＜電気化学が苦手だと思っている方への１日半講座＞ 電気化学反応・電極反応のメカニズムと 電気化学測定法および電極／溶液界面の解析 ～1.5日（約8時間強）で学ぶ～
＜電気化学が苦手だと思っている方への１日半講座＞
電気化学反応・電極反応のメカニズムと
電気化学測定法および電極／溶液界面の解析
～1.5日（約8時間強）で学ぶ～
セミナー概要
なかなか短時間では学べそうにない電気化学を、
なんとか1日半（約8時間強）の速習で学んでもらいます。
こんな方におすすめ
燃料電池の研究を始める方
リチウムイオン電池の研究を始める方
金属腐食の研究を始める方
センサーの研究を始める方
押さえておかなければならない基本原理が身につけられるように詳しく説明します
- 電気化学の基礎から、いろいろ組み合わせた各種測定法まで
- サイクリックボルタンメトリー（CV）法の理解と実践
- 交流インピーダンス法の基礎と応用
- 電極/溶液界面の各種解析方法
開催日時
1日目
2026年3月12日（木）
13:00～16:30
2日目
2026年3月13日（金）
10:30～16:30
開催形式
オンライン配信
ZoomによるLive配信
配布資料
PDFテキスト
(印刷可・編集不可)
特典
アーカイブ視聴
3月14日(土)～3月23日(月)
講師紹介
松本 太 氏
神奈川大学 化学生命学部 応用化学科 教授
理学博士
経歴
- 1997年3月 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 電子化学専攻 博士課程修了（理学博士）
- 1997年4月 日本学術振興会 特別博士研究員
- 1999年4月 東京理科大学 理工学部 工業化学科 助手
- 2002年9月 （財）神奈川科学技術アカデミー益田「ナノホールアレー」プロジェクト副研究室長
- 2005年4月 Cornell University, Dept. of Chem. and Chemical Biology, Research Associate (Ithaca, New York，USA)
- 2008年8月 Wildcat Discovery Technologies, Inc., （San Diego, California, USA）
- 2010年4月 神奈川大学 工学部 物質生命化学科 准教授
- 2016年4月 神奈川大学 工学部 物質生命化学科 教授
専門分野
主な受賞歴・実績
- 電気化学会関東支部 優秀ポスター賞（指導学生が複数回受賞）
- 表面技術協会 学術奨励講演賞（指導学生が受賞）
- 中国山東省科学技術庁 優秀協力賞
- International Journal of Extreme Manufacturing Best Author Award
- 電気化学インピーダンス関連書籍執筆（科学情報出版, 2025年）
国内外での豊富な研究経験を持ち、電気化学、特に電池やめっき、電極触媒の分野で多数の実績を持つ。学生の指導にも熱心で、多くの学生が学会で優秀賞を受賞している。
習得できる内容
電気化学の基礎理解
電池・電気分解から始まる電気化学の基礎の基礎をしっかり理解
測定法の習得
定電流法・定電位法からCV法、交流インピーダンス法まで各種測定法を学習
データ解析能力
ボルタモグラムの見方・考え方、実験結果の読み方を習得
界面解析技術
電極/溶液界面の構造と各種解析方法の実際を理解
プログラム内容
1日目：2026年3月12日（木）13:00～16:30
1. 電気化学の基礎 13:00-14:30
- 1.1 電池・電気分解から始める電気化学の基礎の基礎
- 1.2 電気化学反応の速度論/バトラー・ボルマーの式の中身を理解する
- 1.3 電気化学反応の中身：電子移動過程と物質移動過程
- 1.4 電極/溶液界面の構造：電気二重層の概念
- 1.5 電気化学測定装置の基礎
2. 定電流法・定電位法 14:40-16:30
- 2.1 速度論の基礎の基礎：ターフェル式の利用
- 2.2 定電位ステップで物質の拡散係数を見積もる
- 2.3 定電流ステップで物質の濃度を測定する
- 2.4 パルスボルタンメトリーで電極反応を詳しく解析する
2日目：2026年3月13日（金）10:30～16:30
3. サイクリックボルタンメトリー 10:30-12:00
- 3.1 電気化学反応の可逆系と非可逆系でのボルタモグラムの違いを理解する
- 3.2 電気化学反応の精密解析法の理解
- 3.3 均一系化学反応が組み合わさった場合の電気化学反応がどのようなボルタモグラムを示すか
- 3.4 測定法の注意事項
- 3.5 回転電極法を用いた速度論的解析
4. 電極/溶液界面のための電気化学測定法と組み合わせた各種測定法 13:00-14:30
- 4.1 IR、ラマン分光法
- 4.2 水晶振動子マイクロバランス法
- 4.3 STM
- 4.4 質量分析法
- 4.5 その他
5. 交流インピーダンス法の基礎と実際の応用例 14:40-16:10
- 5.1 基礎概念
- 5.2 測定法の基礎
- 5.3 実験結果の読み方
- 5.4 様々な応用での実験方法と実験結果の読み方
□ 質疑応答 □ 16:10-16:30
受講料
E-Mail案内登録価格
本体71,200円＋税7,120円
通常価格
本体75,000円＋税7,500円
特別割引
複数名割引
2名同時申込：82,500円
（2名ともE-Mail案内登録必須／1名あたり41,250円）
3名同時申込：123,750円
（3名ともE-Mail案内登録必須）
※4名以上も1名追加ごとに41,250円を加算
テレワーク応援価格
1名様の場合
74,800円（税込）
定価：本体68,000円＋税6,800円
E-Mail案内登録：71,060円
本体64,600円＋税6,460円
※オンライン配信セミナー受講の場合
🎥 アーカイブ配信について
Live受講に加えて、アーカイブでも約１週間視聴できます
視聴期間：2026年3月14日(土)～3月23日(月)まで
※アーカイブ付きセミナーです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
※アーカイブのみの受講も可能です。
お問い合わせ
株式会社イーコンプレス
担当：丁田
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102
