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[書籍] 特許情報分析(パテントマップ)から見た 道路、橋、建物の劣化解析技術 技術開発実態分析調査報告書
特許情報分析(パテントマップ)から見た
道路、橋、建物の劣化解析技術
技術開発実態分析調査報告書
2021年8月30日
A4判、236頁、簡易製本
978-4-86685-635-3 (CD-ROM版)
本書の特徴
1.調査目的
「道路、橋、建物の劣化解析技術」に関する出願件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類、キーワードなどに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、
- (1)「道路、橋、建物の劣化解析技術」についてどのような技術があるか
- (2)各企業の技術開発はどのように推移しているか
- (3)国内出願日基準「2009年1月~2021年3月」における関連技術の出現・消失状況はどのようになっているか
- (4)各企業間の連携状況はどのようになっているか
- (5)2017年1月~2021年3月における企業および技術の注目すべき動向は何か
- (6)この分野に強い弁理士(特許事務所)と企業の利用状況はどうか
等を明確にして、今後の開発の指針決定に役立てようとするものです。
2.特許情報の収集方法
本調査報告書は、「道路、橋、建物の劣化解析技術」の国内出願日:2009年1月~2021年3月に出願された公開特許について、検索、収集しました。また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用しました。特許情報公報の総数は1,383件です。
4. 本報告書の特徴
- 「道路、橋、建物の劣化解析技術」に関する国内出願日:2009年1月~2021年3月の出願、さらには2017年1月~2021年3月の技術動向が分かりやすく把握できます
- 本技術分野に関連する弁理士(特許事務所)の動静が読み取れます
- パテントマップおよびパテントチャートで視覚的に理解しやすい内容となっています
高度経済成長期に建設された道路、橋梁、建物などのインフラ老朽化は現在大きな社会問題となっています。劣化解析技術の進展は、安全・安心な社会インフラの維持において極めて重要な役割を果たします。本報告書では、この分野における技術開発動向を特許情報から多角的に分析し、今後のビジネス展開や研究開発の指針となる情報を提供します。
本書の構成
本報告書は、I.~II.の二つの部分から構成されています。
I.パテントマップ編
- A.2017年1月~2021年3月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
- 出願人別出願件数ランキング(上位50)
- 技術分類(上位50FIサブグループ、上位50Fターム)別出願件数ランキング
- 出願人別出願件数伸長率マップ(出願件数上位50)
- 【資料1、2】2017年1月~2021年3月の出願における新規出現したFIサブグループとFタームの分類リスト(上位100)
- B.全般分析
- 全体の技術開発ライフサイクル、ファミリー(優先国)マップ
- 件数推移、出願人数推移、新規発明者数推移、新規技術分類数推移のマップ
- 出願人、発明者、技術分類ごとの出願件数ランキングマップ
- 期間、出願人を着眼点とした技術分類別出願件数マップ
- 出願人、技術分類の出現・消失状況マップ
- 出願人、発明者、技術分類の伸長率マップ
- などの24マップを掲載
- C.上位20出願人比較分析
- 期間着目の出願件数比較マップ
- 出願件数、共同出願人数、新規発明者数推移を比較するマップ
- 上位20出願人別出願件数最大伸び率・平均伸び率の比較
- 上位20出願人と技術分類上位20の相関マップ
- 審査権利状況
- 出願件数の伸びと技術分類の構成率の比較
- 技術分類数と発明者数による出願人分布
- など11マップを掲載
- D.上位5出願人個別分析
- 各出願人の技術分類上位20による出願件数推移マップ
- 各出願人の技術分類上位40とキーワード上位80による出現・消失状況マップ
- 各出願人の技術分類上位20による最大伸び率・平均伸び率エクステンドマップ
- 各出願人の独自技術分類、独自キーワードを分析するマップ
- 各出願人の共同出願人
- など47マップを掲載
- E. 上位2出願人比較分析 (1位鉄道総合技術研究所、2位太平洋セメント)
- 各出願人と全出願人の出願件数推移の比較マップ
- 各出願人の技術分類の出願件数、出願件数推移の比較マップ
- 各出願人の出願件数の出現・消失状況、伸び変遷マップ
- 各出願人と技術分類との相関マップ、出願人の技術分類別ランキングマップ
- など11マップを掲載
- F. 上位20特許分類分析
- 前期間と後期間による技術分類の出願件数比較マップ
- 技術分類別の出願人数、発明者数比較マップ
- 出願件数、出願人数、発明者数の各推移マップ
- など10マップを掲載
- G.特定特許分類分析
- G-1.特定特許分類分析(1)
- FI分類を一つ、Fターム分類を一つ指定し、その技術分類における分析
- 出願人別出願件数推移、新規出願人数推移、新規発明者数推移を分析するマップ
- 分類の出願件数伸長率変遷マップ、出願人別出願件数ランキングマップ
- など12マップを掲載
- FI分類(深さ18)
- Fターム分類(深さ10)
- G-2.特定特許分類分析(2)
- Fターム分類を複数指定し、それらの技術分類における分析
- 出願人別、分類別出願件数の各ランキングマップ及び出願件数推移マップ
- Fターム分類とFターム分類、Fターム分類と出願人の各出願件数相関マップ
- など22マップを掲載
- Fターム分類(深さ8)
- G-1.特定特許分類分析(1)
- H. キーワード分析
- キーワードの出現・消失状況を分析するマップ
- キーワードの伸長率を分析するマップ
- キーワードは発明の名称、要約、請求の範囲、産業上の利用分野、発明の効果から抽出
- I. 弁理士(特許事務所)の動向分析
