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リサイクル対応に向けた プラスチックの材料設計および成形加工技術






リサイクル対応に向けたプラスチックの材料設計および成形加工技術 | セミナー

Live配信+アーカイブ配信付

リサイクル対応に向けた
プラスチックの材料設計
および成形加工技術

モノマテリアル化の要素技術/リサイクルレジン使用の注意点/
ポリマーブレンド/構造制御 など

2026年2月19日(木) 10:30~16:00
Live配信(Zoom)+ アーカイブ配信

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このセミナーのポイント

♻️

実務に直結する知識

リサイクルレジン使用時の不良対策やトラブルシューティングを詳解

🔬

最新研究も紹介

流動場・圧力の影響、界面での滑りによる高流動化など最新の研究内容を含む

🎯

包括的なアプローチ

モノマテリアル化からポリマーブレンド、成形加工まで体系的に解説

セミナー概要

近年ますます喫緊の課題となっているプラスチックリサイクルに向けて、材料設計と成形加工の技術的観点から実務をサポートします。

非相溶系ブレンドにおける相分離構造の決定因子

リサイクル製品の質を左右するポリマーブレンドの知識を詳しく解説します。

リサイクルレジン使用時の不良対策

加工履歴の影響や、成形時のシルバーストリーク、目ヤニ、フィッシュアイといったリサイクルレジン使用時により生じやすい不良や注意点を具体的に説明します。

最新の研究紹介

流動場・圧力の影響、界面での滑りを利用した高流動化、長鎖分岐ポリマーのブレンドによる成形性向上、流動誘起結晶化など、最新の研究内容も交えて解説します。

得られる知識

  • 環境対応ポリマー材料の開発に必要となる高分子物性・加工の基礎
  • ポリマーブレンドの構造制御技術および高性能化の手法
  • リサイクル樹脂を使いこなすための基本的な知識

受講対象

  • リサイクルレジンの使いこなしを目指している方
  • 相容化剤などの研究開発に携わっている方
  • モノマテリアル化に取り組まれている方
  • 現場で製造、加工などの業務に携わっている方
  • プラスチックの高性能化やポリマーブレンドの技術開発に携わっている方

講師紹介

山口 政之 氏

金沢大学 理工研究域 物質化学系 教授 工学博士

北陸先端科学技術大学院大学 カーボンニュートラル研究センター センター長(兼任)

【専門】

高分子レオロジー、成形加工

高分子レオロジーと成形加工の分野で豊富な研究実績を持ち、プラスチックリサイクルに関する最新の研究にも精通しています。カーボンニュートラル研究センター長として、循環型社会の実現に向けた研究を牽引しています。

詳細プログラム

1. はじめに

2. モノマテリアル化に必要となる要素技術

~ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートにおけるモノマテリアル化の課題と技術~

  • 2.1 積層フィルムの構成と必要な物性 (3材料の特性比較)
  • 2.2 ポリプロピレン (種類と特徴)
  • 2.3 ポリエチレン (一次構造と物性の関係)
  • 2.4 ポリエチレンテレフタレート (性能決定因子)
  • 2.5 水蒸気・ガスバリア性の決定因子と改質法
  • 2.6 ヒートシール性の付与
  • 2.7 剛性向上のアプローチ

3. マテリアル・リサイクルに必要となるポリマーブレンドの基礎知識

~非相溶なポリマーブレンドの構造制御技術~

  • 3.1 ポリマーブレンドの基礎と混和性の予測
  • 3.2 流動場・圧力の影響:最新の研究内容の紹介
  • 3.3 相互作用パラメータと界面張力
  • 3.4 非相溶系ブレンドにおける相分離構造の決定因子
  • 3.5 界面での滑りを利用した高流動化:最新の研究内容の紹介
  • 3.6 三成分系ブレンドの相構造
  • 3.7 相容化剤とその役割
  • 3.8 反応性相容化剤による構造制御
  • 3.9 ポリオレフィン系ブレンドの相溶性と構造制御
  • 3.10 長鎖分岐ポリマーのブレンドによる成形性向上:最新の研究内容の紹介
  • 3.11 ポリマーブレンドの流動誘起結晶化:最新の研究内容の紹介

4. リサイクルレジン使用の注意点

~使いこなすために必要な知識と技術~

  • 4.1 リサイクルレジンに対する考え方
  • 4.2 マテリアル・リサイクルにおける加工履歴の影響
  • 4.3 固体輸送部での注意点
  • 4.4 分散性向上のための混合の基礎と加工機の選択
  • 4.5 スクリーンメッシュの選択と考え方
  • 4.6 劣化対策と安定剤処方
  • 4.7 リサイクル・ポリエチレン使用時の注意点
  • 4.8 リサイクル・ポリプロピレン使用時の注意点
  • 4.9 リサイクル・ポリエステル使用時の注意点
  • 4.10 その他のリサイクル樹脂使用時の注意点
  • 4.11 射出成形での注意点 ~シルバーストリークなど
  • 4.12 押出成形での注意点 ~目ヤニ、フィッシュアイなど

質疑応答

開催概要

日時

2026年2月19日(木)
10:30~16:00

受講形式

Live配信
ZoomによるLive配信

アーカイブ配信付き
視聴期間:2/20~2/27

受講料(税込)

55,000円
E-Mail案内登録価格:52,250円

2名同時申込みで1名分無料
2名で55,000円

早期割引:35,200円
(12/31まで)

テレワーク応援:44,000円
(1/1以降)

配布資料

PDFテキスト
(印刷可)

開催2日前を目安に
マイページよりダウンロード可

キーワード

成形加工のトラブルシューティング
プラスチックの材料設計
成形加工による構造制御
モノマテリアル化
ポリマーブレンド
相容化
リサイクルレジン
マテリアルリサイクル
シルバーストリーク
フィッシュアイ

循環型社会の実現に向けた実践的技術を習得

材料設計から成形加工、トラブル対策まで、リサイクル対応の全てを学べます

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お問い合わせ

株式会社イーコンプレス 丁田

〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102

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