反応経路の理解と生成物の予測・制御のための『有機反応機構を読む、予測・設計する』演習講座
セミナー概要
有機反応のしくみが「手に取るように見える」ようになることを目指すセミナーです。結合がどこで切れ、どこで新しく生まれるのか、電子がどこから来てどこへ流れるのか―反応機構を理解することで、丸暗記に頼らず、初めて見る反応でも筋道を立てて予測できるようになります。
講義では、電子の偏りの読み取り方、曲がった矢印の正しい描き方、立体的な混み合いの判断、反応経路の比較など、実務で必要となる基礎ロジックを徹底的に整理します。その上で、演習問題を解き、考え、解説を繰り返し、反応機構を自分の力で読めるようになるための実践的トレーニングを行います。
対象者
- 有機合成化学の研究者・技術者
- 製薬・化学業界で働く方
- 有機化学の基礎を固めたい学生・初心者
- 実務で悩みがちな中堅研究者
習得できる知識
- 反応機構を読み解くための基本原理(電子の偏り、求核性・求電子性、立体的要因など)
- 曲がった矢印の正しい描き方と意味
- 合成ルートの妥当性評価、副生成物の原因究明、条件変更時の予測
- 初見の論文反応の理解と応用可能性の判断
プログラム
- 有機反応機構の基礎
・電子の偏りと求核性・求電子性
・曲がった矢印の読み方と描き方
・結合の切断と生成のパターン - 求核置換反応と脱離反応
・SN1・SN2反応の機構と選択性
・E1・E2脱離反応との競合
・立体化学と反応性の関係 - 付加反応と転位反応
・カルボニルへの求核付加
・共役付加と1,2-付加の選択性
・転位反応の機構と予測 - 反応経路の比較と生成物予測【演習】
・反応条件による生成物の変化
・合成ルートの妥当性評価
・副生成物の原因特定と対策 - 初見の反応を読む・予測する・設計する【演習】
・論文や特許の反応機構解読
・応用可能性の判断
・反応機構に基づく合成設計
開催情報
- 開催日時
- 2026年3月6日(金)10:30~16:30
- 開催形式
- アーカイブ配信 or 会場受講(東京都 きゅりあん)
- 受講料
- 55,000円(税込)※割引特典あり
- 主催
- サイエンス&テクノロジー