【オンデマンド配信】GMP違反とヒューマンエラーに対する教育訓練の考え方とQA視点による抑制・防止対策事例 ―教育訓練の効果確認とポカヨケ対策例/悪いGMP手順書例―
【オンデマンド配信】視聴期間:申込日から10営業日
GMP違反とヒューマンエラーに対する
教育訓練の考え方と
QA視点による抑制・防止対策事例
~技能とともにモラルを備え持つ従業員の育成のためにすべきこと~
教育訓練の効果確認とポカヨケ対策例/悪いGMP手順書例
視聴期限
2026年3月30日(月)まで
視聴時間
約4時間30分
視聴期間
申込日から10営業日
受講料
55,000円(税込)
E-Mail案内登録価格:52,250円
セミナー概要
人は誤りをおかすものであり、絶対に間違えない人はいない。GMPの三原則では、その観点から対応策を想定すべきであるとされている(リスクマネジメント)。しかし、人は弱いものであることも事実である。窮地に追いやられたときに、その人がどのように振舞えるのかで、その本質を伺うことができる。
近年の不正問題では、組織構築や企業風土の欠陥が指摘されており、クオリティーカルチャー(品質文化)の醸成の重要性が唱えられている。本講演では、不正とヒューマンエラー、それぞれに対する教育訓練の考え方を示すとともに、様々な状況を想定した教育訓練により、技能とともにモラルを備え持つ従業員の育成についても解説する。
このセミナーで得られる知識
不正とエラーの違い
不正(違反)とヒューマンエラーの本質的な違いを理解し、それぞれに適した対策を学びます
不正対策の実践
不正がどこに潜んでいるか、どのように防止するかの実践的な対策を習得します
品質文化の醸成
クオリティーカルチャー(品質文化)の基本的な考え方と実践方法を理解します
ヒューマンエラー対策
ヒューマンエラーを防止するポカヨケ対策の具体例を学びます
教育訓練の効果確認
GMP教育の基本要素と効果的な評価方法、認定制度について習得します
文書管理のポイント
GMP文書・記録の適切な管理方法とデータインテグリティ対応を理解します
プログラム内容
【不正(違反)対策】
1. 不正(違反)とエラーの違い
2. 不正(違反)とは
- 不正(違反)の定義
- 行政処分(業務改善命令/業務停止命令)
- 顕在化した違反の例(異種業界も)
- コンプライアンスとは
3. 不正(違反)はどこに潜んでいるか
- 不正と不備
- 腐ったリンゴ
- なぜ不正は起こるのか
- 不正のトライアングル
- 企業風土
4. クオリティーカルチャー(品質文化)
- クオリティーカルチャーの基本的な考え方
- 不適切な事例
- 理想的な姿を考えよう
- このような時、あなたはどうしますか?
- ルールとモラルの違い
5. GMP違反とは
- GMP違反に対する認識
- 過去の不正製造問題
- 最近の不正製造問題
- 違反事例から学ぶこと
- 近年の品質問題事例整理
- 不正は様々なステージで
6. GMP違反を起こさせないために
- 3つの原則
- コンプライアンス教育①
- 抑止力②
- GMPを理解すること③
- 日本の薬事関連法体系
- GMPの生い立ち
- GMP:まずはこれ!
- GMPソフト/ハードとは
- GMPの三原則
【ヒューマンエラー対策】
7. GMP教育の基本要素
- ヒューマンエラーとは
- ヒューマンエラーの事例
- ヒューマンエラー対策の例
- システムでヒューマンエラーを防止する
- ポカヨケ対策の例
- 文書・記録の管理
- 文書・記録に関する注意点
- 文書管理のポイント
- GMP文書の識別
- 最新版管理
- 配付先管理
- GMP文書の廃棄(紙文書)
- GMP文書の保管と保存
- 悪いGMP手順書の例
- GMPにおける記録記入のポイント
- 訂正方法のポイント
- 印鑑かサインか
- データ品質とインテグリティを保証するシステム設計
- データインテグリティ
- 文書・記録の不備事項の指摘傾向
- GMP調査での指摘事項公表
8. 教育訓練の効果確認と認定制度
- GMP省令の要求事項
- 教育効果の確認方法
- 教育の有効性の評価(FDA)
- 認定制度とスキルアップ計画
9. 不正(違反)に対する行政動向
- 行政による立入検査の手法の見直し(無通告査察)
- 無通告立入検査の徹底強化
- 無通告立入検査の徹底強化(更新)
- 無通告査察で見えてきたもの
- GMP監査マニュアル
- マニュアル作成の背景
- 要注意工場の指定
講師への質問はテキスト末尾記載の連絡先にて受付
講師紹介
新井 一彦 氏
C&J 代表
主な研究・業務
- GQP/GMPにおける品質保証業務全般
- 国内・海外製造所のGMP監査、PMDAによるGMP適合性調査同行及び対応
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お問い合わせ
株式会社イーコンプレス 丁田
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102