製造・供給に関するグローバルレベルでの開発QA業務(GMPコンプライアンス担当)、品質マネジメント(Qトリオを含む)、プロセスバリデーション(PDAテクニカルレポートレビューメンバー)など

書籍内容

AIDE MEMOIREとは

PIC/S加盟国の査察官のために、GMP査察時の支援することを目的として作成されたマニュアルのことです。

PIC/S査察官マニュアルから読みとる質問の意図、査察官が求める対応と回答・対応方法とは。現在のQA担当者による【AIDE MEMOIRE ON ASSESSMENT OF QRM IMPLEMENTATION】の翻訳に併せて、PIC/S査察官がどこをみて、なにを求めているか。現役の担当者が翻訳するPIC/S GMP対応方法を解説します。

内容

PIC/S GMPが要求するリスクマネジメントとICH Q9,Q10も考慮する品質リスクマネジメントの導入

  • 製造/設備/ユーティリティのための品質リスクマネジメント
  • 資材管理の一環としての品質リスクマネジメント
  • 生産の一環としての品質リスクマネジメント
  • 試験検査室管理及び安定性試験の一環としての品質リスクマネジメント
  • 包装及び表示の一環としての品質リスクマネジメント

対象

原薬(生物由来製品及び低分子医薬品)/製剤 /添加物に関する下記の担当者

  • 製造部門及び品質関連部門の全ての部署
  • 開発研究から製品の中止までの期間に、製造、試験、包装、調達、資材管理、保管、物流、施設、設備・機器、ユーティリティ、コンピュータシステムに従事する全ての部署
  • 外部企業(受託製造業者、受託試験業者、受託保管業者(輸入代理店を含む)・受託物流業者、運送会社、提携会社など)
  • 製品、材料及び品質サービスの供給業者(原材料の供給業者、ソフトウェアベンダー、各種サービス会社など)

目次

はじめに

【翻訳】

品質リスクマネジメント実施状況の評価

  1. ドキュメントヒストリー
  2. イントロダクション
  3. 目的
  4. 範囲
  5. AIDE-MEMOIRE

【解説】

第1章 全体的なシステム(Overall systems)

  1. 品質リスクマネジメントへのアプローチについて
    1. 目的
    2. 適用範囲
    3. 原則
  2. 品質リスクマネジメントの重要要素について
    1. 質問1.4 の「品質リスクマネジメントプログラムに従事するキーパーソンの責任と役割」について
    2. 質問1.5 の品質リスクマネジメントの範囲,計画,予定の体系化とは何か?に関して

第2章 どのように品質リスクマネジメントが実行されるべきかに関する期待

  1. リスクアセスメント
  2. リスクコントロール
  3. リスクアセスメントとリスクコントロールの実務例
    1. リスクアセスメント
    2. リスクコントロール
  4. 品質リスクマネジメントプロセスのアウトプット/結果

第3章 品質リスクマネジメントの実施が期待される特殊領域や活動

第4章 残存リスクのレビュー

第5章 品質リスクマネジメント活動のレビューと改善