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【防水設計〈初級+中級編〉】 電子機器における防水設計の基礎と応用設計・不具合対策






電子機器における防水設計の基礎と応用設計・実践テクニック 2か月連続セミナー | 株式会社イーコンプレス

2か月連続セミナー

電子機器における
防水設計の基礎と応用設計・実践テクニック

基礎から実践的な設計手法、試験・評価、不具合対策、テクニックまでを学ぶ2回講座
【初級+中級編:1/15】 【上級編:2/25】

実務経験豊富な講師が解説!防水設計の基本から応用設計・コツ・高度なテクニックまで。

開催日時

【初級+中級編】
2026年1月15日(木)10:30~16:30

【上級編】
2026年2月25日(水)13:00~16:30

受講料(税込)

2日間セット:82,500円
E-Mail案内登録価格:78,320円

※どちらか一方のみの受講も可能です

受講形式

ZoomによるLive配信
アーカイブ視聴可能(終了翌営業日から10日間)

配布資料

PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前よりマイページからダウンロード可

こんな方におすすめ

  • 電子機器の防水設計に初めて取り組む方
  • 防水規格(IPX試験)の基礎を体系的に学びたい方
  • ガスケット・パッキン・Oリングなど止水部品の設計方法を習得したい方
  • 防水筐体の放熱設計とCAE活用法を知りたい方
  • エアリーク試験の設定方法と不具合対策を学びたい方
  • 実践的な防水設計のテクニックとコツを身につけたい方

セミナーの特徴

📱

スマートフォン開発の実践知識

富士通でのモバイルフォン開発経験を基に、実際の製品開発で培われた防水設計ノウハウを伝授

🔧

基礎から応用まで体系的に学習

防水規格の基礎から、詳細設計、CAE活用、不具合対策まで、2日間で完全マスター

💡

実践的なテクニック満載

ゲル防水の適用方法、浸水・エアリーク対処法など、現場で即活用できる実践テクニックを解説

📊

CAEを活用した設計手法

防水計算からCAEシミュレーションまで、効率的な設計プロセスを習得

講師紹介

神上コーポレーション株式会社 代表取締役CEO
合同会社Gallop CTO兼務

専門:機構設計、材料/構造アナリスト

経歴

  • 2002年~2014年 富士通株式会社
    モバイルフォン事業部 機種開発チーム、CAE共通チーム、組立(VPS)共通チーム
  • 2014年~2018年 共同技研化学株式会社
    技術開発次長、品質管理次長、ラジカルプロダクト部(技術営業)次長
  • 2018年~ 神上コーポレーション株式会社 代表取締役CEO
  • 2022年~ 合同会社Gallop CTO兼務

プログラム

【初級+中級編】2026年1月15日(木)10:30~16:30
電子機器における防水設計の基礎と応用設計・不具合対策

1. 電子機器と防水規格

  • 1.1 電子機器と防水性
  • 1.2 防水規格(防塵規格)&IPX試験の様子
  • 1.3 防水規格別の製品群
  • 1.4 防水規格別の試験設備
  • 1.5 防水規格を得るには

2. 電子機器の防水構造設計の検討方法

  • 2.1 筐体設計
  • 2.2 キャップ・カバー設計
  • 2.3 防水膜・音響部
  • 2.4 スイッチ
  • 2.5 防水モジュール(USB、スピーカーなど)

3. 止水部品の設計

  • 3.1 ガスケット、パッキン(一体型、ゲル使用)
  • 3.2 Oリング(参照値と実使用)
  • 3.3 防水両面テープ・接着剤
  • 3.4 防水ネジ

4. 防水筐体の放熱設計

  • 4.1 なぜ放熱を考えるのか(密閉筐体による放熱特性の低下など)
  • 4.2 放熱の3形態と熱伝導
  • 4.3 低温火傷を回避するコツ
  • 4.4 放熱材料の種類と選択方法
  • 4.5 費用対効果を考慮した放熱設計

5. 防水計算とCAEを用いた防水設計

  • 5.1 ガスケット・パッキン止水と隙間の確認
  • 5.2 両面テープ 濡れ性
  • 5.3 スイッチの押し感(クリアランス⇔干渉)
  • 5.4 放熱シミュレーション

6. エアリーク試験の設定と対策方法

  • 6.1 エアリークテストの原理と測定方式(JIS Z 2330:2012)
  • 6.2 エアリークテストの方法と閾値設定の考え方
  • 6.3 エアリークの原因解明と対策実施例
  • 6.4 エアリーク試験機の種類と代表的な機器

7. 防水設計の不具合例と対策

  • 7.1 ガスケット設計と外観不具合
  • 7.2 防水テープクリープ現象
  • 7.3 防水膜のビビリ音
  • 7.4 防水キャップ/カバーの操作感度

8. 技術紹介・まとめ

  • 8.1 TOM
  • 8.2 撥水コーティング、ポッティング
  • 8.3 防水テープ
  • 8.4 防水膜
  • 8.5 防水ネジ
  • 8.6 TRI SYSTEM(筐体接合技術)
  • 8.7 設計支援:一気通貫開発/フロントローディングプロセスの提案

【上級編】2026年2月25日(水)13:00~16:30
電子機器における防水構造の詳細設計と実践テクニック

1. 防水設計 設計値事例

  • 1.1 シール溝 ガスケット/パッキン 設計指南
    • 1.1.1 防水設計:圧縮率/充填率 等
    • 1.1.2 組立設計:挿入性、位置決め
    • 1.1.3 その他の影響確認
  • 1.2 シール面 両面テープ/接着剤/シール材
    • 1.2.1 防水仕様:テープ設計/接着剤設計
    • 1.2.2 組立設計:設置、位置決め
    • 1.2.3 その他の影響確認
  • 1.3 グロメット防水
  • 1.4 超テク:ゲル防水
    • 1.4.1 部品一体型
    • 1.4.2 フィルム一体型
    • 1.4.3 ゲル単体
  • 1.5 その他
    • 1.5.1 起伏部設計(2.5D)
    • 1.5.2 異種材インサート成形時の設計

2. 塗布:シール材/硬化ガスケット、接着

  • 2.1 シール材/ポッティング
  • 2.2 熱硬化/UV硬化 ソフトガスケット
  • 2.3 接着剤

3. 不具合事例/解決

  • 3.1 キャップエアリークNG事例
  • 3.2 パネル(テープ防水)時の注意点とNG事例
  • 3.3 Oリング防水の注意点とNG事例
  • 3.4 シートガスケット時の注意点

4. まとめ

なぜ今、防水設計が重要なのか

現代の電子機器において、防水機能はもはや特別な付加価値ではなく、必須の基本機能となっています。特にスマートフォンでは全機種が防水対応となり、次世代の電子機器にも防水機能が標準装備される時代が到来しています。

品質・信頼性の向上

電子基板の保護が強化され、故障率が劇的に低下

IoT/ICT機器の普及

革新的な防水設計の重要性がますます増加

競争力の確保

防水設計の確固たる知識と技術が必須に

特別割引制度

2名同時申込割引

E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料!
2名で82,500円(1名あたり41,250円)

早期申込割引

開催月の2ヵ月前の月末までのお申込みで特別価格
定価/E-mail案内登録価格ともに:本体55,000円+税5,500円

アーカイブ視聴

Live受講に加えて、アーカイブでも視聴可能
視聴期間:終了翌営業日から10日間

お問い合わせ

株式会社イーコンプレス   丁田

〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102

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