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(11/25)【ビデオ・VOD収録企画のため特別価格!!】医療機器プロセスバリデーション入門セミナー

📅 開催日時:2025年11月25日(火)13:00~15:00

💻 開催方法:Live配信(Zoom使用)

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受講料(税込)

LIVE配信
¥11,000

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質疑応答にも参加可能

ビデオ・VOD
¥66,000

2025年12月1日(月)発売予定
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講演要旨

第1部:プロセスバリデーションの基礎概念

医療機器製造におけるプロセスバリデーションの基本概念を効率的に理解するため、要点を絞って解説します。特に「結果を事後検査で完全に検証できないプロセス」(特殊工程)の識別方法、滅菌、溶接、成形、接着などの具体例を通じて、なぜバリデーションが必要なのかを明確にします。

ISO 13485:2016の7.5.2項、FDA 21 CFR Part 820.75、PMDA通知の要求事項について、AIツールを使って効率的に情報収集・整理する方法も併せて紹介し、規制要求の全体像を短時間で把握できるアプローチを提示します。

第2部:AI活用によるバリデーション文書作成の基礎

生成AI(ChatGPT、Claude)と検索系AI(Perplexity)を医療機器プロセスバリデーション業務に活用する具体的方法を解説します。各AIツールの特徴と使い分け、医療機器規制に特化した効果的なプロンプトの作成方法を学びます。

特に重要なのは、AIを「文書作成の補助ツール」として位置付け、最終的な技術判断と責任は人間が持つという原則です。FDA 21 CFR Part 11、ISO 13485の文書管理要求事項を満たしながら、AIを活用する実践的なワークフローを提案します。また、機密情報の取り扱い、生成内容の技術的妥当性検証、規制要求との整合性確認など、リスク管理の観点からの留意点も詳しく説明します。

第3部:【実演】AIを活用した文書作成実践

実際の画面を投影しながら、以下の文書作成プロセスを実演します。

  • 実演1:プロセスバリデーション計画書の作成(10分)
    ChatGPT/Claudeを使用して、EOG滅菌プロセスのバリデーション計画書を作成します。製品情報、プロセスパラメータ、サンプリング計画などの基本情報を入力し、ISO 11135の要求事項に準拠した計画書のドラフトを生成。その後、生成された内容の技術的レビューポイントを解説します。
  • 実演2:IQ/OQ/PQプロトコルの効率的作成(10分)
    射出成形機のバリデーションを例に、IQチェックリスト(設置環境、ユーティリティ確認)、OQテスト項目(動作範囲、アラーム機能)、PQ実施手順(連続運転、プロセス能力評価)を段階的に作成。Perplexityを使って最新のFDAガイダンスや業界標準を参照しながら、包括的なプロトコルを構築する方法を実演します。
  • 実演3:バリデーション報告書テンプレートの生成(10分)
    実施済みバリデーションデータをもとに、エグゼクティブサマリー、方法、結果、逸脱事項、結論を含む報告書を作成。データの可視化提案、統計解析結果の解釈文章、規制要求事項への適合性記述など、AIが特に有効な部分を重点的に実演します。

第4部:実装のポイントとQ&A

AI活用の成功事例と失敗事例を紹介し、組織への導入時の課題と解決策を議論します。特に重要なのは、AI生成文書の品質保証プロセスの確立です。技術的正確性の検証、規制要求との整合性確認、社内レビュープロセスへの組み込み方法を具体的に提案します。

また、知的財産権の保護、データセキュリティ、AIツール利用ガイドラインの策定など、ガバナンス面での考慮事項も解説。最後に、参加者からの質問に答えながら、各社の状況に応じた導入アプローチを検討します。

医療機器製造における品質保証の10の重要ポイント

01
「特殊工程」の見極め方

「製品を破壊しないと品質確認できない」「外観検査では内部品質が保証できない」プロセスを確実に識別できるようになることが第一歩です。

02
文書化の重要性と効率化

リスクベースアプローチを採用することで、重要度に応じた文書管理が可能です。クリティカルパラメータの特定方法と、それに基づく文書化レベルの決定方法を身につけることが重要です。

03
統計的根拠の理解

「なぜ3ロット・3回なのか」という質問に答えられることが重要です。統計的な信頼度・信頼性の概念を理解し、自社製品のリスクレベルに応じた適切なサンプリング計画を立案できる能力が求められます。

