ペロブスカイト太陽電池の高性能化と社会実用への展望
ペロブスカイト太陽電池の高性能化と社会実用への展望
~社会実装に向けた材料・構造・製造から耐久性向上やリサイクル、製造コストまでを徹底解説~
2025年8月28日(木)
10:30~16:30
Live配信(アーカイブ配信付)
セミナー概要
最新技術動向
ペロブスカイト太陽電池の開発背景から最新の高性能化動向まで、宇宙用途も視野に入れた技術応用の現状を紹介
材料・構造・製造
使用材料、構造設計、製造工程を丁寧に解説し、この太陽電池が直面する課題について整理
社会実装への展望
鉛の使用やリサイクル、社会実装に向けた課題と展望を詳細に解説
ペロブスカイト太陽電池は、大阪・関西万博をはじめとする各地での実証試験が始まり、社会実装に向けた機運がますます高まっています。本セミナーでは、実用化に向けた性能および耐久性の向上、社会システムを含むインフラの整備、さらには回収およびリサイクルに関する最新動向を詳しく解説します。
講師紹介
池上
池上 和志 氏
桐蔭横浜大学 医用工学部 教授 博士(理学)
専門: 光電気化学、有機光電変換材料
経歴: ペクセル・テクノロジーズ株式会社取締役
主な著書・監修
- 「ペロブスカイト太陽電池の最新開発・製造・評価・応用技術」(株式会社AndTech、2023年)監修
- 「ペロブスカイト太陽電池の開発技術と最新実用化指針」(技術教育出版社、2025年)監修
講演内容
プログラム詳細
- 1. ペロブスカイト太陽電池 最近の動向
- 2. ペロブスカイト太陽電池が注目される理由
- 3. ペロブスカイト太陽電池の作り方
- 3.1 成膜方法および材料
- 3.2 性能の特長
- 3.3 ペロブスカイト太陽電池の構造
- 4. ペロブスカイト太陽電池はどのように開発されたのか
- 4.1 色素増感太陽電池とペロブスカイト太陽電池
- 4.2 光電変換材料
- 4.3 湿式太陽電池から固体太陽電池への転換
- 5. ペロブスカイト太陽電池材料
- 5.1 電子輸送層(ETL層)
- 5.2 正孔輸送層(HTM層)
- 5.3 透明導電膜
- 6. ペロブスカイト太陽電池の性能向上とヒステリシス
- 6.1 I-V特性およびMPPT測定
- 7. 高効率化にむけた結晶品質の向上
- 8. 耐久性試験と劣化機構の解析
- 9. 宇宙用太陽電池としての検討
- 10. ペロブスカイト太陽電池の製造技術の課題
- 10.1 ダイコート、インクジェット
- 10.2 レーザースクライビング、メカニカルスクライビング
- 11. 鉛の使用とリサイクル
- 11.1 鉛の使用の問題
- 11.2 非鉛系の最新動向
- 11.3 ペロブスカイト太陽電池のリサイクル
- 12. 製造コスト
- 13. ペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けて
- 質疑応答
得られる知識
基礎理論
ペロブスカイト太陽電池の原理、構造、使用材料
製造技術
製造法、成膜方法、製造技術の課題
実用化課題
社会実装の課題、耐久性、リサイクル
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