導電性高分子の基礎と 高導電化・高機能化技術および最新技術動向
導電性高分子の基礎と
高導電化・高機能化技術
および最新技術動向
~PEDOT:PSSおよびPEDOT系の高導電化とそのメカニズム、分子設計手法、新規ドーピング手法~
2025年9月3日(水)10:30〜16:30
このセミナーの特徴
最新技術動向
PEDOT:PSSの高導電化から新規ドーピング手法、N型導電性高分子の新展開まで、最新の研究成果を実用化のポイントとともに解説
専門講師による指導
導電性高分子開発の第一人者である小林技術士事務所の小林征男氏による実践的な解説
Live配信対応
ZoomによるLive配信で、どこからでも受講可能。アーカイブ配信(7日間)も含まれており、復習も安心
講師紹介
小林技術士事務所
ご経歴
昭和41年大手化学会社入社、中央研究所においてポリオレフィン樹脂、ノルボルネン樹脂、光硬化樹脂の研究・開発に従事後、約10年間にわたり導電性高分子の開発を担当し、電池・コンデンサなどのエレクトロニクス部品の開発業務に従事。その後、総合研究所有機材料研究部長、本社・品質保証部長を歴任。平成12年小林技術士事務所開設。
横浜国大・産学共同研究推進センター・客員教授、東京工芸大学及び神奈川工科大学の非常勤講師を歴任。
ご専門
導電性高分子、導電性ポリマーコンポジット
小林技術士事務所HP:
http://www5d.biglobe.ne.jp/~hightech/
セミナープログラム
講演内容
- 1.導電性高分子の基礎
1.1 導電性高分子の概要
1.2 導電性高分子の分類
1.3 導電性高分子の導電機構 - 2.高移動度導電性高分子の設計
2.1 分子量および分子量分布の影響
2.2 結晶性の影響
2.3 タイ分子の影響 - 3.PEDOT:PSSの導電機構
- 4.第3成分添加によるPEDOT:PSSの高導電化
4.1 極性溶媒添加系
4.2 界面活性剤添加系
4.3 プロトン酸添加系
4.4 イオン液体添加系 - 5.延伸・配向処理によるPEDOT:PSSの高導電化
- 6.超高導電(σ > 15,000 S/cm)PEDOT:PSS
- 7.複合化によるPEDOT:PSSの高機能化
7.1 カーボンナノチューブとの複合化による高導電化と耐熱性向上
7.2 グラフェンとの複合化による高導電化
7.3 架橋ポリマーとの複合化による高延伸性付与 - 8.PEDOT:PSS以外のPEDOT系の高導電化
8.1 化学重合法
8.2 気相重合法
8.3 oCVD法 - 9.新規なドーピング手法による導電性高分子の高機能化
9.1 気相ドーピングによる高導電化
9.2 アニオン交換ドーピングによる高導電化と熱安定性向上
9.3 カチオン交換ドーピングによる空気中で安定なN-型導電性高分子の合成
9.4 ダブルドーピングの機構と特徴 - 10.新規な高機能導電性高分子
10.1 銅並みの高い電気伝導度を持った導電性高分子
10.2 空気中での安定性が良好な高導電n-型導電性高分子 - 11.まとめ
□質疑応答□
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セミナー詳細
開催日時
2025年9月3日(水)
10:30〜16:30
10:30〜16:30
受講料
55,000円(税込)
E-Mail案内登録価格: 52,250円
E-Mail案内登録価格: 52,250円
配信方法
Zoom Live配信
(アーカイブ配信付)
(アーカイブ配信付)
視聴期間
終了翌営業日から7日間
(9/4〜9/10中)
(9/4〜9/10中)
配布資料
製本テキスト
(開催日の4、5日前に発送)
(開催日の4、5日前に発送)
予備知識
高分子に関する基礎知識を有する方
得られる知識
- ・導電性高分子の導電機構
- ・PEDOT:PSSの高導電化
- ・PEDOT:PSS以外の導電性高分子の高機能化
- ・PEDOT:PSSとCNTとの複合化
- ・導電性高分子の新しいドーピング手法とその特徴
- ・空気中で安定な高導電n-型導電性高分子
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