【研究開発動向:2時間セミナー】抗体薬物複合体(ADC)におけるペイロードの生体膜透過メカニズムと細胞内動態評価
【研究開発動向:2時間セミナー】
抗体薬物複合体(ADC)における
ペイロードの生体膜透過メカニズムと細胞内動態評価
~ペイロードがリソソーム膜を通過する際の輸送機構、細胞内でのペイロードの挙動、薬物動態への影響~
その治療効果および安全性に関わる薬物動態評価とは
▼ より有効で安全なADCを設計・開発する上で、
ペイロードの生体膜透過メカニズムを理解し、適切に評価することの重要性を解説
【講習会のポイント】
- ▼ADCの体内動態
- ▼ペイロードの生体膜透過機構
- ▼トラスツズマブ エムタンシン(T-DM1)について
【Live配信受講者特典のご案内】 Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
日時 |
【Live配信受講(アーカイブ付)】 2025年7月30日(水) 13:00~15:00 【アーカイブ配信受講】 |
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受講料(税込) |
22,000円
( E-Mail案内登録価格 20,900円 )
定価:本体20,000円+税2,000円
E-Mail案内登録価格:本体19,000円+税1,900円 |
特典 | Live配信受講者にはアーカイブ配信視聴権付与 |
配布資料 | ■PDFテキスト(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。 |
オンライン配信 | ●ZoomによるLive配信 ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 |
セミナー講師
[専門/主な業務]生物薬剤学、薬物動態学
セミナー趣旨
本セミナーでは、ADCの有効性を大きく左右するペイロードの生体膜透過メカニズムと、その治療効果および安全性に関わる薬物動態評価に焦点を当て、ペイロードがリソソーム膜を通過する際の輸送機構、さらには細胞内でのペイロードの挙動、そしてそれらがADC全体の薬物動態にどのように影響を与えるかについて解説する。
◆講習会のねらい◆
より有効で安全なADCを設計・開発する上で、ペイロードの生体膜透過メカニズムを理解し、適切に評価することの重要をお伝えする。
セミナー講演内容
1. ADCの概要
- 1.1 構造と機能
- 1.2 リンカーの種類と特性
- 1.3 ペイロードの種類
- 1.4 次世代型ADC
2. ADCの体内動態
- 2.1 血中ADC動態とその変動要因
- 2.2 細胞内ADC動態
- 2.3 リンカーによるペイロードの細胞内動態制御
3. ペイロードの生体膜透過機構
- 3.1 単純拡散と能動輸送の基礎
- 3.2 ペイロードの生体膜透過で考慮すべき点
- 3.3 創薬設計におけるルールオブファイブ
- 3.4 ペイロードの輸送に関与するトランスポーター
4. トラスツズマブ エムタンシン(T-DM1)について
- 4.1 T-DM1の構造と機能
- 4.2 リソソームトランスポーターSLC46A3の機能
- 4.3 T-DM1の薬効発現におけるSLC46A3の役割
- 4.4 薬物相互作用
5. ペイロードの輸送に関与するリソソームトランスポーターの評価方法
- 5.1 リソソームトランスポーターの種類と特性
- 5.2 リソソームトランスポーターの細胞膜への局在化
- 5.3 蛍光化合物を用いたSLC46A3の輸送機能評価法
- 5.4 各種ペイロードとSLC46A3の相互作用の評価
- 5.5 SLC46A3欠損細胞を用いたT-DM1の薬効評価
□質疑応答□