業務ですぐ活用できる 品質工学(タグチメソッド)入門
業務ですぐ活用できる
品質工学(タグチメソッド)入門
数式・専門用語を極力使わず、実践的な内容を易しくじっくり学べる
開催日程
2025年8月28日(木)10:00~17:00
Live配信(アーカイブ配信付き)
セミナー概要
こんな課題をお持ちの方におすすめ
- 品質工学を使えたら便利だけど、専門用語が多く、複雑な数式で挫折してしまった
- 開発完了後に量産不良やユーザークレームが出て、開発手戻りが発生している
- 問題に関係する要素が多くなり、対策しても成果が出ない
- 高額な部品・装置ではなく、安価な部品の組合せで高性能を実現したい
- 実験計画法や品質工学を使ったが、上手く行かなかった
このセミナーで解決できること
「手戻り防止・性能確保・品質問題回避・低コスト化」を実務レベルで実現可能にします。
- 可能な限り数式や専門用語を使わず、誰にでもイメージできる事例で解説
- 実施手順と考え方をノウハウを含めて講義するため、他の技術分野にも応用可能
- 年間受講者が1000人を超える「初学者でもわかりやすい解説」
- 希望者にはソフトウェア・検討テンプレートを提供
講師紹介
福井 郁磨 氏
MOSHIMO研 代表
【経歴】
- 1993年4月~ オムロン(株):電子部品の原理開発、加工技術開発、ロボットの研究開発、人の聴感判定を機械化した検査装置開発など
- 2006年6月~ パナソニック(株):生活家電の要素技術、製品開発など
- 2007年11月~ 東レ(株):液晶ディスプレイなどの微細加工技術開発など
- 2010年4月~ LG Electronics Japan Lab(株):関西の新規研究所設立責任者、洗濯機チームリーダー、オープンイノベーション室長を歴任
- 2015年5月~ MOSHIMO研:製造業支援、開発コンサルティング、生活関連用品などの研究開発
人工知能応用技術、実験計画法、品質工学に関して、電子部品・ロボット・加工技術・検査技術・生活家電などの分野で、約30年の経験を持つ。
セミナーの特徴
実践的な内容
数式・専門用語を極力使わず、実際の開発現場ですぐに活用できる手法を学べます。
トータルコストダウン
最少の手間で、バラつきを許容した安価な部品や材料の組合せで高性能を実現します。
わかりやすい解説
生活家電製品を事例に、開発の最初から最後までの流れを具体的に解説します。
ソフトウェア提供
希望者にはソフトウェア・検討テンプレートを提供し、すぐに実践できます。
詳細カリキュラム
1.品質工学の効果(事例紹介)
- 洗濯機 振動技術の事例
- 高速-難切削加工機の事例
- 射出成型の事例
- 高密度コイルの設計仕様と生産条件最適化の事例
2.品質工学とは(品質工学のメリット)
- 品質工学(タグチメソッド)の全体像
- オフライン品質工学・オンライン品質工学・MTシステム・損失関数
- 品質工学の目的は開発のトータルコストを下げること
- 既存の開発方法と品質工学の比較
- 従来の開発方法と問題点
- 実験計画法の概要と問題点
3.品質工学のデメリット
- 概念が難しい、理解を阻むポイント
- 従来の開発ステップとの差異
- 独特の専門用語・複雑な数式
- 品質工学だけでは課題解決できない場合
4.品質工学の前提となる考え方
なぜ、顧客使用状態の変化や量産バラつきの対策を先に検討するべきなのか?
- 難切削機械開発:加工精度の事例
- 洗濯機の振動技術開発:低振動性能の事例
5.品質工学の実施手順 全体像
洗濯機の脱水時の振動問題を事例に、実際の品質工学実施手順を解説
- ステップ1:技術的な課題を整理
- ステップ2:実験条件の検討
- ステップ3:実験実施
- ステップ4:実験結果を分析
- ステップ5:一番良い条件(推定)の実験検証
6~10.各ステップの詳細解説
- 開発対象の構成要素の検討方法
- 評価項目の検討方法
- 実験データ採取の効率化
- 直交表の解説と活用方法
- 実験用試作のノウハウ
- SN比・感度の計算と活用
- 分散分析表・要因効果図の見方
- 推定条件の検証方法
11~16.実践・応用編
- 目標達成できなかった場合の対策検討
- 品質工学用語の解説
- 失敗するパターンの紹介
- 解析ソフトの紹介・デモンストレーション
- 学習用参考文献の紹介
- 全体に対する質疑応答
お申し込み情報
受講料
60,500円(税込)
E-Mail案内登録価格:57,420円(税込)
2名同時申込みで1名分無料(2名で60,500円)
テレワーク応援キャンペーン:48,400円(税込)
特典
希望者にはソフトウェア・検討テンプレートを提供
アーカイブ配信付き(視聴期間:終了翌営業日から7日間)
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