(11/27)第10回 生成AIを使用した知的財産権管理・特許出願
株式会社イーコンプレス
生成AIを使用した
知的財産権管理・特許出願
セミナー
医療機器業界の知財戦略を革新するAI活用術
開催日時
2025年11月27日(木)10:30~16:30
受講形式
会場受講 or Live配信
定員40名限定(先着順)
ここがポイント
グローバル特許戦略の体系化
日米欧中の特許制度を理解し、医療機器に最適な出願戦略を構築
先行技術調査の革新
従来比90%時間短縮で高精度な特許性評価と侵害回避設計を実現
特許明細書の自動生成
発明の本質を的確に表現した高品質明細書を短時間で作成
クレーム作成の最適化
権利範囲と特許性のバランスを取った戦略的クレーム設計
侵害分析の自動化
競合製品の特許侵害リスクを迅速かつ正確に評価
ポートフォリオ管理の効率化
数百件の特許を戦略的に管理し、価値最大化を実現
特許コスト70%削減
外部弁理士依存からの脱却による大幅なコスト削減
ライセンス交渉支援
データに基づく客観的な特許価値評価とライセンス戦略
特許情報の競争分析
競合他社の技術動向と特許戦略を自動分析・予測
実演:医療機器特許明細書作成
実際のデバイス発明から明細書完成までの全工程を公開
参加者の前提知識
業務経験
医療機器業界での業務経験(開発、設計、マーケティング、経営企画等)
PCスキル
基本的なPCスキル(Excel、Word等の操作)
知財知識
特許・知的財産の基礎的理解(専門知識は不要、セミナー内で基礎から解説)
AI経験
生成AI(ChatGPT等)の使用経験は不要(基礎から解説)
講師紹介
村山 浩一
(株)イーコンプライアンス 代表取締役
村山浩一は、長年にわたり医薬品・医療機器産業のコンプライアンス支援に携わり、500社以上の企業を支援してきた実績を持ちます。
最新のAI技術への深い知見と、規制対応の実務経験を融合させ、本当に使えるAI活用方法を具体的にお伝えします。
関連の活動など
- 日本PDA 第9回年会併催シンポジウム 21 CFR Part 11その現状と展望
- 日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 基礎研究部会主催(東京)
- 東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座などにて多数講演
セミナー概要
医療機器業界において、知的財産権は企業の競争優位性を確保し、投資回収を実現するための最重要戦略資産です。特に医療機器分野では、一つの製品に機械工学、電子工学、ソフトウェア、バイオテクノロジーなど多様な技術が融合し、複雑な特許ランドスケープを形成しています。グローバル市場での成功には、日本、米国、欧州、中国など主要市場での適切な特許保護と、競合他社の特許網を回避する戦略的なアプローチが不可欠です。
しかし、現実の知的財産管理現場では多くの課題が存在しています。医療機器の技術的複雑さから先行技術調査に膨大な時間を要し、特許明細書の作成には高度な技術理解と法的知識の両方が必要で、外部弁理士への依存により高額な費用が発生しています。また、日々更新される膨大な特許情報の中から重要な技術動向を把握し、自社のポートフォリオを戦略的に管理することは、従来の手法では限界があります。
近年の生成AI技術の発達は、これらの知的財産管理における課題を根本的に解決する可能性を提供しています。高度な自然言語処理による先行技術調査の自動化、技術文書と法的要件を理解した特許明細書の自動生成、大量の特許データからの競合分析、さらには特許価値の定量的評価まで、従来では専門家にしかできなかった高度な知財業務の自動化が可能になっています。
本セミナーでは、まず医療機器業界における知的財産権管理の基礎知識と各国特許制度の特徴を初心者にも理解できるよう体系的に解説します。その上で、これらの複雑な知財業務を生成AIで革新的に効率化・高品質化する具体的手法を、実際の特許明細書作成デモンストレーションを交えながら詳しくお伝えします。単なる理論説明ではなく、明日から使える実践的なプロンプト技術、競合分析システム、さらには知財戦略の立案まで、包括的にカバーします。
セミナーカリキュラム
1. 医療機器特許の特殊性と戦略的重要性
- 医療機器分野における特許の特徴
- 知的財産権が企業価値に与える影響
- 医療機器業界の特許動向分析
- 特許侵害訴訟と医療機器業界
2. 日米欧中の特許制度比較と出願戦略
- 各国特許制度の基本構造比較
- 日本特許制度の特徴と医療機器出願
- 米国特許制度と医療機器出願実務
- 欧州・中国特許制度の実務対応
3. 先行技術調査の体系的手法
- 検索データベースの選択と活用戦略
- 検索式設計の技術と最適化
- 検索結果の評価・分析手法
- 調査報告書の作成と活用
4. 特許明細書の構成と作成要領
- 発明の把握と技術的課題の設定
- 明細書各部の記載要領
- 図面作成と説明の最適化
- 明細書品質の評価と改善
5. クレーム設計の戦略的考え方
- 独立クレームの設計原則
- 従属クレーム階層の構築
- 医療機器特有のクレーム戦略
- クレーム補正・分割戦略
6. 生成AI基礎知識と知財分野での応用可能性
- 自然言語処理技術の知財応用
- 機械学習による特許価値評価
- AI生成物の知的財産権問題
- 知財業務でのAI活用の制約と注意点
7. AI活用先行技術調査システムの構築
- 自然言語による検索クエリ生成
- 検索結果の自動分類・要約
- 特許性評価の自動化
- 侵害リスク評価の自動化
8. 特許明細書自動生成の完全実演
- 医療機器発明の分析・整理
- 明細書構成の自動設計
- 各セクションの詳細記載生成
- 品質チェックと最適化
9. 競合分析と特許ポートフォリオ管理
- 競合他社特許分析の自動化
- 技術動向予測システム
- 自社ポートフォリオの価値最大化
- 戦略的特許出願計画
10. 組織変革と知財戦略の未来
- AI活用知財管理システムの組織導入
- コスト削減効果とROI分析
- 知財戦略の高度化と差別化
- 将来展望と持続可能な競争優位性
※内容は予告なく変更になる可能性があります。
開催情報・料金
会場受講
(税込)
会場
東京・港区浜松町
ビジョンセンター浜松町 4F I室
特典
製本テキスト・昼食付き
Live配信受講
(税込)
配信方法
Zoomによるライブ配信
テキスト
PDFテキスト(印刷可・編集不可)
2名同時申込みで1名分無料
2名で受講料 55,000円(1名あたり定価半額の27,500円)
※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です
※他の割引は併用できません
開催日時
2025年11月27日(木)10:30~16:30
定員
限定40名(先着順)
席数限定のため、お早めのお申し込みをお勧めします
お問い合わせ先
株式会社イーコンプレス
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102