全固体電池の材料・構造・製造技術と研究開発動向
株式会社イーコンプレス
最先端技術セミナー
電池技術の未来を学ぶ
全固体電池の材料・構造・製造技術と
研究開発動向
~硫化物・酸化物系固体電解質の製造技術と材料開発の現状と、最新技術~
本セミナーでは、硫化物系・酸化物系電解質の研究開発動向や、製造プロセス、構成材料、界面制御技術までを解説します。さらに、半固体電池やポリマー電池など次世代電池の開発状況、そして各技術の課題と展望までを詳しく解説します。
開催概要
開催日
2025年10月20日(月)
開催時間
10:30~16:30
受講形式
Live配信 / アーカイブ配信
受講料
55,000円(税込)
カテゴリ
電池技術, 材料開発, 製造技術
対象
全固体電池の研究開発者、材料メーカー、電池部材研究者
講師紹介
小林 直哉 氏
株式会社NKエナジーフロンティア 代表取締役社長 博士(工学)
専門分野
無機化学、電気化学、電池、キャパシタ
経歴
- 1985年-1992年:新神戸電機株式会社にて「ニカド電池」の研究開発
- 1992年-2004年:キヤノン株式会社にて「リチウム二次電池(特に合金負極材料)」の研究開発
- 2004年-2015年:株式会社サムスン日本研究所にて「次世代リチウムイオン電池材料、全固体電池、次世代EDLC」の研究開発
- 2015年-2019年:TOCキャパシタ株式会社にて「Dual-ion電池、ハイブリッドキャパシタ、次世代EDLC」の研究開発
- 2019年-:株式会社NKエナジーフロンティアを設立、現在に至る
プログラム内容
1.序論:二次電池・全固体電池を巡って
- 背景:市場予測・近年のニュース・関連メーカの動き等
- 固体電解質開発史
- 固体電解質が備えるべき要件
- 各固体電解質の種類と特徴
- 完成形の全固体電池を巡る概況
2.固体電池の分類と定義および代表的な各メーカ
- 全固体電池
- 半固体電池
- 全樹脂電池
- ポリマー電池
3.全固体電池の課題
- 電解液系電池(LiB)との比較から
4.全固体電池の研究開発
- 硫化物系固体電解質の課題抽出と正極材料開発
- 界面制御と表面処理技術開発
- 次世代高容量材料開発現況(硫黄正極、5V級正極)
- 酸化物系固体電解質の機械特性と課題
- ハロゲン系固体電解質
- 有機固体電解質の課題と解決アプローチ
5.全固体電池の製造プロセス
- 硫化物系全固体電池の製造工程(湿式塗工、ロールtoロール、乾式加圧成型)
- 酸化物系全固体電池の製造工程(グリーンシート法、スクリーン印刷法)
- バインダーの活用と耐水性改善事例
- 構成材料:集電体・タブ端子・外装ケース等
6.半固体電池の研究開発
- 半固体電池の研究開発事例と製品例
- クレイ電池の特徴と用途
- 柔粘性イオン結晶の固体電池への応用
- 全樹脂電池の研究開発
7.ポリマー電池の研究開発
- ポリマー電池の概要・背景
- ゲルポリマー電解質
- ポリマー電池の特性(特徴)
8.今後の課題と展望
- 全固体電池の課題(私見)
- 今後の展望(私見)
- 今後の研究開発指針
お問い合わせ
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