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自社保有技術・コア技術をベースとした 革新的テーマ(製品アイデア)の創出活動 -技術機能展開法を利用した テーマ創出活動とその全体体系-






自社保有技術・コア技術をベースとした革新的テーマ(製品アイデア)の創出活動 | イーコンプライアンス

自社保有技術・コア技術をベースとした
革新的テーマ(製品アイデア)の創出活動

-技術機能展開法を利用したテーマ創出活動とその全体体系-

~自社保有技術が実現できる・できそうな『機能』で市場、顧客に価値をもたすために~

既存技術を活性化し、市場を特定し、ニーズや用途を探索し、筋の良いテーマ・アイデアを生み出す

新たな市場・需要・用途を生み出し、市場と顧客に価値を、自社に利益をもたらすために
自社コア技術をベース・起点にしたテーマ創出活動の全貌

開催日時

2025年12月16日(火)
10:30~16:30

受講料(税込)

55,000円

E-Mail案内登録価格: 52,250円
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円

特別価格

2名同時申込みで1名分無料!

2名で55,000円
(2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額の27,500円)

1名でのお申込みには、お申込みタイミングによって以下の2つ割引価格がございます

早期申込割引(終了しました)

10月31日までの1名申込み:受講料 35,200円
※開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合の特別価格

テレワーク応援キャンペーン

11月1日からの1名申込み:受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円)
定価:本体40,000円+税4,000円
E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円

特典

■ライブ配信受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2025年12月17日(水)~12月23日(火)
繰り返しの視聴が可能です。

配布資料

PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。

オンライン配信

ライブ配信(Zoom)
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

こんな方におすすめ

🎯

テーマ創出において、自社技術活用をお考えの方

💡

製品アイデア創出法に、ご関心のある方

🔬

コア技術戦略の策定を検討されている方

セミナー講師

ベクター・コンサルティング株式会社 代表取締役 浪江 一公 氏

学位

MBA(米国コーネル大学経営学大学院)

略歴

大手電機メーカー、アーサー・D・リトル(ジャパン)株式会社、株式会社フュージョンアンドイノベーション等を経て、現在ベクター・コンサルティング株式会社 代表取締役社長。

経営及び技術マネジメントに関するコンサルティングにおいて20年以上の経験を有す。元日本工業大学大学院技術経営研究科(MOT)教授。北海道大学工学部、米国コーネル大学経営学大学院(MBA)卒。

専門

テクノロジーマネジメント、新規事業戦略、マーケティング

主な著書・訳書

  • 「プロフィット・ピラミッド 超高収益を実現する14のシンプルな法則」(著書)ダイヤモンド社(韓国語及び中国語でも出版)
  • 「エマソン 妥協なき経営」(訳書)ダイヤモンド社
  • 「ステージゲート法 製造業のイノベーションマネジメント」(翻訳)(原著「Winning at New Products」ロバート・クーパー著)英治出版 2013年
  • その他共著・共訳、雑誌への寄稿多数

セミナー趣旨

本セミナーでは、どう自社コア技術をベースとして製品アイデア創出を行うかについて、その実現を阻む上記課題を含む複数の課題を挙げ、その解決の方策を踏まえながら紹介し、プロジェクトの進め方を具体的に議論していきます。

セミナープログラム

1. 自社保有技術の活用の必要性と技術機能展開法のイメージ

  • 1.1 自社技術を活用しての製品アイデア創出ニーズの存在
  • 1.2 「技術をしゃぶり尽くす」必要性
  • 1.3 既存技術を他用途に展開した例(活版印刷、富士フイルム、ナガオカ、NBCメッシュテック)
  • 1.4 自社技術の用途を見つけることの難しさ
  • 1.5 自社技術で実現できる機能を明らかにする
  • 1.6 技術機能展開図のイメージ(一つの技術を多数の機能に展開)
  • 1.7 技術機能展開法の背景の2つの概念
    • 1.7.1 技術を機能で表現する
    • 1.7.2 発想法としてのMECE(もれなく、だぶりなく)

2. 革新的テーマ(製品アイデア)創出の基本フレームワーク

  • 2.1 ドリルメーカーは顧客に何を売っているか?
  • 2.2 企業が提供しているのは顧客価値
  • 2.3 革新的テーマの定義
  • 2.4 革新的テーマ創出のための「新結合」(スパーク)
  • 2.5 スパークのための2つの原料(市場知識と技術知識)
  • 2.6 技術で実現できる「機能」と「顧客価値」の関係

