品質力をアップする「ゼロから学ぶ医薬品品質統計」総合コース【Bセミナー】応用「分析法バリデーションへの応用」
品質力をアップする
「ゼロから学ぶ医薬品品質統計」総合コース
【Bセミナー】応用
「分析法バリデーションへの応用」
計算のデモや演習を組み込んでありますので、統計初心者の方も安心してご参加下さい。
受講可能な形式:【アーカイブ配信】のみ(撮影時期は、配信開始月になります)
本セミナーは、「ゼロから学ぶ医薬品品質統計」総合コース【全7セミナー】のBセミナーになります
※単セミナーでの受講も可能です。
品質力をアップする「ゼロから学ぶ医薬品品質統計」総合コース
コース趣旨:
医薬品や医療機器の品質は外観からでは判断できないため、我々には使用者(医療関係者や患者)に具体的な安心感を与える義務(説明責任)があります。ここで言う具体的な安心感とはエビデンスに基づいた科学的根拠のことです。そのためには統計の基礎はもとより、検定、推定、サンプリング理論、実験計画法と幅広い力量が必要です。これを隈なく学びたいと言う方も、一部分だけで十分と言う方もいると思います。
そこで、本コースでは共通基礎といくつかの応用講座として取捨選択できるようにしました。統計は具体的なデータを用いて絵やグラフを使いながら勉強していくと意外と分かりやすいものです。全ての講座に計算のデモや演習を組み込んでありますので、統計初心者の方も安心してご参加下さい。皆様が日常的に直面している問題解決に少しでもお役に立てれば幸いです。
各応用講座の内容は相互に関係はありますが独立していますので、他の講座を受講していなければ理解できないということはありません。
セミナー(全7講座)
セミナー | 内容 | 詳細 |
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【A1セミナー】共通基礎1 | 「統計の基礎」 | 本講座は統計に関する予備知識は不要です。 映像時間:約3時間 |
【A2セミナー】共通基礎2 | 「統計を用いた品質管理の手法」 | (撮影時期:2025年8月)本講座は「共通基礎1」程度の予備知識を前提としています。 映像時間:約3時間 |
【Bセミナー】応用 | 「分析法バリデーションへの応用」 | (撮影時期:2025年8月)本講座は「共通基礎1・2」程度の予備知識を前提としています。 映像時間:約3時間 |
【Cセミナー】応用 | 「安定性試験への応用」 | (撮影時期:2025年9月)本講座は「共通基礎1・2」程度の予備知識を前提としています。 映像時間:約3時間 |
【Dセミナー】応用 | 「プロセスバリデーションと品質年次照査への応用」 | (撮影時期:2025年9月)本講座は「共通基礎1・2」程度の予備知識を前提としています。 映像時間:約3時間 |
【Eセミナー】応用 | 「ロットの合否判定における統計」 | (撮影時期:2025年10月)本講座は「共通基礎1・2」程度の予備知識を前提としています。 映像時間:約3時間 |
【Fセミナー】応用 | 「Quality by Designのための実験計画法」 | (撮影時期:2025年10月)本講座は「共通基礎1・2」程度の予備知識を前提としています。 映像時間:約3時間 |
日時 |
【配信開始日】 2025年8月29日(金) 配信開始(配信期間:8/29~11/30) 【申込受付期間】 2025年10月31日(金) まで申込受付中 |
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受講料(税込) |
33,000円
( E-Mail案内登録価格 31,350円 )
定価:本体30,000円+税3,000円
E-Mail案内登録価格:本体28,500円+税2,850円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で33,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額16,500円) |
特典 | 統計実習用Excelデータを配布します ※受講後もExcelデータを用いて統計処理の演習計算が行えます。 |
配布資料 | 製本テキスト ※申込み日から営業日3日までに発送いたします。 |
オンライン配信 |
アーカイブ配信 視聴期間:配信開始日(申込日)から11/30まで(期間中は何度でも視聴可) 映像時間:約3時間
セミナー視聴はマイページからお申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」にお申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。【申込み完了後】より視聴用リンクが表示されます。
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■Excel実習について■ (必須ではございません)
本セミナーの講演中にExcel実習を行う箇所がございます。参加される際に、配布Excelをもとに実施していただくと理解度が深まります。なお、演習は講師のデモも同時進行で行いますので、実施しなくても支障ありません。Excel実習を実施する際は、Excelアドイン「分析ツール」を組み込んでください。
セミナー講師
セミナー講演内容
映像時間:約3時間
※本講座は「共通基礎1・2」程度の予備知識を前提としています。
極論に聞こえるかもしれませんが、分析法バリデーションのための特別な統計手法が存在しているわけではありません。ですので、ここでは統計の一般論が分析法バリデーションにどのように応用されているかについて解説していきます。受講に際して重要なのは、分析の現場でどのような誤差が発生しうるのかを理解していることです。少なくともイメージできることは必要です。これがないと分析法バリデーションは理解できませんので、講義はここから始めます。本講座では、分析法バリデーションのための正しい実験を遂行できること、自分で計算ができること、その上で理論的な合理性を説明できることを目標にしています。なお、本講座は試験室で測定の管理を行っている方にも役立つ内容になっています。
得られる知識:
・測定誤差に関する包括的な知識
講演内容:
- 分析法バリデーションと統計手法
- 併行精度
- 2.1 併行精度の基本1
- 2.2 3濃度について分析法の全操作を各濃度3回ずつ繰り返して測定
- 真度
- 3.1 真度の基本
- 3.2 真度の信頼区間がゼロを挟まなければ失敗か?
- 3.3 複数の濃度で実験したときの解析方法
- 3.4 真度と併行精度の関係
- 室内再現精度
- 4.1 室内再現精度の実験デザイン
- 4.2 典型的な実験デザインでの解析詳解
- 4.3 一元配置分散分析表から室内再現精度を求める
- 4.4 室内再現精度の信頼区間
- 4.5 同一条件での繰り返しがない場合
- 4.6 枝分かれデザインによる解析
- 4.7 構造模型の比較
- 直線性
- 5.1 分析法バリデーションにおける直線性
- 5.2 回帰分析結果の解釈
- 5.3 頭打ちがみられたときの対処
- 検出限界
- 6.1 算出方法
- 6.2 検出限界の設定根拠
□講演内容に関する質問はお問い合わせより可能です□