架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法
架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法
~架橋技術の基礎と実際、実用的な性能向上への応用~
架橋技術の全体像の把握と具体的な製品への応用
架橋によるポリマー物性の変化
架橋の形成方法
架橋剤
架橋の効果評価
架橋により変化するポリマー物性、具体的な架橋の形成技術、架橋により向上する性能
架橋の理論と応用の両方を理解していただきます
2025年12月19日(金)
10:30~16:30
2026年1月13日(火)まで受付
(視聴期間:1/13~1/26)
習得できる知識
架橋と非架橋でポリマー物性がどのように変わるか(特に架橋によりポリマー物性が変化する場合と変化しない場合)
具体的な架橋形成方法
架橋による接着向上方法
架橋による耐熱性向上方法
架橋によるその他の性能向上方法
対象受講者
技術開発、商品開発に従事していて架橋技術について知識を得たい技術者、開発者
架橋のトラブルで困っている技術者
架橋の知識のない初心者も受講可能です
セミナー趣旨
最後に、熱的性質などの接着以外の性能の改良効果について説明する。この講演は、架橋の理論と応用の両方が理解できる内容としたい。受講に当たっては特別な架橋の知識を持たない方にも理解できる内容にしたい。受講者には本講演の内容を利用して、具体的な技術開発に応用していただければと思います。
プログラム内容
1. 架橋の概要
- 1.1 ポリマーの架橋
- 1.2 色々な架橋
- 1.3 可逆的な架橋
- 1.4 再生可能な架橋
- 1.5 特別な架橋-スライドリングゲル
- 1.6 ポリマー形成後と形成時の架橋
2. ポリマー鎖の動きと架橋による物性の変化
- 2.1 温度とポリマーの変形
- 2.2 ポリマー鎖の動き
- 2.3 ガラス転移温度
- 2.4 ガラス転移温度を決めるもの
- 2.5 自由体積
- 2.6 自由体積を決めるもの
- 2.7 架橋の効果
- 2.8 ガラス状態
- 2.9 ゴム状態
- 2.10 ゲル
3. 架橋の形成方法
- 3.1 層間架橋と層内架橋
- 3.2 硬化
- 3.3 架橋剤を用いる方法
- 3.4 シランカップリング剤を用いる方法
- 3.5 過酸化物を用いる方法
- 3.6 紫外線を用いる方法
- 3.7 電子線を用いる方法
4. 架橋による接着性向上
- 4.1 接着の基礎
- 4.2 架橋と接着
- 4.3 層間架橋の形成とその効果
- 4.4 層内架橋の形成とその効果
5. 架橋による耐熱性向上
- 5.1 硬化による耐熱温度の改良
- 5.2 加硫による力学特性の改良
- 5.3 金属架橋による耐熱性の改良
- 5.4 γ線による耐熱性の改良
- 5.5 電子線による耐熱性の改良
6. 架橋によるその他の性能向上
- 6.1 金属架橋による耐油性の改良
- 6.2 スライドリングゲルによる耐傷性の向上
- 6.3 金属架橋による形成性の改良
- 6.4 金属架橋による透明性の改良
7. まとめ
質疑応答
講師紹介
元富士フイルム(株)
※講師の詳細につきましては、セミナー詳細ページをご確認ください。
開催要項
| 開催形式 |
ライブ配信 2025年12月19日(金) 10:30~16:30 アーカイブ配信 |
|---|---|
| 受講料(税込) |
55,000円 (E-Mail案内登録価格 52,250円) 定価:本体50,000円+税5,000円 E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円 E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 2名同時申込み 3名以上の申込み 1名申込み |
| 配布資料 |
PDFデータ(印刷可・編集不可) ※ライブ配信受講は開催2日前を目安にS&T会員のマイページよりダウンロード可となります。 ※アーカイブ配信受講は配信開始日からダウンロード可となります。 |
| 配信方法 |
ライブ配信(Zoom) アーカイブ配信 |
1名分無料適用条件
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