熱可塑性エラストマーの総合知識
熱可塑性エラストマーの
総合知識
スチレン系、オレフィン系、ウレタン系、エステル系、アミド系…etc.
様々なTPEの基本特性と選定・設計指針の理解、実用時のトラブル対策、市場動向・技術トレンド
こんな課題はありませんか?
TPEの種類が多すぎて選べない
スチレン系、オレフィン系など様々なTPEがあり、どれを選べばよいかわからない
ゴムからの置き換えに失敗
従来のゴムをTPEに置き換えたいが、特性の違いが理解できていない
成形時のトラブルが多発
TPEの成形加工で予期せぬトラブルが発生し、対策方法がわからない
本セミナーで得られること
熱可塑性エラストマー(TPE)はゴムの特性と熱可塑性プラスチックの成形性を併せ持つ注目されている素材であり、幅広い分野で応用が進んでいます。従来のゴムと比べて加硫工程が不要であり、成形加工性・リサイクル性に優れ、軽量である点が評価されています。基礎から解説しますので、予備知識なくご参加頂けます。
セミナーの目標
総合的な知識の習得
熱可塑性エラストマーに関する総合的な知識を得ることができる
適切な材料選定
目的に応じて適切な熱可塑性エラストマーを選定して、製品設計をおこなうことができる
材料設計の実践
必要に応じて材料設計をおこなうことができる
成形と評価
成形および評価をおこなうことができる
こんな方におすすめ
💡 特長
普段化学に接しておられない方でもご理解いただけるよう、熱可塑性エラストマーを理解するためのベースとなる高分子の基礎に関してもご紹介します。また、実用時に起こり得るトラブルについても例を紹介し、確実な製品設計に進んでいただけるよう考慮しています。
講師紹介
平野 康雄 氏
神戸技術オフィス 代表
専門分野
高分子材料、特に熱可塑性エラストマーの分野で豊富な知見と実務経験を持つ。材料選定から製品設計、成形加工、トラブルシューティングまで、実践的な技術指導に定評がある。
プログラム詳細
1. 熱可塑性エラストマーの基礎
- はじめに
- 熱可塑性エラストマー(TPE)とは
- TPEの成分と構造
- TPEの熱的性質
- TPEの歴史
- 製造、特性、加工を理解するための基礎
- TPEの分類
2. 熱可塑性エラストマー各論
- スチレン系TPE
- オレフィン系TPE
- ブレンド系
- TPV(動的加硫)系
- ウレタン系TPE
- エステル系TPE
- アミド系TPE
- その他のTPE
3. 熱可塑性エラストマーの選定・設計・成形
- TPE選定の考え方
- TPEの評価方法と特性比較
- TPEの設計
- 設計の考え方
- 設計例
- ゴムの置き換え
- TPEとゴムの特性比較
- 置き換え例
- TPEの成形
- 押出成形
- 射出成形
4. 熱可塑性エラストマー実用時に起こりうるトラブルとその対策
実用時に起こり得るトラブルについて具体例を紹介し、確実な製品設計に進んでいただけるよう解説します。
5. 熱可塑性エラストマーの最新動向
- 市場動向
- 技術トレンド
質疑応答
講義終了後、質疑応答の時間を設けております。TPEに関する疑問点や現場での課題について、講師に直接ご質問いただけます。
開催概要
ライブ配信形式
E-Mail案内登録価格:52,250円(税込)
早期申込割引:35,200円(税込)
※11月30日までの1名申込み限定
テレワーク応援:44,000円(税込)
※12月1日以降の1名申込み
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可
2名で55,000円(2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり27,500円)
注意事項
- 講義中の録音・撮影はご遠慮ください
- 開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます
お問い合わせ
株式会社イーコンプレス
担当:丁田
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102