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印刷と塗工技術における 各方式の基礎と最適化






印刷と塗工技術における各方式の基礎と最適化 | 株式会社イーコンプレス


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印刷と塗工技術における
各方式の基礎と最適化

~ウェット方式(グラビア・スクリーン印刷・インクジェット・静電噴霧)と
ドライ方式(蒸着・延伸・カレンダー)~

塗工と印刷の共通点と違い、設備の運用方法、
それぞれの強み・弱点に着目して、各々の方式を解説

📅
2025年12月16日(火) 13:00~17:00
💻
オンライン開催(Zoom)
💰
49,500円(税込)

セミナー概要

対応する製品・応用分野

電池
フィルム
バッテリー
MLCC
粘着材料
光学フィルム
ディスプレイ
ペロブスカイト太陽電池

ウェット方式とドライ方式を網羅的に理解し、最適な製造プロセスを選択できる知識を習得

本セミナーでは、塗工と印刷の共通点と違い、それぞれの強み・弱点に着目して、各々の方式を解説します。併せてドライ方式である蒸着やリチウムイオン電池のドライ方式にも触れて、ウェット印刷・塗工の特徴を解説します。

印刷・塗工技術とその方式、プロセスを整理し、特にフィルム等のウェブ媒体の生産プロセス、コーティングあるいはパターニング、プリンティングにおいて、どの方式をどのように使えば、より良い品質での生産を実現できるかの判断材料、知識、ノウハウを提供していきます。

このセミナーで学べること

Wet方式

グラビア印刷

  • 正転/逆転方式
  • ドクターチャンバー方式
  • グラビア版の最適化
  • 端部厚塗り対策
Wet方式

スクリーン印刷

  • パターニング精度
  • MLCCへの応用
  • スクレバーとスクリーン
  • 位置決め技術
Wet方式

インクジェット

  • インク物性と安定性
  • 着弾挙動と濡れ拡がり
  • ペロブスカイト太陽電池応用
  • 最新マルチノズル技術
Wet方式

静電噴霧

  • Rayleigh限界
  • 印加電圧制御
  • マスク付着ロス低減
  • セル分布制御
Dry方式

蒸着とスパッタリング

  • 各方式の仕組み
  • 用途別選択指針
  • 長所短所の比較
  • プロセス最適化
Dry方式

延伸技術

  • 一軸延伸と二軸延伸
  • ボーイング現象
  • バリアフィルム応用
  • 光学フィルム製造
Dry方式

カレンダー

  • 圧延プロセス
  • リチウムイオン電池応用
  • 中立点とスリップ
  • ニップ角制御
基礎知識

塗工と乾燥の基礎

  • フィルムの構成要素
  • 膜厚計算の基本
  • 開発→パイロット→量産
  • プロセス選定の考え方

プログラム内容

ウェット方式とドライ方式を体系的に理解し、製品特性に応じた最適なプロセス選択ができるようになります

1

塗工の基礎知識

  • 塗工と乾燥(開発とパイロットと量産)
  • フィルムが利用されている製品は?
  • 製品に占めるフィルム要素
  • フィルムの構成要素 ~厚みと層数~
  • 塗る ~ 溶かした液を塗る(Dry厚 ÷ 濃度=Wet膜厚)

2

Wet方式

2-1. グラビア
  • グラビア方式の分類、ダイレクトとオフセット、正転と逆転
  • ドクターチャンバー方式(密閉型)、小径グラビア
  • 液だまりとギャップ、リブ筋と曲率不安定
  • グラビア版の線数と深さ、セルの過充填と部分充填
  • ドクターブレードの形状・種類・当て角・押し圧・摩耗
  • グラビア塗工厚み、端部の厚塗り対策
2-2. スクリーン印刷
  • スクレバーとスクリーン
  • パターニング精度の支配因子(スクリーンと被印刷体の位置決め)
  • 搬送系
  • MLCCのパターニング
  • MLCCのグリーンシート(スロット塗工)
2-3. インクジェット
  • インク物性(表面張力と粘性の静動挙動)
  • 安定性指標の無次元数(Re数・We数・Oh数・Ca数)
  • 液柱の安定性「噴射とサテライト」
  • 粘性支配と表面張力支配、インクの着弾挙動
  • 濡れ拡がりの支配因子(表面張力と濡れ性)
  • 粗さと濡れ(Young式・Wenzel理論・Cassie理論)
  • 接触角と着弾拡大率、ベタ塗りによる薄層塗工の可能性
  • 基材の濡れ性改善(UV処理)
  • 最新のマルチノズル(漏斗型・吐出シーケンス)
  • ペロブスカイト太陽電池への応用例
2-4. 静電噴霧
  • Rayleigh限界(表面張力と静電反発力)
  • ディスペンサー材質(ガラスか金属か)
  • 印加電圧と絶縁破壊、噴霧中の乾燥
  • マスク付着ロス減
  • セル分布の制御(マスク印加と裏面印加)

3

Dry方式

3-1. 蒸着とスパッタリング
  • 蒸着の用途例、蒸着の仕組み
  • 方式の分類(抵抗加熱・電子ビーム・高周波誘導・レーザー)
  • スパッタリングの用途例、スパッタリングの仕組み
  • 蒸着とスパッタリングの長短所
3-2. 延伸
  • 延伸の分類(一軸と二軸)
  • ボーイング、温度分布、テンター
  • 用途例(バリアフィルム・セパレータ・光学フィルム)
3-3. カレンダー
  • 用途例(圧延とリチウムイオン電池のドライ方式)
  • 板の延伸と粉体の延伸
  • 中立点とスリップ、ニップ角

質疑応答

講師紹介

元富士フイルム株式会社、元サムスン電子

大手フィルムメーカーおよびグローバル電機メーカーにて、印刷・塗工技術の研究開発と製造プロセスの最適化に長年従事。グラビア、スクリーン印刷、インクジェットなどのウェット方式から、蒸着、延伸などのドライ方式まで、幅広い経験と知見を持つ。フィルム製造、電池、MLCC、光学部材など多岐にわたる製品開発において実践的な技術指導を行っている。

こんな方におすすめ

✓ 印刷・塗工技術の基礎から学びたい方
✓ フィルム製造プロセスの最適化に取り組む方
✓ 電池・MLCCなどの製造技術担当者
✓ 光学フィルム・ディスプレイ材料の開発者
✓ コーティング技術の選定に悩む方
✓ プロセス改善・品質向上を目指す方
✓ インクジェット技術の応用を検討している方

受講料

標準価格
49,500円(税込)

定価:本体45,000円+税4,500円

2名同時申込み
49,500円(税込)

2名で1名分無料!
1名あたり24,750円
※2名ともE-Mail案内登録必須

テレワーク応援
1名オンライン特別価格
37,840円(税込)

本体34,400円+税3,440円
※E-Mail案内登録必須

開催概要

日時 ライブ配信: 2025年12月16日(火) 13:00~17:00
アーカイブ配信: 2026年1月7日(水)まで受付(視聴期間:1/7~1/21)
開催形式 ライブ配信(Zoom) / アーカイブ配信
配布資料 PDFデータ(印刷可・編集不可)
※ライブ配信受講は開催2日前を目安にS&T会員のマイページよりダウンロード可
※アーカイブ配信受講は配信開始日からダウンロード可

お申し込みはこちら

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※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

お問い合わせ

株式会社イーコンプレス 担当:丁田

〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102

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