04
変更管理との連携

製造条件、設備、材料の変更時における再バリデーションの要否判断と、その判断根拠を明確に文書化する仕組みの構築が長期的な品質保証には不可欠です。

05
グローバル対応の視点

FDA、CE、NMPA(中国)、MFDS(韓国)など、各国規制への対応を最初から考慮したバリデーション戦略を立てることで、将来的な海外展開時の手戻りを防ぐことができます。

06
AIプロンプトの構造化

効果的なプロンプト作成には「役割設定」「コンテキスト提供」「具体的な指示」「出力形式の指定」の4要素が重要です。明確な指示を与えることで、より実用的な出力が得られます。

07
規制情報の最新性確保

Perplexityの強みは、検索結果に出典が明記されることです。FDA、ISO、PMDAの最新ガイダンス、Warning Letter、業界のベストプラクティスを効率的に収集し、常に最新の規制要求に基づいた文書作成が可能になります。

08
ハイブリッドアプローチの実践

「AI生成→人間レビュー→AI改善→最終確認」のサイクルを確立することが成功の鍵です。特に、リスクアセスメント、合否判定基準の設定、逸脱時の影響評価など、技術的判断が必要な部分では、最終判断は必ず専門家が行う体制を構築します。

09
テンプレート化とナレッジ蓄積

一度作成した高品質なプロンプトやテンプレートは、組織の資産として蓄積・共有することが重要です。プロセスごとに最適化されたプロンプトライブラリを構築することで、組織全体の生産性が向上します。

10
コンプライアンスとAI活用の両立

FDA CSA(Computer Software Assurance)の考え方を応用し、AIツール使用時のリスクベースアプローチを確立します。文書の重要度に応じた検証レベルを設定することで、規制要求を満たしながら業務効率化を実現できます。

講師紹介

村山 浩一

村山 浩一

株式会社イーコンプライアンス 代表取締役

実績とExpertise

長年にわたり医薬品・医療機器産業のコンプライアンス支援に携わり、500社以上の企業を支援してきた豊富な実績を持ちます。最新のAI技術への深い知見と、規制対応の実務経験を融合させ、本当に使えるAI活用方法を具体的にお伝えします。

主な経歴

  • 1986年4月 日本ディジタルイクイップメント株式会社(日本DEC)ソフトウェアサービス部 入社。GCP管理システム、症例データ管理システム企画・開発担当
  • 1999年2月 日本アイ・ビー・エム株式会社 コンサルティング事業部 入社。NYのTWG(The Wilkerson Group)で製薬業界に特化したコンサルタントとして研修
  • 2001年7月 IBM認定主幹コンサルタント。アイビーエム・ビジネスコンサルティングサービス株式会社へ出向 マネージング・コンサルタント
  • 2004年8月 有限会社イーコンプライアンス 入社
  • 2005年2月 同 代表取締役
  • 2006年6月 株式会社に改組

主な講演・活動実績

  • 日本PDA 第9回年会併催シンポジウム「21 CFR Part 11その現状と展望」
  • 日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 基礎研究部会主催(東京)
  • 東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座
  • 2023年5月17日 日本製薬工業協会・品質委員会・GMP部会「【超入門】コンピュータバリデーション」
  • 2023年2月28日 日本臨床検査薬協会 第27回 品質システム勉強会「電子記録・電名運用上の留意点」
  • その他、多数の講演実績あり

セミナーアジェンダ

オープニング

  • セミナーの目的と到達目標
  • 従来手法とAI活用手法の比較
  • 使用するAIツールの紹介

第1部:プロセスバリデーションの基礎概念

  • プロセスバリデーションとは何か
  • 医療機器規制における位置づけ
  • ISO 13485、FDA要求事項の要点整理
  • バリデーションとベリフィケーションの違い

第2部:AI活用によるバリデーション文書作成の基礎

  • ChatGPT/Claudeの医療機器分野での活用方法
  • Perplexityによる規制情報・ガイダンスの効率的検索
  • プロンプトエンジニアリングの基本
  • AIツール使用時のリスクと留意点

休憩(10分)

第3部:【実演】AIを活用した文書作成実践

  • 実演1 プロセスバリデーション計画書の作成(10分)
  • 実演2 IQ/OQ/PQプロトコルの効率的作成(10分)
  • 実演3 バリデーション報告書テンプレートの生成(10分)

第4部:実装のポイントとQ&A

  • AI生成文書の品質保証とレビューポイント
  • 社内導入時の注意事項とガバナンス
  • 質疑応答・総括

⏱️ 総時間:2時間(休憩10分含む)

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