セミナー開催概要

開催日時

2025年10月22日(水)
10:30~16:30

受講形式

Live配信(アーカイブ配信付)
ZoomによるLive配信

受講料

55,000円(税込)
E-Mail案内登録価格:52,250円

カテゴリ

特許,知的財産,発明,権利化

セミナー趣旨

数値限定発明、パラメータ発明は、公知技術との区別がしやすいことから特許出願において多用されていますが、時としてその境界線が曖昧になりやすい面もあり、却って権利化が難しくなることもしばしばあります。また、境界が曖昧であるが故に、侵害立証が容易ではないケースも少なくありません。

本講座では、数値限定発明に関する戦略的な出願のために必要な知識を紹介すると共に、最新の判例等も交えながら、数値限定発明の優位点および留意点などを詳しく解説します。

有利に・確実に権利化するために理解しておきたい基本と留意事項を解説します。

講師プロフィール

桒垣 善行 氏

弁理士法人三枝国際特許事務所 主任 弁理士

専門分野:高分子化学、有機化学、無機化学、樹脂材料、金属材料

数値限定発明とパラメータ発明の分野における豊富な実務経験を持つ弁理士として、戦略的な特許出願と権利化のサポートを行っています。

セミナー講演内容

1. 数値限定発明とパラメータ発明

  • 数値限定発明とは
  • 臨界意義から見た数値限定発明の種類
  • パラメータ発明とは
  • メリット・デメリット

2. 数値限定発明の新規性と進歩性

  • 新規性の判断基準
  • 進歩性の評価
  • 臨界的意義と進歩性との関係
  • 進歩性が認められる場合、認められない場合

3. 数値限定発明の記載要件

  • サポート要件の充足
  • 実施可能要件の満たし方
  • 明確性の確保

4. 特許要件を意識した明細書の作成

  • 追加データの有効活用
  • 明細書のドラフティング
  • 実施例の組み立て方

5. 数値限定発明の技術的範囲(権利解釈)

  • 数値限定発明の権利範囲と解釈
  • 近時の判例からみる留意事項
  • 質疑応答

関連商品・サービス

お問い合わせ

株式会社イーコンプレス 丁田

〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102