- 弁理士別の出願件数、出願件数推移マップ
- 上位40弁理士と上位20FIメイングループの相関マップ
- 3マップを掲載
II.パテントチャート編
パテントチャートでは、特定の出願人を指定し、以下の分析を掲載しています:
- 公報図等を含む時系列チャート
- Fターム分類と発明者のマトリクスチャート分析
- 特定Fターム分類の技術分類マトリクスチャート
- 注目特許のサイテーションマップ
- 6マップを掲載
III. 総括コメント
参考資料
- 【資料1】2017年1月~2021年3月の出願における新規出現したFIサブグループの分類リスト(上位100)
- 【資料2】2017年1月~2021年3月の出願における新規出現したFタームの分類リスト(上位100)
- 【資料3】出願人統合リスト
- 【資料4】上位5出願人の発明者リスト
- 【資料5】パテントマップ・パテントチャートの種別と見方
パテントマップ編の詳細内容
A.2017年1月~2021年3月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
2017年1月~2021年3月の出願における以下のマップを掲載しています:
- 出願人別出願件数ランキング(上位50)
- 技術分類(上位50FIサブグループ、上位50Fターム)別出願件数ランキング
- 出願人別出願件数伸長率マップ(出願件数上位50)
また、【資料1、2】として2017年1月~2021年3月の出願における新規出現したFIサブグループとFタームの分類リスト(上位100)を掲載しています。
B.全般分析
「道路、橋、建物の劣化解析技術」の全体動向について、以下のマップを掲載しています:
- 全体の技術開発ライフサイクル、ファミリー(優先国)マップ
- 件数推移、出願人数推移、新規発明者数推移、新規技術分類数推移のマップ
- 出願人、発明者、技術分類ごとの出願件数ランキングマップ
- 期間、出願人を着眼点とした技術分類別出願件数マップ
- 出願人、技術分類の出現・消失状況マップ
- 出願人、発明者、技術分類の伸長率マップ
これらを含め、24マップを掲載しています。
C.上位20出願人比較分析
上位20出願人を比較分析するための以下のマップを掲載しています:
- 期間着目の出願件数比較マップ
- 出願件数、共同出願人数、新規発明者数推移を比較するマップ
- 上位20出願人別出願件数最大伸び率・平均伸び率の比較
- 上位20出願人と技術分類上位20の相関マップ
- 審査権利状況
- 出願件数の伸びと技術分類の構成率の比較
- 技術分類数と発明者数による出願人分布
これらを含め、11マップを掲載しています。
D.上位5出願人個別分析
上位5出願人をそれぞれ個別に分析を行うための以下のマップを掲載しています:
- 各出願人の技術分類上位20による出願件数推移マップ
- 各出願人の技術分類上位40とキーワード上位80による出現・消失状況マップ
- 各出願人の技術分類上位20による最大伸び率・平均伸び率エクステンドマップ
- 各出願人の独自技術分類、独自キーワードを分析するマップ
- 各出願人の共同出願人
これらを含め、47マップを掲載しています。
E.上位2出願人比較分析(1位鉄道総合技術研究所、2位太平洋セメント)
上位2出願人を比較分析するための以下のマップを掲載しています:
- 各出願人と全出願人の出願件数推移の比較マップ
- 各出願人の技術分類の出願件数、出願件数推移の比較マップ
- 各出願人の出願件数の出現・消失状況、伸び変遷マップ
- 各出願人と技術分類との相関マップ、出願人の技術分類別ランキングマップ
これらを含め、11マップを掲載しています。
F.上位20特許分類分析
上位20FIサブグループ、上位20Fタームを分析するための以下のマップを掲載しています:
- 前期間と後期間による技術分類の出願件数比較マップ
- 技術分類別の出願人数、発明者数比較マップ
- 出願件数、出願人数、発明者数の各推移マップ
これらを含め、10マップを掲載しています。
G.特定特許分類分析
G-1.特定特許分類分析(1)
FI分類を一つ、Fターム分類を一つ指定し、その技術分類における以下の分析マップを掲載しています:
- 出願人別出願件数推移、新規出願人数推移、新規発明者数推移を分析するマップ
- 分類の出願件数伸長率変遷マップ、出願人別出願件数ランキングマップ
これらを含め、12マップを掲載しています。
G-2.特定特許分類分析(2)
さらにFターム分類を複数指定し、それらの技術分類における以下の分析マップを掲載しています:
- 出願人別、分類別出願件数の各ランキングマップ及び出願件数推移マップ
- Fターム分類とFターム分類、Fターム分類と出願人の各出願件数相関マップ
これらを含め、22マップを掲載しています。
H.キーワード分析
以下のキーワード分析マップを掲載しています:
- キーワードの出現・消失状況を分析するマップ
- キーワードの伸長率を分析するマップ
※キーワードは発明の名称、要約、請求の範囲、産業上の利用分野、発明の効果から抽出しています。
I.弁理士(特許事務所)の動向分析
以下の弁理士分析マップを掲載しています:
- 弁理士別の出願件数、出願件数推移マップ
- 上位40弁理士と上位20FIメイングループの相関マップ
計3マップを掲載しています。
パテントチャート編の詳細内容
パテントチャートでは、特定の出願人を指定し、以下の分析を掲載しています:
- 公報図等を含む時系列チャート
- Fターム分類と発明者のマトリクスチャート分析
- 特定Fターム分類の技術分類マトリクスチャート
- 注目特許のサイテーションマップ
計6マップを掲載しています。
本報告書では、道路、橋、建物の劣化解析技術に関する最新の特許動向を視覚的に把握できる多数のパテントマップを掲載しています。これらのマップにより、技術開発の流れや企業間の競争状況、技術の発展経緯などを一目で理解することができます。
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高度経済成長期に建設されたインフラの老朽化対策は喫緊の課題です。
特許情報から見た最新の劣化解析技術を把握し、今後の開発戦略にお役立てください。