樹脂の硬化反応におけるレオロジー解析
~三次元網目構造の形成とレオロジーとの関係を解説~
~樹脂の硬化に関するパラメータ特許の事例も紹介~
セミナー概要
樹脂に化学反応を起こさせて硬化させる技術について、レオロジーの観点から体系的に解説するセミナーです。有限の大きさの分子から分子量が無限大とみなせる三次元網目構造が形成される架橋反応のメカニズムを、分子論に基づいて説明します。
UVインクと熱硬化性塗料を例に挙げ、三次元網目構造の形成とレオロジーとの関係を工業技術への応用の観点から解説。さらに、樹脂の硬化に関わるパラメータ特許を知財として評価した事例も紹介します。高校の化学と力学の知識があれば初心者でも理解できる内容です。
主なプログラム
- ゲル化過程のレオロジー:ひずみ・粘弾性の現象論、動的粘弾性の基礎
- 粘性液体から弾性固体への変化:ゲル化点の決定法、パーコレーション理論
- 硬化反応と温度:ガラス転移温度、時間-温度換算則、硬化速度論
- UVインキの硬化と粘度挙動:感度評価、顔料分散インキの特性
- 昇温過程における架橋硬化:レベリングとたれ、化学反応と粘度挙動の解析
- 相分離を伴う系の重合硬化、パラメータ特許の事例と知財評価
講師
大坪 泰文 氏
千葉大学 名誉教授 / 工学博士
東北大学大学院工学研究科博士課程修了。米国Princeton大学招聘研究員を経て千葉大学工学部教授を歴任。色材協会論文賞、日本レオロジー学会賞など多数受賞。専門はレオロジー、高分子物性。
開催情報
- 開催日時
- 2026年3月25日(水)13:00~16:30
- アーカイブ
- 2026年4月9日(木)~4月22日(水)
- 受講料
- 49,500円(税込)
※2名同時申込で1名無料キャンペーンあり - 配布資料
- PDFテキスト(印刷可)
- 主催
- サイエンス&テクノロジー