<教科書には載っていないシリーズ>
薬物動態解析 入門[3]
【生理学的薬物速度論(PBPK)解析(講義と演習)】

~生理的機能が変化した際の体内動態変動を評価・予測~

※2名様ともE-Mail案内登録が必須です。

※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。

※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。

※他の割引は併用できません。

※好評につき、2025年も下記予定にて開催いたします※

■2月
(終了しました)2/14「薬物間相互作用-入門編(講義と演習)」
(終了しました)2/21「薬物間相互作用-実践編(講義と演習)」
■3月
(終了しました)3/14 「薬物の消化管吸収-評価・予測」
(終了しました)3/24 「非経口製剤の血漿中濃度」
■4月
(終了しました)4/18「ヒトにおける薬物動態予測(1)-GLと動物からの予測」
(終了しました)4/25「ヒトにおける薬物動態予測(2)-in vitroデータとPBPKモデル予測」
■5月
(終了しました)5/16「PK/PD解析入門」
■6月
(終了しました)6/23「はじめての薬物動態学-基礎編」
6/30「はじめての薬物動態学-解析編」
■7月
「薬物動態分野(非臨床)で用いる基礎統計学」

~本セミナーは薬物動態解析入門として、【初中級~中級者レベル】の内容を想定しております~

【レベル1】初心者 新入社員、若手、他部門からの異動 ※ほぼ未経験者の方
【レベル2】初級 ・新入社員(薬学系) ・若手(数年会社での業務経験あり)、・他部門からの異動者(薬物動態データとアクセスあり)※パラメータに多少馴染んでいる方
【レベル3】初中級 解析業務経験あり ※業務経験が実際にあり動かしている方
【レベル4】中級 簡単なモデリング&シミュレーション経験がある方
【レベル5】中上級 コンパートメントモデル、生理学薬物速度論モデル経験者

過去受講した方の声

>製薬企業 研究職

・一通り網羅されていてよかった。今後、実際の事例を積むことで業務でも十分活用できると感じられた。

>製薬企業 研究職

・DDIの予測手法について幅広く学ぶことができてよかったです。

・限られた時間の中で分かりやすく説明をしてくださり、大変感謝しています。

■PBPKモデル解析セミナーアンケート
>製薬企業 研究職

・難しい内容でしたが、とても勉強になりました。誠にありがとうございました。復習して頑張ります。

>アカデミア

・PBPKモデル解析の基本的な部分を一通りご講義いただき演習することができてよかったです。

・教科書だけだとうまく組んで動かせなかったエクセルのマクロによる微分方程式の計算も体験することができてよかったです。

日時 2025年9月12日(金) 10:30~16:30
受講料(税込)
55,000円
( E-Mail案内登録価格 52,250円 )
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円

E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料

【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり通常価格(55,000円)半額の27,500円)】

1名分無料適用条件
  • ※2名様ともE-Mail案内登録をしていただいた場合に限ります。
  • ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  • ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
  • ※他の割引は併用できません。

配布資料 ①製本テキスト:開催日の4,5日前に郵送にて発送予定
②当日演習用Excel資料:マイページよりダウンロードして頂くか、E-Mailで送付いたします。
オンライン配信 ZoomによるLive配信
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

専門分野:薬物動態全般、薬物速度論、薬物間相互作用、ヒトクリアランス予測、PK/PD解析、バイオ医薬品の薬物動態

【講師紹介】

セミナー講演内容

薬物動態解析入門の第3弾、生理学的薬物速度論(PBPK)モデル解析です。PBPKモデルでは生体を模倣したモデルであることから、生理的機能が変化した際の体内動態変動を評価・予測することができます。In vitroからのin vivo予測、薬物間相互間相互作用予測、肝障害、腎障害時の体内動態予測、加齢による機能低下時の予測など極めて広範な予測を行うことができます。

多くの方は、市販ソフトを用い、PBPKモデルを1から組み立てた方は、少ないと思います。本セミナーではPBPKモデルの基本とモデルを組み立てる際に必要なパラメータの取得と解析法を解説します。簡単なモデルからモデルを組み立て、シミュレーションを行い、シミュレーション結果を解析することにより、設定パラメータを算出するという演習を繰り返し行います。実際にデータをとり、解析を行い、PBPKモデルによるシミュレーションを行うことを疑似体験してもらいます。他の解析法も「こういう繋がりがあるんだ」と理解が深まります。

<初中級、中級向き>
(コンパートメントモデル、非コンパートメントモデル解析の知識が必要です。)

1. 薬物動態解析における生理学的薬物速度論解析

2. 組織クリアランスの考え方

  • (1) 組織クリアランス、抽出率、アベイラビリティ
  • (2) 組織モデル
    • 肝臓モデル
    • Well-stirred model, parallel tube model, dispersion model, 5-compartment model
    • 腎臓モデル
  • (3) PBPKモデルで必要なパラメータ
    Rb値、血漿非結合型分率、肝固有クリアランス、糸球体濾過速度
  • (4) 演習1,2,3
    • Fhの計算
    • In vivoデータからのFh, 固有クリアランスの計算
    • 血流律速、固有クリアランス律速の薬物の変化

3. 分布容積

  • (1) Kp値と定常状態分布容積
    • Kp値は分布試験のT/Bでない
    • VssとVzの関係はここから始まる
  • (2) 演習4,5
    • 定常状態分布容積の計算
    • Kp値の算出

3. モデルの組み立て

  • (1) 物質収支式の組み立て方
  • (2) 演習6,7
    • 肝だけのフローモデル
    • 肝+筋肉
    • 肝+筋肉+脳(排出トランスポーターあるなし)
  • 演習8
    モーメント、デコンボリューションによるパラメータの算出
  • 演習9
    脳への分布のシミュレーション

4. 質疑応答