設備・機器由来の逸脱・異常防止にむけた GMP設備・機器の劣化(予兆)の早期発見と自主点検/保守 ~不具合と強制劣化との関係/自主保全基準書・チェックリスト作成方法/内部劣化の点検~
設備・機器由来の逸脱・異常防止にむけた
GMP設備・機器の劣化(予兆)の早期発見と自主点検/保守
~不具合と強制劣化との関係/自主保全基準書・チェックリスト作成方法/内部劣化の点検~
講師:曽根 孝之 氏(ヒューマンコネクター)
2026年3月30日(月) 10:30~16:30
アーカイブ配信:2026年4月13日まで受付
受講料:55,000円(税込) / E-Mail案内登録価格:52,250円(税込)
このセミナーで得られる12の実践スキル
GMP製造現場で即戦力となる、設備管理・品質保証の実務知識を網羅的に習得
逸脱・異常の真の原因発見
逸脱・異常などで真の原因を見出し、効果的なCAPAを実施できるようになります。
設備由来問題の体系的解決
設備由来の問題を体系的に解決する手法を、実例をもとに実践的に学びます。
TPM活動の完全理解
TPM活動(5S・改善・復元・小集団活動)の実践的な進め方を習得します。
自主保全・自主点検のポイント
自主保全・自主点検の具体的な実施方法とチェックリスト作成法を学びます。
設備劣化の予兆発見
設備劣化の予兆を早期に発見し、予防的な対策を講じる方法を理解します。
自主保全基準書の作成
実務で使える自主保全基準書の作成方法と効果的な活用方法を習得します。
総点検の実践手法
ボルト・ナット、潤滑、油圧・空圧、駆動、電気関係の総点検を実践的に学びます。
オペレーター教育の実例
新人教育の進め方や設備に強いオペレーター育成の具体的な方法を習得します。
間違い防止の徹底
GMPにおける間違い防止の手法と疑似冗長設定の実践方法を学びます。
現場QA業務の実践
外資系企業の実例に基づく現場QA業務と工場巡回のポイントを習得します。
D-OODAとPDCAの融合
最新のD-OODAループとPDCAサイクルの融合による改善手法を学びます。
わかりやすいSOP作成
現場で本当に使える、わかりやすい手順書(SOP)の作成方法を習得します。
セミナープログラム(全22セクション)
GMP概論から実践的なオペレーター教育まで、現場で即活用できる包括的なカリキュラム
🏭 はじめに:GMP概論
- サリドマイド薬害原因から学ぶ
- 品質は製造で作りこむ
- 三原則の理解
- ハードとソフトの関係性
- 6サブで監査
1️⃣ TPMとは?
- 製造現場の現状
- TPMの狙い
- TPMの歩み
- TPMの5本柱と役割分担
2️⃣ 自主保全は、どうして必要か?
- 実施内容
- 設備の6大ロス
- 設備の不具合と6大ロスの関係
- 何故、不具合摘出が重要か
- 不具合摘出は全員参加で
- 自主保全は、ステップ方式で進める
- 自主保全は、仕事そのもの
3️⃣ 設備を改善するポイントは
- 改善の前に復元を
- あるべき姿を追求しよう
- 微欠陥まで排除しよう
- なぜなぜなぜを繰り返そう
- 設備を汚さない改善が大前提です
4️⃣ 『清掃は点検なり』が基本です
- 清掃+目的=「清掃は点検なり」
- 点検×評価=「点検は不具合の発見なり」
- 設備の運転中にも点検
- 清掃点検で効果事例は
5️⃣ 発生源対策は局所化にあり
- 不具合と強制劣化との関係
- 汚れの根本原因は何だろう
- 局所カバーへのアプローチ
- 局所カバーによる改善例1・2
- 清掃時間短縮の進め方
- 給油時間の短縮はどのような進めるか
- 点検時間の短縮はどのように進めるか
6️⃣ 基準書づくりで設備に強くなろう
- 「守るべきことは守る本人が決める」ことが大切です
- 自主保全基準書はどのように作るか
- チェックリストはどう作るか
7️⃣ もっと設備に強くなろう
- 総点検の進め方とポイント
- ボルト・ナット関係の総点検
- 潤滑関係の総点検
- 油圧・空圧関係の総点検
- 駆動関係の総点検
- 電気関係の総点検
8️⃣ 故障や不良が発生したらどうするか
- 自主点検とは何をするか
- 故障や不良が発生したらどうするか
- 内部劣化を点検するには
- 内部劣化の発生事例
9️⃣ 自主保全を上手に進めるために
- ミーティングには積極的に参加しよう
- ワンポイントレッスンを活用しよう
- 活動板を使いこなそう
- その他にどんなポイントがあるか
🔟 設備に強いオペレーターとは
- これからのオペレーターに必要な能力
- 設備に強いオペレーターへの4段階
- 設備に強くなる4段階の具体的な進め方
1️⃣1️⃣ 「復元や改善は成果なり」「成果は達成の喜びなり」
- 儲かる自主保全を展開しよう
- 自主保全でサークルの活性をすすめよう
🛡️ 間違い防止を徹底しよう!
