立体障害の活用と反応性制御に向けた『立体異性体を自在に読み解く・制御する』演習講座
セミナー概要
分子を立体で捉える力を身につけることを目指す演習講座です。立体化学の基礎から不斉炭素、エナンチオマー、ジアステレオマー、シス/トランス、E/Zまでを体系的に整理します。暗記に頼るのではなく、多数の演習問題を講義中に解いていくことで、自分の頭で考え反応や構造の本質を理解する力が身につきます。立体障害の戦略的活用、欲しい立体異性体だけを作る・分ける実務的アプローチにも触れ、立体化学の応用力を高めます。
対象者
有機化学の基礎を学び直したい方、反応機構の理解を深めたい研究者、立体選択的合成に興味のある方を対象としています。初心者から実務者まで幅広く対応した内容です。
習得できる知識
構造異性体と立体異性体の分類、三次元構造の空間認識のコツ、R/S判定・E/Z区別の確実な方法、立体障害が反応性に与える影響の判断力、立体選択的合成の基本戦略を演習を通じて習得できます。
プログラム
- 異性体の区別(空間認識の重要性、構造異性体と立体異性体の区別、演習)
- 分子を立体的に見る(三次元を二次元で表す方法、三種類の結合の区別、回転の演習)
- 鏡の向こうの世界 エナンチオマー(不斉炭素、R/S表記法、エナンチオマーの性質の違い)
- ジアステレオマー(不斉炭素が2つの世界、甘い糖と甘くない糖、お米とコピー用紙の違い)
- 二重結合のシス-トランス異性体(シス・トランスとE/Zの区別、トランス脂肪酸、光異性化)
- 立体障害の活用(原子半径と体積、かさばり方と反応性、立体障害を味方につける方法)
- 立体選択的合成(キラルカラムによる分離、微生物による合成、立体異性体の作り分け予測)
セミナー情報
- 開催日
- 【会場受講】2026年3月5日(木)10:30~16:30
【アーカイブ配信】2026年3月25日~4月7日 - 受講形式
- 会場受講(東京・きゅりあん)/ アーカイブ配信
- 受講料
- 55,000円(税込)
※2名同時申込で1名無料キャンペーンあり - 講師
- 矢野 将文 氏(関西大学 化学生命工学部 准教授)
- 配布資料
- 会場:製本テキスト / アーカイブ:PDFテキスト
- 主催
- サイエンス&テクノロジー