3. 技術機能展開法の全体のプロセス

  • 3.1 技術機能展開法を使った製品アイデアの創出のための7つのステップ
  • 3.2 本プロジェクトの対象と前提
    • 本気になれる市場(自社事業ドメイン)を対象とする(それができなかった例:花王のフロッピーディスク)
    • コア技術の定義

4. ステップ0:目的の共有

  • 4.1 なぜ目的の共有が必要か?
  • 4.2 メンバーのエネルギーレベルを高める
  • 4.3 目的の共有の方法

5. ステップ1:対象市場の設定

  • 5.1 「ある程度」の市場知識の必要性。ただし、あまり工数を掛けない。
  • 5.2 「ステップ1:対象市場の設定」の構成タスク
  • 5.3 タスク1:事業ドメインの対象市場への展開
  • 5.4 タスク2:対象市場の評価・選定(評価軸含む)
  • 5.5 タスク3:対象市場のサブ市場への分解

6. ステップ2:対象市場のプロファイリング

  • 6.1 プロファイリングの対象:3CのうちCustomersのみ
    • Competition(競合)は敢えて考慮しない
    • Company(自社)の強みも考えない
  • 6.2 プロファイリングの目的:どのような顧客価値提供機会が「ありそうか」を広く考えてみる
    →かちかちの「頭を耕す」ことで頭を柔らかくする
  • 6.3 「広く考えて見る」→顧客価値拡大モデル:VACES
  • 6.4 市場のプロファイリング
    • 市場ニーズを妄想し、数多く創出する
    • ただし、この作業には、あまり工数を掛けない

7. ステップ3:対象コア技術の選定

  • 7.1 コア技術とは
    • コア技術とはある程度の領域をカバーする
    • コア技術とは未来に向かって考えるもの
  • 7.2 コア技術設定の企業事例(3M、クレハ、富士フイルム)
  • 7.3 コア技術の設定の構成タスク
  • 7.4 コア技術の設定の考え方:3つの選定軸
  • 7.5 コア技術設定は過度に分析的に考えない
  • 7.6 対象コア技術の選定

8. ステップ4:対象コア技術の機能への展開

  • 8.1 コア技術の機能への展開の目的
    • 1つの技術を数多くの機能に展開する。それによりスパークを起こしやすくする
  • 8.2 1つの機能を複数部分に分割して表現する
  • 8.3 1つの組み合わせからMECEを使って機能を広げる
  • 8.4 対象とする技術とそのレベル:コア技術
  • 8.5 機能の表現の構成要素
    • 「何を使って」「何に対し」「何をする」「その結果どうなる」
  • 8.6 「下方展開」、「上方展開」、「横展開」で網羅的な技術機能展開図を作成
  • 8.7 8つの重要なポイント
    • MECEは発想法として利用する(思考の整理法ではない)
    • 特に「上方展開」を重要視する
    • 「妄想する」
    • ピラミッド構造の「思考」を決しておろそかにしない
    • 頭が千切れる程考える
    • 言語化をきちんとおこなう
    • 「何を使って」・「何に対し」もおおいに発想に活用する
    • 記述場所はある程度フレキシブルで良い
  • 8.8 技術機能展開のコア技術の設定とその他の意味

9. ステップ5:製品アイデアの創出

  • 9.1 「ステップ5:製品アイデア創出」の構成タスク
  • 9.2 発散と収束を繰り返す
  • 9.3 隣接可能性(「近くにあれば見える」)を活用する
  • 9.4 事前作業:「良い製品アイデアとは」の定義の共有
    • アイデア発想段階では「実現性」は過度に重視しない
  • 9.5 タスク1:製品アイデア『発想』
    • ブレーンストーミングを効果的に行うには
    • アイデア発想ミーティングの効果的運営法
  • 9.6 タスク2:製品アイデアの『進化・集約』
  • 9.7 タスク3:製品アイデアの『評価・選択』
    • 評価前提情報が無い中での評価・選択上の工夫:投票と特異点の説明
    • 革新的テーマが選ばれる工夫
  • 9.8 タスク4:製品アイデアの『まとめ』
  • 9.9 タスク5~7:発散→収束:2次の活動

10. ステップ6:技術への展開

  • 10.1 中核技術への展開
  • 10.2 中核技術実現技術オプションを広く考える
    • Value Graph
    • 発想の起点のコア技術が最適技術とは限らない
  • 10.3 対象「中核技術実現技術オプション」の選択
    • どのような評価軸を使うか?

11. 注意点、その後の作業およびプロジェクトの進め方

  • その後の作業としてのステージゲート・プロセスの利用

12. 最後

質疑応答

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