使いやすい・にくいをトコトン考える。 人間中心製品開発のための 生理測定方法と評価・実験プロセス
使いやすい・にくいをトコトン考える。
人間中心製品開発のための
生理測定方法と評価・実験プロセス
~人間工学・人間中心発想と筋電図で真に使いやすいデザインに迫る~
セミナー概要
ユーザーの脳内で身体の感覚情報と経験知をもとに直観的に判断される製品の「使いやすさ・にくさ」。しかし、ユーザーの主観評価だけで真に使いやすい製品形状にたどり着けるのでしょうか。
ユニバーサルデザインやアフォーダンスなど、既存概念がかかえる問題とは?
新たな着眼点とは?
使いやすさや快適性にせまる生理測定方法とは?
筋電図計測や、実演も交えながら、文献や文章だけでは理解しづらかった点や誤解しやすい部分も平易な解説と、スライド+ビデオ画面で視覚的にも分かりやすく解説します。
開催日時
2026年3月11日(水)
13:00~16:30
開催形式
オンライン配信
ZoomによるLive配信
配布資料
PDFテキスト
(印刷可・編集不可)
アーカイブ配信
3月12日(木)~3月18日(水)
見逃し配信あり
講師紹介
下村 義弘 氏
千葉大学 デザイン・リサーチ・インスティテュート 教授
博士(工学)
専門分野
人間工学、生理人類学
主な受賞歴
- 日本人間工学会 人間工学グッドプラクティス賞 特別賞
- 日本産業デザイン振興会 グッドデザイン賞(複数回受賞)
- 日本生理人類学会 優秀研究賞
人間工学と生理人類学の視点から、使いやすい製品開発に関する研究・実践で多数の実績を持つ。筋電図を用いた生理測定やウェアラブル機器の開発など、科学的アプローチによる製品デザインの第一人者。
受講対象
人間が直接使う製品の企画、設計、評価等の業務に携わっている方
例えば…
得られる知識
科学的理解
使いやすい・にくいを科学的に理解します
実践的手法
人間の特性を設計に反映したり、逆に人間の特性から製品を評価したりする方法の基礎を習得します
人間中心設計
真に使いやすいデザイン開発のためのビジョンと方法を習得します
プログラム内容
1. 人間工学の基礎と導入
- 1.1 人間と機械は一体化したシステムである
- 1.2 人間工学の位置づけ
- 1.3 人間工学を導入する目的
- 1.4 人間工学の導入の仕方
- 1.5 主観のみで判断すると失敗する例
- 1.6 ヒューマンエラーは原因ではなく結果である
- 1.7 生理的負担
2. 既存概念がかかえる問題と新たな着眼点
- 2.1 ユニバーサルデザインの落とし穴と新しい考え方
- 2.2 アフォーダンスの落とし穴と新しい考え方
3. 人間の生理的特性にもとづく方法論
- 3.1 自然環境で700万年をかけて培われた生理機能
- 3.2 “感性”という生理機能
- 3.3 認知や行動は感覚入力×身体機能×脳内処理で形作られる
- 3.4 主観評価の妥当性
- 3.5 使いやすさとは、道具が身体化して注意が外向きになっている状態
- 3.6 無意識下の反応の重要性
- 3.7 使いやすさや快適性にせまる生理測定方法
4. 人間中心の製品開発の進め方
- 4.1 発想の方法
- 4.2 課題設定から評価までのプロセス
- 4.3 評価の方法
- 4.4 実験の方法
5. 人間中心で事例をながめる
□ 質疑応答 □
受講料
E-Mail案内登録価格
本体42,700円+税4,270円
通常価格
本体45,000円+税4,500円
特別割引
複数名割引
2名同時申込:49,500円
(2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり24,750円)
3名同時申込:74,250円
(1名あたり24,750円)
早期申込割引
1月31日まで
31,900円(税込)
本体29,000円+税2,900円
※開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合
テレワーク応援
2月1日から
39,600円(税込)
定価:本体36,000円+税3,600円
E-Mail案内登録:37,840円
本体34,400円+税3,440円
お問い合わせ
株式会社イーコンプレス
担当:丁田
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102