晶析操作の基礎と結晶粒子群特性の制御
晶析操作の基礎と結晶粒子群特性の制御
結晶化現象、粒子群の特性が決まる要因と制御手法・作り分けなど。
化学工学の視点で基礎から実践的な戦略まで解説。
2025年12月16日(火)
10:30~16:30
セミナー概要
所望の製品品質や生産効率の実現に向けて、晶析操作の基礎的事項と基本的な考え方、結晶粒子群特性の制御と作り分けについて、化学工学の視点で解説します。
もともと晶析とは異なる専門分野がバックグラウンドで晶析操作の基礎事項、基本的な考え方がよくわからないが必要に駆られて学びたいという方にも分かりやすいように、結晶化現象を化学工学の視点で捉えて利用する晶析操作の基礎的事項および基本的な考え方を紹介、説明します。続いて、結晶粒子群の特性が決まる要因と制御手法について、演者の知見を紹介・説明します。
開催要項
日時
【会場受講】
2025年12月16日(火) 10:30~16:30
【Live配信】
2025年12月16日(火) 10:30~16:30
会場
【会場受講】
東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第3講習室
受講料
特別キャンペーン【1名受講限定】
定価:本体40,000円+税4,000円
E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
※1名様で受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【特別キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
プログラム
1.はじめに
2.基礎編
2.1 結晶化現象
- 2.1.1 結晶析出、結晶化現象
- 2.1.2 核化、成長、推進力、過飽和、溶解度曲線
- 2.1.3 相図(状態図)の見方、相図と晶析操作(過飽和操作)
2.2 粒子群特性
- 2.2.1 平均粒径、粒径分布
- 2.2.2 結晶形(多形、溶媒和物、塩、共結晶等)
- 2.2.3 粒子形状、結晶形態
- 2.2.4 粒子群特性が決まる要因
- 2.2.5 各種特性の評価方法(平均粒径、粒径分布、多形)
3.実践編:特性制御の考え方(事例紹介)
- 3.1 平均粒径・粒径分布の制御と作り分け
- 3.2 結晶形の制御と作り分け
- 3.3 結晶形態制御
- 3.4 凝集等について
- 3.5 小まとめ:操作の工夫、装置の工夫
- 3.6 実践的な晶析操作でのトラブル(スケール形成やオイルアウトなど)
4.まとめ:現在の晶析操作の体系と今後の展望
質疑応答
受講対象
晶析に関連する2成分系(単純共晶系等)~4成分系の相図の見方、晶析操作での相図の活用方法(過飽和度、析出量計算等)、過飽和操作設計、結晶化現象、結晶粒子群特性との関係の基本的な考え方、結晶粒子群特性の制御のための操作および装置の工夫の考え方などを想定しています。
必要な予備知識
平衡論、速度論という考え方を知っておくとよいかもしれません。また、多くは高校で扱う数学程度までの知識ですが、説明の中で多少、数式、数学が出てくると思います。
講師紹介
株式会社木本プロセスエンジニアリング 代表取締役 木本 正樹 氏
専門:晶析操作
経歴:東京農工大学工学府応用化学専攻システム化学工学専修修了
学部生の頃から晶析の研究室に所属していました。
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お問い合わせ
株式会社イーコンプライアンス 丁田
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102