- なくす
- 容易化
- 影響防止再発防止
- GMPにおける間違い防止
✅ Wチェックより、疑似冗長設定
- 冗長設定と疑似冗長設定
- 実例紹介
👥 経験による間違い:新人教育の進め方(実例)
- 新人教育訓練の進め方(実践事例1)
- 新人教育訓練の進め方(実践事例2)
- 新人教育訓練の進め方(実践事例3)
🏭 医薬品工場で働く前に教えたいこと
- 空気:空調・エアーシャワーのこと
- 水:処理水・精製水のこと
- 電気:弱電源・高圧電源のこと
- 圧空:ドライエアー・ドレン・フィルターのこと
- 設備:計装・計器のこと
- 油:潤滑油・グリスのこと
- 工具:適正工具・メンテナンスのこと
- 更衣:クリーンスーツ・マスク・ヘアーネットのこと
- 手洗い:手洗い20秒・エタノール消毒のこと
- 廃水・廃棄物
- 表示(状態表示)
- 区分保管・動線
🔍 現場QA業務(外資実例)
- クレーム・異常時の対応
- 中間製品物性試験
- 工程パトロール
- 工程の点検及び確認作業
- IPC書類・検査工程書類の確認と署名
- 計量器の日常点検
- クリーニングバリデーション
- 日常試験データのPC入力
- 同時的バリデーション
- TVIS・CVISの報告
- 工程管理の基準
- 作業標準書(SOP)
- 標準原単位
- 緊急時の対応
- その他
🚶 現場ツアーの肝
- 共通事項
- 倉庫・保管
- 更衣室
- 受入れ口
- 秤量室
- 調製室
- 充填室
- 検査室
- 包装室、包装仕上室
📊 製販GQPの立場で工場巡回
- 現場観察報告書の実例
🔄 D-OODAの紹介(PDCAとの融合)
📖 わかりやすい手順書(SOP)
❓ 質疑応答
セミナー内容に関するご質問にお答えします
受講料のご案内
お得な割引制度をご用意しています
💰 通常価格
55,000円 (税込)
定価:本体50,000円+税5,000円
📧 E-Mail案内登録価格
52,250円 (税込)
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
💡 2,750円お得!
🎁 お得な割引制度
👥 2名同時申込みで1名分無料キャンペーン
1名あたり 27,500円(税込)
※定価半額でご受講いただけます
【適用条件】
- 2名様ともE-Mail案内登録が必須です
- 2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください
- 同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用
- 受講券、請求書は代表者にご郵送いたします
- 他の割引は併用できません
🏢 研修パック(3名以上受講)
1名あたり 19,800円(税込)
本体18,000円+税1,800円(一人あたり)
【適用条件】
- 受講者全員のE-Mail案内登録が必須です
- お申込みフォームで【研修パック】を選択のうえお申込みください
- 他の割引は併用できません
- 当社Webサイトからの直接申込み限定です
📋 配布資料
ライブ配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
アーカイブ配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。
講師紹介
製薬業界での40年以上の豊富な経験を持つ専門家が実践的に指導
👨🏫 講師紹介
曽根 孝之 氏
ヒューマンコネクター
医薬品製造現場での40年以上の豊富な経験を持ち、実践的なコンサルティングを得意とする専門家。
「ヒューマンコネクター」として、人と人、技術と実践をつなぎ、現場で本当に使える知識とスキルの習得を支援。
- 1980年 中外製薬株式会社藤枝工場入社(原薬合成および固形製剤の製造に従事)
- 倉庫部門 工程責任者として業務を統括
- 品質保証部門 教育訓練責任者、バリデーション責任者を歴任
- FDA監査対応 製剤製法改善およびFDA監査の対応を実施
- ニプロファーマ 工場の品質保証責任者として、バリデーション責任者、教育訓練責任者、CAPA等を担当
- 全社QMS策定 全社品質マネジメントシステムの構築に参画
- 本社信頼性保証部 経口剤品質保証課長として供給者監査をリード
- ニプロESファーマ GQPの製造工場責任者および原材料の供給者監査を実施
- 医薬品物流会社 GDP対応における推進責任者を担当
- 化粧品業界 化粧品GMP、健康食品GMPを経験
- 医療機器分野 医療機器製造管理責任者も務める
特徴: 医薬品製造現場での経験が豊富で、理論だけでなく実際の現場で使える実践的な知識とノウハウを提供します。
お問い合わせ
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください
株式会社イーコンプレス
担当:丁田
〒630-0244
奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102
TEL:050-3733-8134
FAX:03-6745-8626