次世代自動車に求められる電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望
次世代自動車に求められる
電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望
~自動運転・EV時代の自動車技術のしくみと最新の自動車メーカーの情報や事例を徹底解説~
受講者特典
野崎講師の著書「徹底カラー図解 新世代の自動車のしくみ」(マイナビ出版)を無料進呈!
10:30~16:30
(Zoom配信)
E-Mail案内登録価格: 52,250円
1名分無料
セミナー概要
自動車産業は今、「100年に一度の変革期」を迎えています。
「CASE」(コネクティッドカー、自動運転、シェアリング・サービス、電動化)という4つの新しい技術の潮流が押し寄せ、従来の自動車産業のビジネスモデルが大きく変わろうとしています。
特に電動車(EV)は、電気モーターの優れた制御応答性と低速域での高トルク特性により、自動運転との親和性が高く、さらに短距離移動が主なシェアリングサービス(MaaSの先駆的なビジネス)において、ランニングコストが少ない最適な選択肢として注目されています。
本セミナーで学べること
- 自動運転車や電気自動車(EV・HEV・FCEVなど)のパワーユニット、パワートレイン、駆動系の詳細なメカニズム
- サスペンション、ステアリング、ブレーキといった主要構成要素の最新技術
- 先進運転支援システム(ADAS)と自動運転アルゴリズムの基礎から応用まで
- センサ融合技術とテレマティクス通信の実装方法
- 最新の自動車メーカーの開発動向と実用化事例
また、地球環境保護の観点から、CO2排出量削減規制がグローバルに進んでおり、規制をクリアするために車の電動化が急速に進展しています。本セミナーでは、環境規制の動向や各国の電動化政策、内燃機関の熱効率向上技術、車の軽量化技術についても詳しく解説します。
こんな方におすすめ
- 自動車メーカーの営業職・マーケティング担当の方
- 自動車部品や自動車試験機等の企業の技術者・営業職の方
- 自動車の自動運転制御に新規参入される企業の技術者の方
- 工業高校、高専、大学の工業系専攻で機械工学を履修済みの方
- 自動運転や電気自動車の研究開発動向を俯瞰したい方
講師プロフィール
野崎 博路 氏
工学院大学 名誉教授 博士(工学)
専門:自動車の運動と制御、人間・自動車系
主な略歴
芝浦工業大学工学研究科機械工学専攻修士修了
日産自動車株式会社入社
日産自動車 車両研究所等にて操縦安定性の研究開発に従事
大学教員として自動車の運動と制御の研究に従事
特に自動車の限界コーナリングと制御の研究開発
外界情報フィードバックとシャシー制御の連動等を研究
工学院大学名誉教授
自動車技術会フェロー
日本自動車殿堂副会長
プログラム詳細
1. 新世代の自動車へ
- 1.1 自動車の進化の潮流「CASE」
- 1.2 自動運転の実現で変わる”景色”
2. 自動車の基本構造
- 2.1 自動車と電気自動車の基本コンポーネント
- 2.2 サスペンションと操舵系の進化等
3. 電気自動車の種類とパワーユニット
- 3.1 種々の電気自動車(BEV、FCEV、ハイブリッド車)
- 3.2 パワーコントロールユニット(PCU)等
4. 内燃機関のパワーユニット
- 4.1 内燃機関(ICE)
- 4.2 水素エンジン
- 4.3 エンジン電子制御システム(ECU)
5. パワートレイン
- 5.1 パワートレインのしくみ
- 5.2 電気自動車や内燃機関自動車のパワートレイン
6. 駆動システム
- 6.1 電気自動車や内燃機関自動車の四輪駆動
- 6.2 駆動方式によって異なる車の運動性能
7. ステアリング、ホイール、タイヤ
- 7.1 種々のステアリング、ステアバイワイヤ、後輪操舵システム
- 7.2 トルクベクタリングのしくみとその性能
- 7.3 ホイール、タイヤの役割
8. サスペンション&ブレーキ
- 8.1 種々のサスペンションのしくみとその性能
- 8.2 ブレーキ、電子制御ブレーキのしくみとその性能
9. 先進運転支援システム
- 9.1 先進運転支援システムを支えるセンサー、及び、システムのしくみと役割
- 9.2 アダプティブクルーズコントロール
- 9.3 高度運転支援システム
10. 自動運転システム
- 10.1 自動運転システムのしくみと役割
- 10.2 自動運転の認知・判断のアルゴリズム
- 10.3 自動運転の今後の課題と展望
11. テレマティックサービス
- 11.1 路車間通信による安全性向上
- 11.2 自動運転とテレマティックサービス
12. 進化する自動運転技術について、及び、その展望
- 12.1 自動運転の進化する最新動向(自動運転の進化するメカニズムと、最新の自動車メーカーの情報を紹介)
- 12.2 自動車の走行安全技術(シャシー制御&自動運転)
- 12.3 今後の自動車システムの課題と展望
質疑応答
セミナー終了後、講師への質問時間を設けています
受講形式と特典
配布資料
PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、マイページよりダウンロード可能
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お申し込み
受講料金
区分 | 料金(税込) |
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通常価格 | 55,000円 |
E-Mail案内登録価格 | 52,250円 |
2名同時申込み(E-Mail案内登録必須) | 55,000円(1名分無料) |
テレワーク応援キャンペーン(1名・オンライン) | 42,020円 |
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お問い合わせ先
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担当:丁田 由美
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102