ポリマー・高分子材料の重合、製造におけるスケールアップの考え方と実際
セミナー概要
実験室やラボレベルで合成・開発したポリマー材料・製品を実用化・工業化するためのスケールアップ技術を体系的に解説するセミナーです。材料開発研究とスケールアップ研究の違いに関する基礎的な考え方から、具体的な重合反応プロセスの設計のための実験計画の策定法、重点的に採取すべきエンジニアリング関係データの内容まで、実例を交えて解説します。
工業化にともなうスケールアップの段階で生じやすいトラブルについて、実例や対応策も解説。重合反応の「相」、重合反応槽の設計と操作、溶媒の回収・精製、モノマーの精製、ポリマー回収、脱モノマーと脱触媒、ポリマー乾燥・造粒・分級、排水・廃ガス処理まで網羅的に学べます。
対象者
- 樹脂・ゴム材料開発技術者
- 樹脂・ゴム材料製造技術者
- プラント建設企画部の技術者
習得できる知識
- 重合反応の基礎理論
- 重合反応槽のスケールアップの考え方
- 周辺設備の設計との関連知識
- ビーカー/ベンチ/パイロット実験の特性と目的
- スケールアップ研究実験計画の策定法
プログラム
- 重合反応の「相」について(溶液重合・バルク重合・乳化重合・懸濁重合・気相重合)
- 重合反応プロセスの工学的性格
- ポリマー製造プロセスの概要(プロセスフロー・機器と単位操作)
- 重合反応槽の設計と操作(反応機構・撹拌・除熱・安定化)
- プロセス各部の設計と操作(溶媒回収・モノマー精製・ポリマー回収・乾燥・排水処理)
- プロセスの安定・定常操作と品質管理
- スケールアップの考え方
- プロセス流体の基礎物性(原料系・重合体・重合反応系)
- 化学工学実験(ラボ/ベンチ/パイロット各スケール検討)
- 生産設備設計のための調査と投資採算性
講師
今井 昭夫 氏(テクノリエゾン事務所 代表)
高分子学会フェロー。元住友化学(株)理事研究所長、元日本エイアンドエル(株)代表取締役社長。専門は高分子合成、ポリマーアロイ材料設計、製造プロセス設計。
開催情報
- 開催日時
- 2026年2月25日(水)10:30~16:30
- アーカイブ
- 2026年3月12日(木)~3月26日(木)
- 受講料
- 55,000円(税込)※2名同時申込で1名無料
- 形式
- ライブ配信(Zoom)/ アーカイブ配信
- 主催
- サイエンス&テクノロジー
- 配布資料
- PDFデータ(印刷可・編集不可)