シリコーン製品の企画・開発に向けた 材料・製品特性の理解と 顧客ニーズに対応する開発戦略
シリコーン製品の企画・開発に向けた
材料・製品特性の理解と顧客ニーズに対応する開発戦略
高機能化・顧客仕様化のトレンド
少量多品種の開発戦略
開催日
2026年2月25日(水)10:30~16:30
受講形式
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セミナーの特長
実践的ノウハウ
マーケティングから製品開発までを凝縮した1日セミナー
技術要素の解説
製品機能の付与・発現に係る要素と他分野への応用可能性
戦略的アプローチ
潜在ニーズに寄り添う製品ライン構築と用途開発誘発のポイント
セミナー概要
その多様な特性によって、応用分野も様々あり、重宝されているシリコーン材料。ユニークな特性を裏付ける背景や、製品機能の付与や発現に係る要素を含めながら、マーケティングから製品開発までのノウハウをぎゅっと凝縮した1日セミナーです。
柔軟性と戦略性が特に重要となる「少量多品種の典型例」であることに着目し、潜在ニーズに寄り添う製品ライン構築戦略や、新たな用途開発を誘発するポイントなどを解説します。
最近主力となっている高機能化や顧客仕様化のトレンドに合わせ、少量多品種の典型であるシリコーンのノウハウを技術内容に準拠して紹介します。これは多くのメーカーの技術開発や応用開発に適用可能です。
こんな方におすすめ
有機ゴムや樹脂組成物の研究開発に携わる技術者
ポリマーと粉体の混錬の制御、特性の改善に取り組む方
シリコーン製品を応用した製造工程に携わる技術者(建築・電気電子・化学・機械分野等)
有機系組成物(樹脂・ゴム)等の研究開発や生産技術担当者
講師紹介
技術士(化学部門)
【専門】
液状シリコーンゴム及び化学分析
【経歴・実績】
多品種少量生産の典型であるシリコーンの製造会社で研究開発・生産技術・マーケティング及び品質保証等に携わり、主に有機ケイ素化合物の合成や液状シリコーンゴムの製品開発を通じて建築・自動車・電気電子分野などを担当。
その間5年に亘りヨーロッパに駐在し、輸出製品に係る新規化学物質の登録や現地顧客に対する技術サービスやマーケティングで海外業務経験を積む。
その後塗料メーカーに転職し、液状ゴムの応用として海洋汚染の少ない無毒性防汚船底塗料の製品化と、造船鉄板用防錆塗料として、有機溶剤に換わる水ベース塗料の開発を担当。
また技術士事務所を設立し、化成品・分析会社で経営・製品開発などの業務支援を行いつつ、専門グループで事故原因究明を主眼とした鑑定業務を行っている。
プログラム
1.シリコーンとシリコン工業
- 1.1 シリコーンとシリコン工業
- 1.2 シリコーン化合物の特性
2.シリコーン製品の概略説明と応用分野
- 2.1 シラン化合物とシランカップリング剤
- 2.2 シリコーンオイル
- 2.3 シリコーンレジン
- 2.4 シリコーンコーティング剤
- 2.5 ミラブル型シリコーンゴム
- 2.6 液状シリコーンゴム
3.シリコーン製品の産業分野別要求特性と応用
- 3.1 電気電子、事務機器、輸送機器分野
- 3.2 建築・土木分野
- 3.3 化学・プラスチック・繊維分野
- 3.4 その他の工業分野
4.少量多品種工業のマーケティングと製品開発及び生産対応
- 4.1 顧客対応型製品と一般汎用製品
- 4.2 連続生産設備と回分生産方式の取り合わせ
5.機能と特性をもたらす技術要素開発と応用
- 5.1 技術要素の探索と管理
- 5.2 高機能化製品開発と効率化
□ 質疑応答 □
学べる内容
シリコーン製品の概略説明とユニークな特性を裏付ける背景技術の解説
適切な応用のポイントを理解
製品特性と応用分野や使用法のマッチング
産業分野別の要求特性を把握
製品の機能的特性の付与や発現に係る技術要素の概説
他分野の研究開発への応用可能性
少量多品種業態のマーケティングから製品開発までのノウハウ
実践的な開発戦略を習得
特性・用途のマトリックス設計と待伏せ的製品ライン構築戦略
戦略的な製品企画手法
顧客による次期用途開発を誘発する「自己増殖製品」の開発
持続的成長のためのポイント
受講料
通常受講
(税込)
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格
(税込)
本体47,500円+税4,750円
2名同時申込み
(2名で/1名分無料)
1名あたり27,500円
※2名ともE-Mail案内登録必須
早期割引あり(1名受講の場合)
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