弾塑性力学の基礎と有限要素法(FEM)解析の実務活用
セミナー概要
応力・ひずみ・降伏条件などの弾塑性力学の基礎を整理し、材料試験データをFEM解析に適した形へ整形する実務プロセスを解説します。Excel演習で前処理・ソルバー・後処理のしくみを直感的に体験し、解析モデルの作り方やV&V(Verification & Validation)のポイントを理解します。鋼管曲げのしわ発生解析や残留応力制御などの事例も紹介します。
こんな方におすすめ
- FEM解析を始めて1~5年程度の若手~中堅技術者
- CAE/FEM導入を検討している設計・プロセス開発担当者
- 材料試験データの解析リテラシーを向上させたい方
プログラム
【弾塑性力学の基礎パート】
- 塑性加工とFEM解析の全体像
FEM解析の意義と工程設計での役割、3つのシミュレーション手法の特徴 - 弾塑性力学×FEM事例
鋼管曲げのしわ発生解析、仮説立案→モデル構築→解析→検証のステップ - 応力・ひずみの基礎
応力の定義と独立成分、ひずみと変位の関係式 - 弾性・弾塑性構成式とExcel演習
フックの法則、加工硬化式(Hollomon・Swift・Voce)、降伏条件とvon Mises降伏関数
【有限要素法の利用パート】
- FEM解析の導入
目的に応じたモデル化、V&Vの実務フロー - Excel実習でFEMの全体像を体感
前処理・ソルバー・後処理の3ステップ - FEM解析の種類と適用範囲
静的/動的解析、陰解法/陽解法、線形/非線形解析 - FEM解析事例と実務への応用
残留応力制御シミュレーション、商用ソフト(Marc/ABAQUS/LS-DYNA)の使い分け
講師
窪田 紘明 氏(東海大学 工学部機械工学科 准教授、博士(エネルギー科学))
早稲田大学大学院修了後、大手鉄鋼メーカーにて鋼管の塑性加工技術開発に従事。京都大学大学院にて学位取得。大手自動車メーカーでボデー軽量化技術開発を経て現職。専門は塑性加工学・構造設計・弾塑性力学。
開催情報
- 開催日時
- 2026年3月13日(金)10:30~16:30
- アーカイブ
- 2026年3月30日(月)~4月10日(金)
- 受講料
- 55,000円(税込)
- 主催
- サイエンス&テクノロジー
- 配布資料
- PDFデータ(印刷可・編集不可)