化学物質管理者・化学物質開発者・製造技術者のための はじめての化学物質法規制・基礎講座
化学物質管理者・化学物質開発者・製造技術者のための
はじめての化学物質法規制・基礎講座
🎥 アーカイブ配信:11/13~11/26
📋 セミナー概要
化学物質のライフサイクル(研究開発→製造→流通→販売→廃棄)の流れに沿って、日本の主要な化学物質法規制について学べる基礎講座です。
化審法、安衛法、毒劇法、消防法、化管法、水濁法、大防法、土対法、外為法、薬機法、家庭用品規制法、廃棄物処理法などの重要な法規制を、企業・関連業界の豊富な経験を持つ講師が分かりやすく解説します。
化学物質管理部門の初任者から経験者まで、また化学物質開発者・製造技術者の新人研修や異動時の業務基礎研修にも最適な内容です。
👨🏫 講師紹介
日置 孝徳(ひおき たかのり)氏
東京科学大学 産学共創機構 リサーチ・アドミニストレータ―(上席URA)
コネクトらいふ行政書士事務所 代表
経歴・専門分野
1978〜1983: 東北大学 理学部(化学)、東北大学 大学院理学研究科(化学)
1983〜2016: 富士フイルム株式会社 研究担当部長、技術主席、安全性評価センター長
化学/ヘルスケア/安全性分野の研究開発/事業化/管理(GLP施設の運営管理者等)
2016〜2018: 京都大学 研究倫理・安全推進室 シニアURA
ライフサイエンス分野の倫理・安全に係る情報発信/企画/教育/支援システム開発
2018〜現在: 東京科学大学(旧東京工業大学) 産学共創機構
2023〜現在: コネクトらいふ行政書士事務所
実績: 大手化学メーカーで永年、化学物質の研究開発や化学物質管理・法規制対応を実施。日本化学工業協会 JIPS推進部会 部会長を務めるなど、国際的な化学物質管理活動のリーダーとして豊富な経験を持つ。
受講対象
- 化学物質管理部門の初任者で化学物質法規制の基礎を学びたい方
- 化学物質管理部門の経験者で化学物質法規制の基礎を整理したい方
- 化学物質開発者の研究開発者
- 化学物質の製造技術者
得られる知識
- 日本の化学物質法規制全般を基礎から学ぶことができる
- 新規化学物質の製造・輸入のために必要な対応を学ぶことができる
- 化学物質を適切に取扱うための基礎知識となる、GHS/ラベル表示/SDS/リスクアセスメントを学ぶことができる
📚 講演内容
1. はじめに
1.1 化学物質法規制のポイント 〜化学物質のライフサイクル毎に求められる法規制対応
1.2 日本の化学物質法規制の概要
2. 化学物質の研究開発段階の法規制〜新規導入化学物質の法申請
2.1 化審法(化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律)
2.2 安衛法(労働安全衛生法)
3. 化学物質の製造と流通段階の法規制〜化学物質を適切に取扱うための法規制
3.1 GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)
3.2 ラベル表示/SDS(安全データシート)
3.3 リスクアセスメント
3.4 安衛法
3.5 毒劇法(毒物及び劇物取締法)
3.6 消防法
3.7 化管法(特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律)
3.8 水濁法(水質汚染防止法)
3.9 大防法(大気汚染防止法)
3.10 土対法(土壌汚染対策法)
3.11 外為法(外国為替及び外国貿易法)
4. 化学物質の販売段階の法規制〜化学物質の用途毎の規制
4.1 薬機法(医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)
4.2 家庭用品規制法(有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律)
4.3 その他の法規制(食品、化粧品など)
5. 化学物質の廃棄段階の法規制〜SDGsの観点が必要
5.1 廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)
5.2 オゾン層保護法(特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律)
5.3 フロン排出抑制法(フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律)
5.4 海洋プラスチック問題の動向
6. おわりに
6.1 化学物質管理に求められるもの
6.2 今後の法規制動向
📞 お問い合わせ
株式会社イーコンプライアンス 担当:丁田
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102