3次元培養皮膚モデルとEx vivoヒト摘出皮膚における有用性評価のポイント
3次元培養皮膚モデルとEx vivoヒト摘出皮膚における
有用性評価のポイント
第1部『3次元培養皮膚モデルにおける有用性評価のポイント』
第2部『Ex vivoヒト摘出皮膚を用いた評価におけるポイント』
開催日時
【Live配信受講】
2026年1月22日(木)13:00~17:10
【アーカイブ配信受講】
2026年2月2日(月)まで受付
(配信期間:2/2~2/16)
開催形式
オンライン配信
(Zoom Live配信)
アーカイブ配信あり
受講料(税込)
49,500円
E-Mail案内登録価格: 46,970円
受講料
通常価格
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
2名同時申込み
2名で49,500円(1名あたり24,750円)
※2名ともS&T会員登録必須
※1名あたり定価半額
テレワーク応援
E-Mail案内登録価格: 37,840円
定価:本体36,000円+税3,600円
※1名受講限定
📚 研修パック(3名以上の受講で大変お得!)
1名あたり 本体18,000円+税1,800円
※受講者全員のE-Mail案内登録が必須です。※お申込みフォームで【研修パック】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。※当社Webサイトからの直接申込み限定です。
セミナー講師
水谷 多恵子 氏
博士(工学)
株式会社CIEL
さがみはらリサーチセンター
略歴
2003年東京理科大大学院卒業。化粧品会社勤務を経て、2012年より東京工科大学 正木教授(当時)の指導のもと、化粧品素材の有用性に関する研究に従事。2014年 株式会社CIEL入社、現職。
主な研究・業務
- 化粧品・医薬品・食品素材の皮膚における有用性に関する研究
- 酸化ストレスが皮膚バリア機能に与える影響に関する研究
業界での関連活動
- 日本香粧品学会(評議員)
- 日本化粧品技術者会
- 日本美容皮膚科学会
- 日本動物実験代替法学会
- 日本毒性学会
井筒 ゆき子 氏
株式会社CIEL
さがみはらリサーチセンター
略歴
2001年3月 埼玉大学理学部分子生物学科卒。2005年 ニッコールグループ(株)コスモステクニカルセンター入社 有用性・安全性評価部に所属。2016年 同グループ(株)ニコダームリサーチ出向 事業推進室所属。2019年 (株)CIEL入社、現在に至る。
主な研究・業務
- 主にヒト皮膚を対象とした化粧品や素材の有効性評価を担当
業界での関連活動
- 日本化粧品技術者会
- 日本研究皮膚科学会
- 日本美容皮膚科学会
- 日本動物実験代替法学会
- 日本薬学会
セミナー概要
培養皮膚モデルを用いた試験の基本から応用まで、実践的な評価手法を解説!
3次元培養皮膚モデルは、表皮バリアを含めた素材の評価が可能であり、個体差によるばらつきの影響が小さいため、成分や試料の作用傾向を明確に捉えやすい実験ツールです。本セミナーでは、培養皮膚モデルを用いた試験の基本と応用事例を紹介し、評価素材に適した試験デザインの計画に役立てていただくことを目的としています。
また、ex vivoヒト摘出皮膚は実際のヒト皮膚構造を保持した状態で有効性や浸透性を評価することが可能です。実験設計・評価・解析における重要ポイントを、具体的な事例とともに解説します。
このセミナーで学べること
培養皮膚モデルの基礎
培養皮膚モデルの種類、評価できる素材、培養の基本から組織染色による評価まで
ストレス誘導の方法
紫外線照射、乾燥刺激、界面活性剤、PM2.5など、様々なストレス源との組み合わせ評価
バリア機能評価
物質透過性、水分蒸散量、TEER評価など、測定機器を用いた定量評価手法
Ex vivo評価のポイント
ヒト皮膚の入手から培養、プロトコール作成まで、実務で活用できる重要ポイント
評価事例の紹介
アンチエイジング剤、紫外線応答、美白剤、浸透性など、具体的な評価例を解説
化粧品開発への応用
ex vivoヒト摘出皮膚を用いた評価の重要性と化粧品開発における位置づけ
プログラム詳細
第1部(13:00~15:30)『3次元培養皮膚モデルにおける有用性評価のポイント』
講師:水谷 多恵子 氏(株式会社CIEL)
趣旨
3次元培養皮膚モデルは、表皮バリアを含めた素材の評価が可能であり、個体差によるばらつきの影響が小さいため、成分や試料の作用傾向を明確に捉えやすい実験ツールです。本セミナーでは、培養皮膚モデルを用いた試験の基本と応用事例を紹介し、評価素材に適した試験デザインの計画に役立てていただくことを目的としています。
得られる知識
- 培養皮膚モデルを用いた試験の基本
- ストレス源との組み合わせや他の培養細胞との組み合わせによる、素材に適した試験計画の基本
- 試験を実施するうえでの注意事項やコツ
講演内容
- 培養皮膚モデルを用いた試験の基本
- 培養皮膚モデルの種類
- 培養皮膚モデルで評価できる素材
- 培養皮膚モデルを用いた培養の基本
- 培養皮膚モデルの組織染色による評価
- リアルタイムPCRのためのtotal RNA調製方法
- 培地中の液性因子の評価と実験スケジュール
- 培養皮膚モデルに対するストレス誘導の方法
- 光照射(紫外線照射・ブルーライト)
- 乾燥刺激
- 界面活性剤
- エタノール
- ディーゼルパーティクル、PM2.5
- 内因性抗酸化物質の合成阻害
- 素材の評価事例(1)
- 培養表皮モデルとほかの細胞を組み合わせた評価方法
- メラノサイトへの培養上清の処理
- 真皮線維芽細胞との共培養
- 素材の評価事例(2)
- 培養表皮モデルを用いたバリア機能評価の方法
- 物質透過性の評価
- 水分蒸散量の評価
- TEER(経上皮電気抵抗)の評価
- バリア機能関連因子
- 細胞間脂質の評価
- 素材の評価事例(3)
- まとめ
□質疑応答□
第2部(15:40~17:10)『Ex vivoヒト摘出皮膚を用いた評価におけるポイント』
講師:井筒 ゆき子 氏(株式会社CIEL)
趣旨
皮膚科学研究や化粧品の開発において、ヒト皮膚に近い反応を得るための評価ツールとして、ex vivoヒト摘出皮膚が注目されています。ヒト摘出皮膚は実際のヒト皮膚構造を保持した状態で有効性や浸透性を評価することが可能です。実務で活用できるよう実験設計・評価・解析における重要ポイントを解説します。
得られる知識
本セミナーを通じて、ex vivoヒト摘出皮膚を用いた評価の重要性を理解いただき、具体例から、実践上のポイントをご自身の研究・開発に取り入れていただくことができます。
講演内容
- 評価におけるex vivoヒト摘出皮膚の概要と利点
- ヒト皮膚の入手
- ヒト皮膚の培養方法と扱う場所について
- アウトプットの例
- 外観・機器測定
- 組織染色
- タンパク質発現
- 遺伝子発現
- 評価事例
- アンチエイジング剤の評価
- 紫外線に対する応答性
- 美白剤の評価例
- 表皮バリア機能に着目した評価
- 浸透性の評価
- プロトコール作成のコツ
- 化粧品開発におけるex vivoの位置づけ
- まとめ
□質疑応答□
こんな方におすすめ
配信形式・配布資料
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📄 配布資料
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アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
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