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相分離生物学の基礎と創薬への応用に向けた先駆的研究事例/展開
~液-液相分離(LLPS)という新しい視点をどのように適用し、
問題解決へ近づけるか~
セミナーについて
細胞内におけるタンパク質の機能は、液-液相分離(LLPS)によって制御される場合があることが分かってきました。
現在の生命科学では、分子を特定して機能を推測するだけでなく、LLPSと関連づけて理解する流れが定着しつつあります。
本セミナーのポイント
- 相分離生物学:最近の重要トピック、基礎原理、試験管内での再現例までを体系的に紹介
- 創薬への応用に向けた先駆的研究事例を取り上げ、最新動向を解説
- 分子に焦点を当てた従来の見方だけでは解決が難しい課題に対し、LLPSという新しい視点をどのように適用し、問題解決へ近づけるかという考え方を紹介
相分離生物学に関心があり、全体像をまとめて把握したい方に向けて、発見の経緯から最新トピックまでを整理してお話しします。
開催日時・受講方法
ライブ配信
2026年3月24日(火)
13:00~16:30
リアルタイム受講
アーカイブ配信付
アーカイブ配信
2026年4月8日(水)まで受付
配信期間:4月8日~4月21日
いつでも受講可能
自分のペースで学習
講習会のねらい
相分離生物学に関心があり、全体像をまとめて把握したい方に向けて、発見の経緯から最新トピックまでを整理してお話しします。
教科書『相分離生物学』や専門書『相分離生物学の全貌』を土台に、重要な原著論文も参照しながら、この分野の大きな流れと現在地を解説します。
また、分子に焦点を当てた従来の見方だけでは解決が難しい課題に対し、LLPSという新しい視点をどのように適用し、問題解決へ近づけるかという考え方を紹介します。
最後に、構造生物学から相分離生物学へと至る研究史を概観し、近年タンパク質研究に変革をもたらしているAI技術のインパクトについても紹介します。
詳細な講演内容
■ はじめに:相分離生物学とは
- オルガネラと非膜オルガネラ
- 液-液相分離による液滴の特徴
- 相分離生物学の位置付け
■ タンパク質の液-液相分離
- 身近なタンパク質でのLLPSの再現
- 液滴から凝集体への成熟
- 相図から考えるLLPSの原理
- 多相液滴
- 液滴を証明する技術
■ 細胞内LLPSの多様な機能
- スーパーエンハンサー
- ヘテロクロマチンとユークロマチン
- ヌクレオソーム
- 自然免疫の応答
- 翻訳後修飾の真の役割
- 新型コロナウイルスとLLPS
- 炭酸固定とプリオン
■ 代謝と酵素
- 代謝マップ
- なぜ酵素反応は混戦しないのか?
- メタボロンとG-body
■ 酵素本来の活性を引き出す
- LLPSによる酵素活性化のメカニズム
- 乳酸酸化酵素の液滴と2桁の活性化
- 酵素液滴の内部の粘度
- 酵素の実験系
- コスモトロープと高分子電解質
- アミン化合物
■ 創薬への新しいアプローチ
- 分子標的薬
- 相分離液滴の分子選択性
- 抗がん剤と抗生物質の取り込み
- 乳がんの新しいターゲット
- 天然変性タンパク質がターゲットに
- 低分子の溶解度予測
- 病原性ミスセンス変異
■ アミロイド
- 難航するアルツハイマー薬開発
- 液滴を介したアミロイド形成
- やわらかい凝集体と毒性
- 液滴にも含まれるクロスβ
- 界面でのFUSのアミロイド形成
- 脂質界面でのAβのアミロイド形成
- 水性二相溶液界面でのアミロイド形成
■ 歴史:構造生物学から相分離生物学へ
- X線結晶構造解析
- 構造生物学の到達点
- プロテインデータバンク
- 人プロテオームの天然変性タンパク質
- P顆粒は液体の性質を持つ
- 多価相互作用と相分離
- RNA結合タンパク質のゲル化とRNAの相分離
■ 人工知能とタンパク質研究
- 2024年のノーベル化学賞
- AlphaFold2の誕生
- アンフィンセンのドグマ
- 人工タンパク質の設計例
- AlphaFoldデータベース
- 相互作用を予測するAlphaFold3
- 逆フォールディング問題の解決へ
- 酵素の完全設計へ
■ ポスト相分離生物学に向けて
- 「溶ける」という現象とは?
- ATPと病的タンパク質の液滴
- ハイドロトロープと低分子の役割
- 天然深共晶溶媒
- ポスト相分離生物学へ
□質疑応答□
講師紹介
白木 賢太郎 先生
筑波大学 数理物質系 教授 博士(理学)
専門分野
タンパク質溶液学(安定化・凝集・共凝集・液-液相分離・凝集抑制・粘性制御)
主な著書
『相分離生物学』(東京化学同人)2019年8月出版
研究領域
相分離生物学の理論的基礎から応用研究まで、幅広い領域で第一線の研究を展開しています。特にタンパク質の液液相分離に関する研究において、国内外で高く評価されており、本分野の開拓者として多くの研究者に影響を与えています。
受講料金・割引特典
標準受講料
49,500円(税込)
定価:本体45,000円 + 税4,500円
1名受講(特別価格)
39,600円(税込)
Eメール案内登録価格:37,840円
本体36,000円 + 税3,600円
【2名同時申込で1名分無料】
1名あたり24,750円
※E-Mail案内登録が必須です
【研修パック(3名以上受講)】
1名あたり19,800円
本体18,000円 + 税1,800円(1名あたり)
※受講者全員のE-Mail案内登録が必須
※申込フォームで「研修パック」を選択
※他の割引との併用不可
特典・配布資料
ライブ配信受講者特典
アーカイブ配信の閲覧権が無料で付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
配布資料
製本テキスト
Live配信受講:開催日の4、5日前に発送予定
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、資料の到着が開講日に間に合わない可能性があります。Zoom上ではスライド資料は表示されます。
アーカイブ配信受講:配信開始日を目安に発送
受講方法・確認事項
ライブ配信受講
●ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信受講
●アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
重要:講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
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