本書の特長

★ 具体的なサプライヤオーディットチェックリストを紹介

★ 実際に調査すべき事項をつぶさに解説

★ 初めてサプライヤオーディットを行う際の、計画の立て方、アジェンダの作成方法、サプライヤーへの連絡方法をわかりやすく解説

書籍概要

GAMP 5や厚労省CSVガイドライン(案)では、サプライヤ(ベンダー)を最大限利用することによって、コストを削減し、効率的で効果的かつ品質の良いバリデーション(CSV)を実施するよう求めています。その前提となるのが、サプライヤオーディット(ベンダーオーディット)です。

製薬企業はあらかじめ当該サプライヤのQMS(Quality Management System:品質管理システム)を調査しておかなければなりません。しかしながら、場当たり的なサプライヤオーディットでは、その目的を達成できず、あらかじめチェックリストを作成しておくことが必須です。

本書では、具体的なサプライヤオーディットチェックリストを紹介し、実際に調査すべき事項をつぶさに解説しています。また初めてサプライヤオーディットを行う際のために、計画の立て方、アジェンダの作成方法、サプライヤーへの連絡方法などもわかりやすく解説しています。

発刊日
2008年10月23日
体裁
109頁
価格(税込)
10,476円 本体9,524円+税952円
送料無料
ISBNコード
978-4-904512-02-9

本書の内容

効果的なベンダーオーディットを実施するためには、適切な準備と体系的なアプローチが不可欠です。本書では、サプライヤーオーディットの具体的な進め方から、チェックリストの作成方法、実際の調査項目まで詳細に解説しています。

1. チェックリストの活用

場当たり的なサプライヤオーディットではなく、体系的なチェックリストを用いることで、効率的かつ効果的な監査が可能になります。本書では、実際に使える具体的なチェックリストを紹介しています。

2. オーディット計画の立て方

初めてサプライヤオーディットを行う方のために、計画の立て方から実施までのステップを詳細に解説。スムーズなオーディット実施のためのノウハウを提供します。

3. QMS調査のポイント

サプライヤのQMS(品質管理システム)を効果的に調査するポイントと、確認すべき重要事項について具体的に解説しています。

目次

  1. サプライヤオーディットの目的と重要性
  2. サプライヤオーディット実施の規制要件
  3. オーディット計画の立て方
  4. アジェンダの作成方法
  5. サプライヤーへの連絡方法
  6. 具体的なチェックリスト
  7. QMS(品質管理システム)の調査ポイント
  8. ソフトウェア開発プロセスの確認事項
  9. テスト実施状況の確認方法
  10. オーディット報告書の作成方法
  11. サプライヤオーディット事例
  12. よくある課題と対応策

著者紹介

村山 浩一 氏

著者プロフィール

株式会社イーコンプライアンス 代表取締役 村山 浩一

主な略歴

1999年2月 日本アイ・ビー・エム株式会社 コンサルティング事業部 入社
NYのTWG(The Wilkerson Group)で製薬業界に特化したコンサルタントとして研修
製薬企業におけるプロセス リエンジニアリング担当
Computerized System Validation(CSV)、21 CFR Part11 コンサルティング

2001年7月 IBM認定主幹コンサルタント
アイビーエム・ビジネスコンサルティングサービス株式会社へ出向
マネージング・コンサルタント

2004年7月 日本アイ・ビー・エム株式会社 退社し、現在に至る。

関連の活動など

– 日本PDA 第9回年会併催シンポジウム 21 CFR Part 11その現状と展望
– 日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 基礎研究部会主催(東京)
– 東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座などにて多数講演。など

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