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研究開発管理のための 『利益管理』の基本とコストマネジメントの実践






研究開発管理のための『利益管理』の基本とコストマネジメントの実践 | セミナー

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研究開発管理のための
『利益管理』の基本とコストマネジメントの実践

■P/L(損益計算書)の構造■
■研究開発特有のコスト構造■
■CVP分析による採算性の見極め方■
■原価企画の考え方■
■研究開発プロジェクトの評価(ROI・NPV)■
■戦略的な管理会計の応用■

◆ 研究開発は「未来への投資」。利益を生み出す技術活動のための管理・コストマネジメント手法を習得 ◆

製品ライフサイクルの短期化、グローバル競争の激化により、研究開発には技術革新だけでなく「収益性の確保」が求められています。

📅

開催日時

【Live配信】
2026年2月2日(月)
10:30~16:30

【アーカイブ配信】
2026年2月17日(火)まで受付
視聴期間:2/17~3/2

💻

開催形式

Zoomによるライブ配信

アーカイブ配信

💰

受講料

55,000円(税込)
E-Mail案内登録価格: 52,250円

セミナー概要

本セミナーでは、研究開発費を単なるコストではなく”投資”として捉え、その成果を最大化するための利益管理・コストマネジメントの基本と実践を解説します。

会計に苦手意識のある初学者から、予算・採算管理を担う管理職層までを対象に、実例を交えて解説します。

本セミナーで学べること

  • P/L(損益計算書)の構造と変動費・固定費の分類
  • 試験研究におけるコスト構造の分析
  • CVP分析・原価企画による戦略的意思決定
  • 研究開発プロジェクトの評価(投資評価)と予算の管理(KPI管理)や配分

研究開発における「利益構造」の理解から、「意思決定につながる管理手法」までを網羅的に学び、研究開発の”価値を数字で示せる”スキルが身につきます。

こんな方におすすめ

👨‍💼

管理職層向け

プロジェクトリーダーや研究室長など、研究開発活動の予算・採算管理を担う管理職の方

👨‍🔬

技術者向け

自らの研究テーマや設計が製造コストに与える影響を理解したい技術者・エンジニアの方

📊

経営企画・管理部門向け

R&D投資の費用対効果(ROI)を高めたい経営企画・管理部門の方

講師紹介

関西綜合会計事務所 公認会計士・税理士 福吉 隼人 氏

専門: 公認会計士・税理士

ホームページ: http://www.kansaikaikei.com

大手監査法人で監査・上場準備業務の経験を積み、独立。

現在は、中小企業の税務・会計業務、経営計画の作成支援、事業承継対策など、幅広い業務に従事しているほか、中堅・大企業向けの会計および税務コンサルティングも行っている。

グループ通算制度や連結会計、税効果会計システムの導入支援業務に広く携わっており、各種実務セミナーの講師も担当している。

セミナーの趣旨

本セミナーでは、研究開発は「未来への投資」であり、これを最大化するための管理手法を習得します。

会計の知識に不安がある初学者の方から、プロジェクトの意思決定を担う管理職層、そして日々の技術活動の中でコスト意識を高めたい技術者の方々まで、すべての関係者が実践的に役立つ内容です。

技術者向け

研究開発のコスト構造を分析

研究・製造設備のコスト構造や、試作段階から製品化を見据えた製造コストについて深掘りし、日々の活動に直結するコスト意識を養います。

管理職層向け

戦略的なコストマネジメント手法を習得

CVP分析による採算性の見極め方や、原価企画(ターゲット・コスティング)の考え方など、プロジェクトの戦略的意思決定に役立つ実践的な管理会計について解説します。

プログラム内容

1. 研究開発における利益管理の重要性

研究開発費は、競争優位性を生む源泉であるという認識を共有します。また、研究開発の支出は、すぐに売上に結びつかない「未来への投資」であることから、会計上の処理や管理手法が一般の製造・販売活動と異なるといった特殊性について解説します。

