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精密塗布における脱気・脱泡技術






精密塗布における脱気・脱泡技術 | イーコンプレス

2026年1月29日(木)開催 | 会場受講

精密塗布における
脱気・脱泡技術

脱気と脱泡の基本機能と相違、キャビテーションの発生要因
脱泡・脱気技術の具体的方法

🔬
気泡発生原理の理解

⚙️
実用技術の習得

🛠️
故障対策の実践

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会場:東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第3講習室

こんな課題はありませんか?

😓

塗布欠陥(凹状欠陥)が発生

気泡や溶存空気が原因と思われる塗布欠陥に悩まされている

🤔

脱気と脱泡の違いが不明

脱気技術と脱泡技術の基本機能と相違が理解できていない

⚠️

高速塗布で品質低下

高速化を進めると気泡発生が増加し、面質が確保できない

本セミナーで得られること

最近の精密塗布においては、均一で高品質な面質を確保し、かつ高速対応するため、塗布そのものの高度化・精密化だけでなく、周辺技術が極めて重要になっています。本セミナーでは、気泡の発生原理から、脱気技術・脱泡技術の具体的方法、関連する故障対策まで、わかりやすく解説します。

習得できる知識と技術

📚

基礎から実用まで

精密塗布での脱泡・脱気技術の基礎から実用製造に至るまでの知識と技術が習得できる

🔍

技術の比較と選択

各種の脱泡・脱気技術全般の特徴を比較しながら学べ、適切な技術・手段選択を行えるようになる

🔧

故障対応技術

気泡あるいは濡れ性起因と想定される各種故障に対して、適切な対応技術を習得できる

こんな方におすすめ

✓ 精密塗布製造に関与している技術者・管理担当者
✓ 塗布技術の研究開発に従事されている方
✓ 脱泡・脱気技術の基礎的内容を知りたい関係者
✓ 塗布欠陥の解析や改善に取り組まれている方
✓ 高速塗布や高品質化を目指している製造部門の方

講師紹介

成瀬 康人 氏

NYコンサルタント 代表

経歴と実績

  • 富士フィルム株式会社に長年勤務し、精密塗布技術の根幹部分での技術開発と製造実用化を手掛ける
  • 塗布機建設・改造及び塗布欠陥解析技術、故障対応技術を開発
  • 脱気・脱泡技術、調送液技術、乾燥技術等の開発実用化を担当
  • スロット、スライド、カーテン等の各種ダイコート技術の開発実用化を実現
  • 世界初の精密バーコート技術全般の開発実用化及び塗布機建設を国内外で多数実施
  • ワイヤーを使用しないWLバー技術の初期開発から実用化までを実現(現在、国内外の多くのメーカーで活用)
  • 画像材料、光学材料、印刷材料等の商品実用化にも従事

現在の活動

退社後、コンサルティング会社「NYコンサルタント」を設立。日本、韓国、中国、台湾等で代表的企業を始め、多くの企業で数多くの技術指導、商品化指導、塗布機の建設等を10年以上にわたり実施。セミナーも海外で数多く、多岐の分野で実施している。

専門分野

現在の精密塗布技術全般及び関連重要技術について、様々な経験と知見を有している。特に脱気・脱泡技術、塗布欠陥解析、高速塗布技術において豊富な実績を持つ。

プログラム詳細

1. 脱泡技術と脱気技術は異なる

  • 脱気と脱泡の基本機能と相違
  • 気泡と溶解空気の発生

2. キャビテーションとは

  • キャビテーションの基本
  • 配管でのキャビテーションのしくみ
  • コータでのキャビテーション
  • 超音波でのキャビテーション

3. 精密塗布における脱気と脱泡技術の役割

  • 塗布欠陥(凹状欠陥)と脱泡・脱気技術との関係
  • 精密塗布工程における気泡発生、溶存空気増加プロセス

4. 脱気技術

  • 脱気技術の概要
  • 脱気技術の塗膜形成、乾燥工程での寄与
    • 塗膜形成、乾燥工程での発泡抑制
    • UV硬化プロセスでの硬化不良防止
  • 脱気技術の方法
    • 脱気技術の原理
    • 減圧方式
    • 膜脱気方式
  • 膜脱気技術の詳細
    • 脱気能力の基本要因
    • 膜形態、構造
    • 処理条件と脱気能力
    • 流体(塗布液)を流すサイドの差異
    • 水蒸気の脱気性能への影響
    • 膜脱気の効率増加法
  • 脱気装置の関連機器
    • 真空脱気ポンプ
    • 溶存酸素計

5. 脱泡技術

  • 脱泡技術の概要
  • 脱泡技術の具体的方法
    • 浮上分離方式
    • 減圧脱泡方式
    • 遠心力利用方式
    • 超音波方式(浮上分離方式・溶解除去方式)
  • 超音波周波数の意味、効果
  • 超音波振動について ―考え方と対応のまとめ―
  • 脱泡装置
    • 気液比重差利用方式
    • 遠心力利用方式
    • 薄膜化方式
    • 超音波溶解方式
    • 複合方式 その他

質疑応答

講義終了後、質疑応答の時間を設けております。日頃の疑問点や現場での課題について、講師に直接ご質問いただけます。

開催概要

開催日時
2026年1月29日(木)13:00~16:30

会場
東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第3講習室
会場地図を見る

受講形式
会場受講のみ
※直接会場にお越しいただく形式です

受講料
49,500円(税込)
E-Mail案内登録価格:46,970円(税込)
早期申込割引:31,900円(税込)
※11月30日までの1名申込み限定

配布資料
製本テキスト(会場にて直接お渡しします)

特典
2名同時申込みで1名分無料
2名で49,500円(2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり24,750円)

注意事項

  • 講義中の録音・撮影はご遠慮ください
  • 講義中の会場でのパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます
  • 開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます

精密塗布の品質を劇的に向上させる
脱気・脱泡技術を習得

富士フイルムでの豊富な実務経験に基づく実践的なノウハウを学べる貴重な機会です

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お問い合わせ

株式会社イーコンプレス

担当:丁田

〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102

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