≪高分子フィルムの材料設計と成形技術の連携強化≫ 押出・延伸・冷却による構造制御と 可視化・解析による機能発現の最適化
高分子フィルム, 材料設計, 成形技術, レオロジー, 押出成形, 延伸成形
≪高分子フィルムの材料設計と成形技術の連携強化≫
押出・延伸・冷却による構造制御と可視化・解析による機能発現の最適化
📅 2025年9月25日(木)10:00~17:00
セミナー概要
材料設計者が意図した特性を活かし、成形技術者が求める加工安定性や機能を実現するため、両者の橋渡しとなるよう、レオロジー・構造制御・解析手法・成形現象について、不良の回避、高機能化、スケールアップの視点を交えながら解説。不良や課題の背後にある因果関係を”見える化”しながら、豊富な知見を共有します。
現場での調整・開発に頭を悩ませる技術者の方に、ぜひご活用いただきたい内容です。
🎯 材料設計と成形技術の連携
材料設計者と成形技術者の間にある”溝”を埋めるための実践的アプローチ
🔬 可視化・解析技術
不良現象の可視化観察とそのメカニズムの理解
⚙️ スケールアップ対応
実験室レベルから実用レベルへの効率的な展開手法
講師情報
高分子フィルム成形技術の専門家
専門分野: 高分子フィルム成形、レオロジー解析、押出・延伸技術
研究領域: 材料設計と成形技術の連携、構造制御技術、可視化・解析技術
長年にわたり高分子フィルムの成形技術分野で活躍し、材料設計と成形技術の橋渡しを専門とする第一人者。
レオロジー特性から成形現象まで、理論と実践の両面からアプローチし、
多くの企業の技術開発をサポートしてきた豊富な経験を持つ。
主な専門技術
- ✓ 押出・延伸・冷却による構造制御技術
- ✓ フィルム成形不良現象の可視化・解析
- ✓ スケールアップ技術と理論解析
- ✓ 高機能フィルム開発のための材料設計
受講対象者・得られる知識
🎯 受講対象者
- フィルム成形を専門とする研究者・技術者
- フィルム評価・解析担当者
- 高機能フィルム研究企画担当者
- 材料設計と成形技術の連携を図りたい技術者
- 現場での調整・開発に携わる技術者
🎓 得られる知識
- フィルム成形の基礎技術の修得
- 基礎技術の応用展開手法
- 構造解析技術の実践的活用法
- 不良現象の原因分析と対策技術
- スケールアップ技術の理論と実践
講演プログラム
- 1.フィルム用樹脂の流動・構造特性
剪断粘度、伸長粘度、メルトテンションと成形加工性 - 2.フィルム用材料の特徴
フィルム成形用PEおよびPPの構造と成形性・物性 - 3.押出機内の樹脂劣化の定量解析と劣化防止
酸化劣化のメカニズム、スクリュー形状と劣化、劣化防止対策 - 4.ダイの不良現象可視化観察とそのメカニズム
ダイ内の可視化による不良現象の把握、シャークスキン、メルトフラクチャーの発生原因と対策 - 5.インフレーション成形の理論解析と物性予測
インフレーション成形の理論解析、成形条件と物性の関係および物性の支配因子、スケールアップ則 - 6.溶融キャスト成形のネックインおよび成形不安定現象
ドローレゾナンス現象と理論的解釈、ネッキング量の予測および樹脂とネッキングの関係、成形条件と物性の関係 - 7.原反シートの冷却解析と高透明化技術
原反シート成形における冷却計算と冷却条件による高次構造の変化、原反成形時の結晶化時間と結晶化度、球晶生成、透明性の関係、シート成形条件制御による高透明化技術 - 8.延伸挙動の可視化解析と実用評価技術
一軸、二軸延伸過程の延伸挙動解析と少量評価技術、二軸延伸過程の可視化(S-S曲線、3軸配向評価、球晶、位相差分布価) - 9.延伸フィルム成形工程の延伸挙動解析と高機能化
延伸過程の理論解析と厚み精度予測・高速薄膜化、理論解析による樹脂設計、高機能フィルムの最近の動向
開催情報
📅 開催日時
2025年9月25日(木)
10:00~17:00
💻 形式
ZoomによるLive配信
💰 受講料
60,500円(税込)
E-Mail案内登録価格:
57,420円(税込)
📚 配布資料
製本テキスト
(開催日の4、5日前に発送予定)
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材料設計と成形技術の連携を強化し、高機能フィルムの開発を加速させませんか?