伝熱の基礎と材料内部の伝熱メカニズム、熱物性の制御 【断熱材を例にやさしく解説】
伝熱の基礎と材料内部の伝熱メカニズム、熱物性の制御
【断熱材を例にやさしく解説】
分かりづらい熱伝導、対流伝熱、ふく射伝熱を日常生活の中で利用される伝熱制御を例に基礎から解説
断熱材料の熱伝導率制御、熱物性値の推定方法についても言及
開催日時
【Live配信】
2025年12月11日(木)
10:30~16:30
【アーカイブ配信】
2026年1月8日(木)まで受付
(視聴期間:1/8~1/22)
受講料
55,000円(税込)
E-Mail案内登録価格:52,250円
2名同時申込みで1名分無料!
2名で55,000円
配信形式
Live配信 or
アーカイブ配信の選択受講
Zoomによる配信
PDFデータ配布(印刷可)
講師紹介
静岡大学 工学部 准教授
小川 雄一 氏
研究内容
- 高性能断熱材の開発・性能評価
- 潜熱蓄熱技術の基礎と応用
- 熱物性の能動制御に関する研究
- その他エネルギー有効利用に関する研究
執筆書籍
- 冷凍空調便覧(基礎編)−氷蓄熱−(分担執筆)日本冷凍空調学会
- 多孔体の精密制御と機能・物性評価(分担執筆)S&T出版
セミナー概要
伝熱現象は工学分野において極めて重要な役割を担っていますが、熱伝導、対流、ふく射といった基本的なメカニズムの理解は容易ではありません。本セミナーでは、これらの複雑な伝熱現象を日常生活での具体例を交えながら、基礎から丁寧に解説いたします。
セミナー後半では、断熱材内部の伝熱機構を基礎的事項の応用として紹介し、これらの基礎事項を材料の構造によってどのように考慮し、どんな点に注意する必要があるのか解説を加えるとともに、前半の基礎的知識を活かして材料の熱物性値を推定するための計算モデルを視覚的にわかりやすい形で紹介いたします。さらに熱物性の制御についても言及いたします。
対象者
研究開発や工場内での熱エネルギーの扱い(断熱・放熱・制御方法)のために伝熱基礎知識が必要だと感じている技術者の方が対象となります。
工学の基礎知識があることが望ましいですが、式の部分をできるだけ簡略化して解説しますので、現場で多少の経験があれば十分理解できるものと思われます。
得られる知識
伝熱の基礎(伝導、対流、ふく射)と実際の現象との関連性が理解できる
種々の材料内部の伝熱機構の基礎が理解できる
熱制御の基本としてどんな現象が大事なのか、その現象が幅広い分野でどのように利用されるのかを理解できる
プログラム
1. はじめに
2. 実際例から理解する基本的伝熱機構
- 2.1 伝導の基礎と実際例など
- 2.2 対流の基礎と実際例など
- 2.3 ふく射の基礎と実際例など
3. 伝熱において重要な熱物性値いろいろ
4. 熱物性と緒現象との関わり
5. 多孔質材料の伝熱機構
- 5.1 熱伝導率の推算、計算モデル
- 5.2 ふく射伝熱機構とその影響・制御
6. 多層材
- 6.1 簡易実験法と計算モデル
- 6.2 ふく射伝熱機構とその影響・制御
- 6.3 計算モデルの応用(表面物性、内部温度分布の推測など)
7. 機能性材料に関する考察と提案
8. まとめ
□ 質疑応答 □
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この機会に伝熱の基礎をしっかり学び、実務に活かしませんか?
セミナーキーワード
熱伝導
対流
ふく射
断熱材
熱物性
多孔質材料
熱制御
エネルギー有効利用
熱伝導率
注意事項
- 講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
- 開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
- 配布資料はPDFデータ(印刷可・編集不可)となります。
- Live配信受講は開催2日前を目安にマイページよりダウンロード可となります。
- アーカイブ配信受講はLive配信開講日からダウンロード可となります。