【オンデマンド配信】〔初級担当者にむけた〕化学プロセスにおけるラボからのスケールアップ (反応・攪拌・晶析・濾過・乾燥・粉砕・工程別)の基礎と事例集
【オンデマンド配信】
〔初級担当者にむけた〕
化学プロセスにおけるラボからのスケールアップ
(反応・攪拌・晶析・濾過・乾燥・粉砕・工程別)の基礎と事例集
各工程(単位操作)のトラブル・改善事例、リスク管理
操作簡略化の考え方
配信形式
オンデマンド配信
申込期限
2026年2月26日(木)まで
視聴時間
3時間00分
視聴期間
申込日から10営業日
セミナーの特徴
反応、攪拌、洗浄・分液、抽出、濃縮、晶析、ろ過、乾燥など各工程での失敗事例を参考に化学プロセスのスケールアップの基礎とトラブルの対処法、防止法をわかりやすく解説
さらに、化学品を製品化する際に最も注意が必要な精製工程について、実際の工場生産で製造時間、製造工程を短縮できた(7日→3日)応用事例についても解説
受講料
通常価格
49,500円(税込)
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格
46,970円(税込)
本体42,700円+税4,270円
特別キャンペーン
2名同時申込みで1名分無料
2名で49,500円(2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
テレワーク応援キャンペーン
1名受講限定
受講料:定価 39,600円/E-Mail案内登録価格 37,840円
定価:本体36,000円+税3,600円
E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
研修パック(複数名受講)
本体18,000円+税1,800円(一人あたり)
※受講者全員のE-Mail案内登録が必須です。
※お申込みフォームで【研修パック】を選択のうえお申込みください。
配布資料
PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
講師紹介
丸橋 和夫 氏
株式会社三和ケミファ
医薬品事業部 統括本部長
薬学博士
習得できる知識
単位操作(反応、攪拌、洗浄・分液、抽出、濃縮、晶析、ろ過、乾燥)のポイント、注意点、リスク管理
小スケール実験とスケールアップの違い
操作簡略化の考え方
セミナー趣旨
本セミナーでは、各工程の注意点、ポイントを説明した後、実際の医薬品原薬、中間体、化学品のスケールアップ製造で経験した反応、攪拌、洗浄・分液、抽出、濃縮、晶析、ろ過、乾燥など各工程での失敗事例を参考に化学プロセスのスケールアップの基礎とトラブルの対処法、防止法をわかりやすく説明する。更に化学品を製品化する際に最も注意が必要な精製工程について、まとめとして実際の工場生産で製造時間、製造工程を短縮できた(7日→3日)応用事例についても説明する。
プログラム
1. 化学プロセスとは
- 反応、攪拌、洗浄・分液、抽出、濃縮、晶析、ろ過、乾燥について
- 単位操作の要否の考え方
2. 小スケール(ラボ実験)とスケールアップ製造の違い、考え方、ラボ、パイロット実験の進め方、考え方
3. スケールアップ製造の考え方(事例を参考に)
3.1 アミド化のプロセス:ラボ実験の結果を基にスケールアップしてみると
- ラボ実験と実際の製造(パイロット)の結果
- そこから考えられる問題点、課題
- 対応策、操作簡略化の考え方
3.2 予め危険性が予測されるプロセスのスケールアップ(パラメータ設定の考え方)
- 過酸化水素水を使用する酸化反応のプロセスのスケールアップ事例
4. 各工程(単位操作)のトラブル・改善事例、リスク管理(具体的な事例を参考に)
4.1 反応
- 反応条件の確認:特殊な条件(例えば低温、高温、高圧、無水など)が無いか?
- 転移反応が原因でスケールアップできない。対応策とスケールアップ製造。
- 反応生成物の安定性が悪くスケールアップ製造できない(例えば硫酸エステル)
- 溶媒回収しないと採算が合わない。→溶媒回収できる反応条件に変更。
- その他
4.2 攪拌
- 不均一反応(炭酸カリウムを使用するアルキル化反応)をスケールアップ。ラボ実験と対応策。
- その他
4.3 抽出、洗浄、分液
- 分液工程でエマルジョンが発生し工場生産が中断された。原因究明と対応策を講じることでエマルジョン発生が0となった。
- その他
4.4 濃縮
- 中間体の熱安定性が悪く、濃縮操作を行うことができないプロセスのスケールアップ。
- 濃縮終点の考え方、濃縮残渣の安全性評価
- その他
4.5 晶析
- 結晶多形の管理:1型(安定形)+2型(準安定形)の混晶となり、作り分けることができないまま米国FDAへIND申請した。その後の対応策。
- 強熱残分の管理が必要なプロセスをスケールアップしたら規格外の結果となった。実験法とその対応策。
- スケールアップに伴う粒子形の管理(攪拌羽根を変更したが)
- その他
4.6 ろ過
- スケールアップしたらクリーム状の結晶が析出し、遠心分離に2日間要した。対応法と改善策。
- どうしても結晶化せず、結晶性(濾過性)良好なアセトニトリル和物に変換。
- その他
4.7 乾燥
- 商用生産を開始したら水和物が副生し、乾燥時間が2倍(10時間→20時間)になった。
- 溶媒和物の乾燥法(例えばアセトニル和物:150℃に加熱してもアセトニトリルが除けない)と対応策。
- 水和物の乾燥法
- 乾燥中に結晶形が変化(準安定形→安定形)。原因究明と対応策。
- 乾燥中に精製溶媒とは別の新たな残留溶媒が副生。原因究明と対応策。
- その他
4.8 精製(再結晶)工程
- 医薬品中間体を再結晶したら異性体が副生。確認実験と対応策。
- 難溶性(再結晶できない)化合物の精製法
- 原薬の再結晶中に空気中の酸素と反応して微量の過酸化物が副生。原因究明と対応策。
- その他
5. まとめ(改善事例を参考に)
- アミド化、加水分解、晶析、濾取、精製(再結晶)、乾燥工程の簡略化:工場生産で7日かかるプロセスを3日に短縮
質疑応答(セミナー質問フォームよりご質問ください)
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株式会社イーコンプレス 丁田
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102