<電気の基礎から学ぶ電動化のための電気絶縁技術> モータ、インバータと車載部品の高電圧絶縁品質評価法、 関連のIEC国際規格と樹脂材料の高性能化
電気の基礎から学ぶ
電動化のための電気絶縁技術
モータ、インバータと車載部品の高電圧絶縁品質評価法
関連のIEC国際規格と樹脂材料の高性能化
~EVモータと関連電装品の高電圧化・高周波化・熱対策に向けた絶縁品質評価技術と樹脂材料開発~
セミナー概要
開催日時
2026年2月27日(金)
10:00~17:00
配信形式
ライブ配信(見逃し配信付)
Zoom
配布資料
PDFデータ
(印刷可・編集不可)
受講料(税込)
通常料金
60,500円
- 定価:本体55,000円+税5,500円
2名同時申込で1名無料
60,500円
- 2名ともE-Mail案内登録必須
- 1名あたり定価半額30,250円
テレワーク応援キャンペーン
48,400円
- 1名申込み限定
- E-Mail案内登録で46,200円
🎁 見逃し配信付き!
セミナー終了後、7日間の見逃し配信(アーカイブ)視聴が可能です。
【視聴期間】2026年2月28日(土)~3月6日(金)
講師プロフィール
兵庫県立大学 名誉教授
永田 正義 氏
主な専門・ご活動・受賞など
- 電気学会フェロー
- IEC国際規格第55委員会(巻線関係)委員長
- 電気学会A部門論文誌 前編修長
- 電気学会技術調査専門委員会「ポリマーコンポジット絶縁材料におけるインフォマティクス応用に関する調査専門委員会」委員
- 電気学会技術調査専門委員会「インバータ駆動モータ絶縁評価法」元委員長
- 電気学会技術調査専門委員会「パワーモジュールの電気絶縁信頼性」元委員
- 実用的インバータ駆動モータ絶縁評価法について、平成30年度電気学会・技術報告賞受賞
- 関連テーマでの講演、執筆多数
セミナー趣旨
世界の脱炭素戦略の中心がモビリティの「電動化」であり、電動車(xEV)、空飛ぶクルマ、電動化航空機、電動化船舶などにおいて研究開発が活発に進められています。
xEV関連の主駆動系と車載電装部品において、高出力・トルク化、小型・軽量化、高機能化が技術革新のポイント。高速充電のためのバッテリーの高電圧化だけでなく、EVモータも駆動電圧800V仕様に高電圧設計されています。
これらの800Vアーキテクチャー採用により、EMC(サージ)、熱と電気的絶縁性能の問題がより厳しくなり、その対策のためのマネジメントと品質評価法が今最も必要とされている電動化技術です。
小型軽量・高電圧化による各要素部品の温度の急上昇は絶縁性能を著しく低下させ、サージが重畳する高い繰り返しインパルス電圧によって部分放電や沿面放電が各絶縁弱点箇所で発生し易くなります。材料の熱劣化や絶縁破壊につながる部分放電発生のメカニズムを十分理解した上で電動化に対応できる高機能な樹脂材料を開発することが重要です。
本セミナーでは、駆動モータ、平角巻線、スロットライナー、バスバー、パワーモジュール、PCU回路基板、バッテリーパッケージ等の各構成部品に関する高電圧絶縁技術について、電気の基礎から徹底解説することで、基本原理から理解し、これらのモビリティ搭載部品の高品質な絶縁設計と信頼性評価法を習得することを目的としています。
得られる知識・技術
電動化技術の最新動向
電動化モビリティ分野における樹脂材料の開発・応用と高電圧絶縁技術の最新動向を習得
高電圧化への対策
高電圧化、高周波化、熱対策に向けた高電圧絶縁の課題と対策を理解
IEC国際規格
モータ・材料等の電気的絶縁システムのIEC国際規格と課題点を学習
絶縁評価法
樹脂フィルム、パワーモジュール、電子回路基板の絶縁評価法を習得
EV用部品の評価
EV用平角巻線、ヘヤピンステータの高温・高湿・低気圧下でのAC/インパルス絶縁評価法
実践的測定技術
部分放電計測と信頼性評価に必須の計測技術を習得
セミナープログラム
1. 電動化モビリティの電気絶縁技術の最新動向
- EV/HEV駆動モータの小型軽量化、高電圧化に向けた技術動向
- 電動化要素部品の信頼性設計・評価に向けた熱・絶縁技術動向
- 高耐熱性、高熱伝導化に向けた高機能樹脂素材の開発動向
2. 電気の基礎から学ぶ電動化に必須の高電圧絶縁技術
- 電磁気と電気回路(電流、電圧、パワー、電界、磁界、電磁波とは何か)
- ACとパルス/インパルスはどう違う?
