【オンデマンド配信】 二酸化炭素を原料とする 有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望
【オンデマンド配信】
二酸化炭素を原料とする
有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望
CO2の化学的利用に関する近年の技術、実例を概観
CO2を原料としたアルコール、炭化水素、C1化合物、炭酸エステル、ポリマー等の製造技術を解説
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申込受付期限:2026年1月29日(木)まで
開催形式
オンデマンド配信
申込日から10営業日後まで視聴可能
収録日
2025年9月9日
映像時間
約4時間17分
受講料
55,000円(税込)
E-Mail案内登録価格:52,250円(税込)
講師紹介
杉本 裕 氏
東京理科大学 工学部工業化学科 教授
専門分野
高分子合成、不斉合成、二酸化炭素の化学的固定、CO2利活用モデル
研究キーワード
脂肪族ポリカーボネート、CO2重合、精密合成、機能性高分子材料、カーボンニュートラル
学歴
東京大学大学院 工学系研究科 合成化学専攻 博士課程修了
博士(工学)
セミナー概要
産業活動により排出された二酸化炭素が地球温暖化に関連しているかもしれないことから、二酸化炭素は、その潜在的な有用性にもかかわらず、不要なもの・悪いものという印象をもたれています。
本講演では、地球温暖化と化石炭素資源枯渇へ直接的に寄与することが期待される対策として、二酸化炭素の化学的利用に関する近年の技術、実例を概観し、紹介します。
プログラム内容
1. 二酸化炭素についての基礎事項の確認
- 1.1 二酸化炭素とは
- 1.2 二酸化炭素削減対策(炭素循環・カーボンニュートラル)の基本方針
- 1.3 CCS・CCU技術の概観
2. 二酸化炭素の有効利用:概論
- 2.1 二酸化炭素と資源・エネルギー・環境問題との関連
- 2.2 二酸化炭素のライフサイクルと各段階における対策
- 2.3 二酸化炭素の利活用
- 2.4 二酸化炭素の化学変換の反応メカニズム、プロセスの比較
3. 二酸化炭素の有効利用:事例の紹介
- 3.1 二酸化炭素からの化成品製造の概略
- 3.2 アルコールの製造
- 3.3 炭化水素の製造
- 3.4 他の基礎化学品の製造(C1化合物が中心)
- 3.5 炭酸エステルの製造
- 3.6 ポリマーの製造
- 3.7 無機物の製造
4. 二酸化炭素を直接原料とする脂肪族ポリカーボネート製造
(講演者自身の取り組みが中心)
- 4.1 基礎的な知見とこれまでの開発状況
- 4.2 研究開発課題と進捗
- 4.3 工業化・実用化に向けた研究開発動向
5. 現状の課題と今後の展望
6. 質疑応答
このセミナーで得られる知識
基礎知識の習得
二酸化炭素削減および炭素循環のための基本的な取り組み方を理解
最新技術動向
CO2の化学的利用に関する近年の技術、実例の概観
製造技術
アルコール、炭化水素、C1化合物、炭酸エステル、ポリマー等の製造技術
実用化動向
工業化・実用化に向けた研究開発の最前線
推奨対象者
- 化学メーカー(特に、基礎化成品、樹脂・繊維)に勤務する研究開発担当者
- 事業部や戦略室など社業全体を統括する立場の方
- カーボンニュートラル・脱炭素に関わる技術者・研究者
- CO2利活用技術に興味のある方
お問い合わせ
株式会社イーコンプレス 丁田
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102