  • 1.1 研究開発における利益管理の重要性
  • 1.2 研究開発の特殊性(長期的視点・不確実性・意思決定手法)

2. 損益計算書のメカニズムと費用分類の基本

  • 2.1 P/L(損益計算書)の基礎

    売上高から当期純利益に至る基本的な構造を解説し、P/Lでは利益管理ができないことを説明します。

  • 2.2 変動費・固定費の分類

    利益管理には変動費・固定費の分類が重要であることを説明します。変動費(例:試作用材料費など)と固定費(例:研究員の人件費、研究棟の減価償却費など)を、研究開発活動に関連づけた具体例で分類し、理解を深めます。

  • 2.3 限界利益概念

    「CVP分析」や「原価企画」といった実践的な内容を理解するための土台となります。特に研究開発の具体例を用いることで、参加者自身が「自分の活動のコストは変動費か、固定費か」を意識できるよう促します。

3. コストマネジメントの実践

技術者が「自分の意思決定が最終的な製品の利益にどう影響するか」を具体的にイメージできるように促します。

  • 3.1 試験研究特有のコスト構造分析

    • 研究・製造設備のコスト構造の理解:研究開発部門の大きな比重を占めるコストである減価償却費について理解を深めます
    • 設備の稼働率向上が重要であることを説明します
  • 3.2 製造原価(材料費、労務費、経費)と目標原価設定の考え方

    製品化フェーズを見据え、技術者のコスト意識の醸成を促します。

    • 製造コストの構成要素を知る
    • 設計変更が原価にどう影響するか(材料の変更・部品点数の変更・製造プロセスの変更)
  • 3.3 CVP分析と原価企画

    変動費・固定費の知識をもとに、「どのくらいで採算がとれるのか」、「どれくらいの価格を目指すべきか」といった戦略的な意思決定を行うためのツールを習得します。

    3.3.1 CVP分析の基礎と活用
    • CVP分析とは何か
    • 損益分岐点の計算
    • 損益分岐点を活用したシミュレーション
    • 安全余裕率の活用
    3.3.2 原価企画(ターゲット・コスティング)の活用
    • 従来の原価計算の限界
    • 原価企画(ターゲット・コスティング)の基本
    • 技術者と原価企画

4. 研究開発プロジェクトの評価

管理者層向けにこれまで利益管理・コストマネジメントの知識を土台として、複数の研究テーマやプロジェクトの中から企業価値を最大化する戦略的な選択を行うための評価指標について解説します。

  • 4.1 研究開発プロジェクトの評価

    • 研究開発プロジェクトの評価の必要性
    • 投資評価の方法(ROI・NPV)
    • 評価指標とKPI(例:NPV, ROI)
    • 研究開発のKPI管理
  • 4.2 戦略的意思決定のためのアプローチ

    単なる事務的なKPI管理ではなく、研究開発を戦略的な「投資ポートフォリオ」として管理し、その成果を利益に直結させるための高度な管理会計の応用実践について考えます。

    • サンクコストの罠
    • 研究開発予算の配分
    • 予算実績管理方法

5. まとめ(質疑応答)

キーワード

基本概念

研究開発
利益管理
原価管理
コストマネジメント
管理会計
意思決定

財務・会計

変動費・固定費
限界利益
P/L
損益計算書
製造原価
製造コスト

分析・評価手法

CVP分析
損益分岐点
原価企画
ターゲットコスティング
目標原価
減価償却費

投資評価

投資利益率
ROI
正味現在価値
NPV
サンクコスト

受講料

通常受講料

55,000円(税込)

定価:本体50,000円+税5,000円

本体47,500円+税4,750円

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🎥 オンライン配信

Zoomによるライブ配信

2026年2月2日(月)10:30~16:30

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受付期間:~2026年2月17日(火)

視聴期間:2026年2月17日(火)~3月2日(月)

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