- 樹脂材料を急速劣化させる熱の問題
- 絶縁破壊とは何か?絶縁破壊電圧と放電開始電圧の違い
- 絶縁破壊につながる放電:部分放電、バリア放電、沿面放電、コロナ放電
- 高電圧化、高周波化すると部分放電(PD)が発生し易くなる理由
- 周囲環境(温度、湿度、気圧、放射線)におけるPD発生メカニズム
- 絶縁の弱点部位(3重点、電界強度無限大付近)の対策
- インパルス電圧波形による評価試験の必要性
- 樹脂材料の特性表の見方、熱的・電気的特性の計測方法
- 樹脂材料の複合的劣化メカニズム
- ナノコンポジット材料の高い絶縁特性のメカニズム
- パワーモジュール等の絶縁構造と熱抵抗の関係
- PDIV(部分放電開始電圧)の正確な計測方法
- 熱劣化によるPD発生の予測方法
3. IEC国際規格による電気絶縁評価方法
- インバータ駆動モータ(産業用)の関連IEC規格(IEC60034-18-41, IEC61934, IEC60034-27-5TS他)
- 電気絶縁システムの熱耐久性、寿命を評価する規格(IEC61857)
- モータ巻線の寿命評価試験(IEC63263TS)
- 駆動モータのPD-Free検証とインパルス試験電圧の決め方
- ヘアピンモータ(EV用)へのIEC国際規格の適応と課題
4. 各電動車部品の部分放電計測とAC/インパルス絶縁評価法
- AC試験器とインパルス試験器との違い(市販計測器紹介)
- 電源(AC、インパルス)と各種計測センサーの選定
- 実験装置、試験環境設定、計測方法
- データのばらつきの要因と対策
- 印加電圧波形(立ち上がり時間、パルス幅、周波数)とPDIV特性との関連性
- 計測値を左右するセンサー感度とノイズレベル、閾値設定
- インパルス電圧の印加方法、データ収集と処理方法の具体例
- 恒温恒湿槽を使ったPDIVの温度湿度依存性計測の具体例と注意点
5. 実機インバータ駆動モータの絶縁評価試験の実例
- EV用平角巻線のPDIV計測と寿命試験
- プリント回路基板の高周波絶縁評価試験
- 産業用モータのIEC国際規格に準拠した絶縁評価試験
- 【必見】EV用ヘヤピンステータのインパルス絶縁評価試験と絶縁弱点箇所
6. まとめ・質疑応答
このセミナーの特徴
電気の基礎から徹底解説
電磁気学の基本原理から、電動化技術に必須の高電圧絶縁技術まで、段階的に学習できます
最新のIEC国際規格を紹介
産業用モータとEV用部品の規格の違いと課題点を詳細に解説
実機の評価試験例を紹介
EV用ヘヤピンステータなど、実際の製品評価試験データを公開
計測技術と評価方法の実践
部分放電計測から信頼性評価まで、実務で即活用できる知識を習得
資料は繰り返し参照可能
セミナー終了後も見逃し配信で復習可能。PDFデータは開催2日前にダウンロード
複数参加で割引
2名以上で参加する場合、1名分が無料!テレワーク応援キャンペーンも実施中
関連書籍・セミナー
本セミナーと関連のある書籍・セミナーをご紹介します
グローバルEVおよび車載バッテリーの市場・技術トレンド
直近1~2年のBEVやバッテリーの市場・企業・技術動向をまとめた資料。EV業界の最新情報を素早く把握したい方におすすめです。
33,000円
パワーモジュールの高性能化を支える高耐熱・高信頼性材料と実装技術
Tj≧175℃のSi IGBTモジュール、SiC MOSFETモジュールの材料開発と実装プロセス、信頼性試験の最新動向を解説します。
55,000円
セミナー配信情報
配信方式
Zoomによるライブ配信
オンラインセミナー受講限定の特別価格をご用意しています
見逃し配信
視聴期間:2026年2月28日(土)~3月6日(金) 計7日間
セミナー終了後、録画動画(アーカイブ)をマイページから繰り返し視聴可能です
配布資料
PDFデータ(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可
⚠️ ご注意
- 講義中の録音・撮影はご遠慮ください
- 開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます
お問い合わせ
株式会社イーコンプレス
担当:丁田
住所
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102