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Beyond 5G時代に求められる 低誘電・低損失材料の技術・開発動向






Beyond 5G時代に求められる低誘電・低損失材料の技術・開発動向 | セミナー

Live配信セミナー 全4講演

Beyond 5G時代に求められる
低誘電・低損失材料の技術・開発動向

液晶ポリマー(LCP)から芳香族ビニル系材料、ポリブタジエン、SBS類まで

業界トップ企業・研究機関の専門家4名による最新技術解説

2026年2月16日(月) 9:55~16:40
オンライン配信(Zoom)

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このセミナーの特徴

📡

最新技術動向を網羅

Beyond 5G/6G時代の高周波通信に必要な低誘電・低損失材料技術を4つの視点から解説

🏢

業界トップ講師陣

エポキシ樹脂技術協会会長、ポリプラスチックス、日本曹達など第一線の専門家が登壇

🔬

実践的な材料設計

LCP、PPE、マレイミド、ポリブタジエンなど具体的な材料開発事例を詳細解説

セミナー概要

Beyond 5G時代に求められる低誘電・低損失材料の技術・開発動向について、液晶ポリマー(LCP)から芳香族ビニル系材料、ポリブタジエン、SBS類の材料設計と開発動向までを、業界をリードする4名の専門家が詳細に解説します。

セミナーの目的

Beyond 5G/6G時代の高周波通信では、より大容量・高速な通信が可能になり、生成AIとの連携も大きく進みます。一方で、高周波数の使用により誘電損失が大きくなり、基板への熱蓄積が課題となります。本セミナーでは、これらの課題を解決する低誘電・低損失材料の最新技術・開発動向について詳細に解説し、関連業界の皆様の今後の事業に役立てていただくことを目的とします。

講師紹介

第1部

高橋 昭雄 氏

一般社団法人エポキシ樹脂技術協会 会長
岩手大学 客員教授
横浜市立大学 客員教授
博士(工学)

「低誘電/低損失高分子材料の技術・開発動向」

第2部

長永 昭宏 氏

ポリプラスチックス株式会社
研究開発センター

「低誘電・低損失化特性を活かした液晶ポリマー(LCP)の材料設計、技術・開発」

第3部

川辺 正直 氏

川辺高分子研究所 代表
工学博士

「5G/6G時代の高周波基板向け芳香族ビニル系低誘電損失材料の開発」

第4部

橋本 裕輝 氏

日本曹達株式会社
化学品事業部 新規事業開発部
博士(工学)

「ポリブタジエン、SBS類の低誘電特性とその応用」

詳細プログラム

第1部

10:00~12:00

低誘電/低損失高分子材料の技術・開発動向

高橋 昭雄 氏(エポキシ樹脂技術協会会長)

1. 変革が進む社会インフラと次世代半導体実装技術

DX、自動運転そして5G高度化を支えるエレクトロニクス実装技術

2. 半導体実装構造と高周波対応の材料技術

マザーボード用基板、パッケージ用基板、インターポーザ、封止材

3. 低誘電性マザーボード及びパッケージ基板材料
  • 3.1 ビスビニルフェニルエチレン(BVPE)樹脂と基板材への応用
  • 3.2 ポリフェニルエーテル(PPE)の展開状況
  • 3.3 エポキシ樹脂の低誘電率化、低誘電正接化
4. 低誘電性高分子新素材

マレイミド樹脂、トリアジン樹脂、DVB樹脂、SBS樹脂

5. 半導体素子を取り巻く環境とチップレット化と高分子材料
  • 5.1 チップレット化と要求されるインターポーザ及び封止材料
  • 5.2 再配線層(RDL)及びアンダーフィル材に要求される性能

第2部

12:50~13:50

低誘電・低損失化特性を活かした液晶ポリマー(LCP)の材料設計、技術・開発

長永 昭宏 氏(ポリプラスチックス株式会社)

優れた流動性と耐熱性、寸法精度から液晶ポリマーは通信用部品に幅広く使用されています。近年の高周波通信普及にあたり、市場で課題となるインピーダンス整合、伝送損失に対応するための新たなLCP樹脂材料の開発状況を紹介します。

1. 液晶ポリマーの特徴

2. 低誘電・高誘電材料開発状況

3. 低誘電損失材料開発状況

第3部

14:00~15:30

5G/6G時代の高周波基板向け芳香族ビニル系低誘電損失材料の開発

川辺 正直 氏(川辺高分子研究所)

1. プリント基板の高周波対応をめぐる技術動向
  • 1.1 5G通信システムの進化を支える電子機器の処理能力の向上
  • 1.2 データ伝送速度の向上とプリント配線板高速化の課題
2. 高周波基板材料に対する要求特性、評価技術と材料設計
  • 2.1 高速・高周波基板用材料に対する要求特性と技術トレンド
  • 2.2 信号劣化の要因と誘電特性(誘電率、誘電正接)
  • 2.3 低誘電損失材料の材料設計
  • 2.4 次世代通信インフラ向け基板材料の用途、要求特性
3. 高周波基板用部材及び材料の特性とその進歩
  • 3.1 低損失基板を構成するガラスクロスの特性とその進歩
  • 3.2 低損失基板を構成する銅箔の特性とその進歩
  • 3.3 低損失基板を構成するフィラー他の特性とその進歩
4. 低誘電材料の特性とその進歩
  • 4.1 熱硬化性PPE系樹脂
  • 4.2 マレイミド系樹脂
  • 4.3 シクロオレフィンポリマー系樹脂
  • 4.4 ポリオレフィン系樹脂
5. 低誘電材料の開発事例とその実際技術
  • 5.1 メタロセン触媒を使用した精密配位アニオン重合技術の開発
  • 5.2 精密カチオン重合による可溶性硬化型分岐ポリマーの合成
  • 5.3 可溶性硬化型分岐ポリマーによる高周波基板向け低誘電材料の材料設計・開発
  • 5.4 精密アニオン重合による末端官能基を有する分岐ポリマーの合成
  • 5.5 高速・高周波基板向け硬化型低誘電損失接着性材料の開発
6. まとめ

第4部

15:40~16:40

ポリブタジエン、SBS類の低誘電特性とその応用

橋本 裕輝 氏(日本曹達株式会社)

Beyond 5G時代の到来により、より大容量、高速通信が可能になり、生成AIとの連携も大きく進みます。一方で、高周波数の使用により誘電損失が大きくなり、CCLへの熱蓄積が課題になります。これまで、低誘電の追求と他のCCLに求められる特性とはトレードオフでしたが、効果的なポリブタジエン誘導体品が開発されてきました。発表ではそれらの材料及びそのフォーミュレーションについて解説します。

※各講演時間に質疑応答(5分程度)を設けます。

開催概要

日時

2026年2月16日(月)
9:55~16:40

9:55~10:00
接続確認・諸連絡

受講形式

Live配信
Webセミナー

視聴方法の詳細は
お申込み後にご案内

受講料(税込)

66,000円

定価:本体60,000円+税6,000円

主催

株式会社ジャパンマーケティングサーベイ

※請求書は主催会社より郵送

キャンセルポリシー

  • 開催日の11日前まで:無料キャンセル可
  • 開催日の10日以内:全額申し受けます

Beyond 5G/6G時代を見据えた材料技術を学ぶ

業界トップ企業・研究機関の専門家4名から最新の開発動向を直接学べる貴重な機会です

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株式会社イーコンプレス 丁田

〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102

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