測定・評価技術から取り組む薄膜の剥離・密着性の改善と制御
セミナー概要
本セミナーでは、薄膜の剥離や密着性の問題解決につながる手法について紹介します。まず、この問題に対処する際に最低限知っておくべき基本的な内容について解説し、その後に、具体例や事例を示しながら密着力や機械的物性、膜質の測定/評価手法のポイントを詳説します。
薄膜の剥離/密着性を改善/制御するための基礎知識から、密着力の測定・評価の要点と測定結果を材料開発やプロセス設計へと活かす方法、物性や構造の分析・評価の実例と具体的手法まで、実務に直結する内容をお届けします。
対象者
- 薄膜・コーティング材料の開発・製造に関わる技術者
- 薄膜の密着性に関する技術課題を抱える方
- 薄膜の評価・分析技術の基礎を学びたい方
- 品質管理にかかわる中堅技術者・初学者
習得できる知識
- 薄膜の剥離・破壊に関する評価・改善・制御に必要な基礎知識
- 薄膜やコーティング材料の設計/開発やトラブルにおける具体的な対処手順
- 薄膜の密着力や機械的特性の具体的な測定・評価技術の知識と注意点
- 薄膜の機械的特性の向上やトラブル解決に役立つ微視的構造の詳細分析技術やその活用ノウハウ
プログラム
- 薄膜の剥離/密着性を改善/制御するための基礎知識
1.1 剥離/密着性を理解するための3つのポイント
・薄膜のどこで剥離/破壊は発生するのか?
・膜応力とは?:薄膜形成時に発生する応力
・Griffithの破壊の考え方による膜剥離の条件
1.2 密着性に関わる測定/評価をする前にチェックするポイント
1.3 密着性の問題解決のために測定/評価プロセスを進める上での注意点 - 密着力の測定/評価技術の詳解と材料/プロセス設計への活かし方
2.1 密着力測定をする際に気を付けるべき測定上の注意点
2.2 スクラッチテストでみる測定/評価のポイント
・膜質の影響:膜厚や表面状態
・測定条件の影響:温度/湿度や基材硬度
・スクラッチマップの材料設計への活用 - 剥離/破壊に影響を与える薄膜物性/構造の分析/評価の実例と具体的手法
3.1 機械的物性の評価(弾性率/伸び・硬さ・破壊靭性・膜応力)
3.2 表面/界面近傍および微視的な内部構造や結合性の評価(表面状態分析・深さ方向の組成/構造分析・SEM/TEM利用の断面や微視的な構造/結合性解析) - まとめ・質疑応答
開催情報
- 開催日時
- 2026年3月6日(金)10:00~17:00
- 開催形式
- ライブ配信(Zoomウェビナー)
- 受講料
- 55,000円(税込)※割引特典あり
- 主催
- サイエンス&テクノロジー