生成AI時代に求められる技術文書の作成と整え方 【演習付】
📝本講演の概要
技術者の文章は、技術内容を早く間違いなく伝えるためにある。そして、文章を作ることは、考えをまとめるだけでなく、思索によってさらに考えを深めることである。すなわち技術者にとって極めて重要な知的生産作業である。
基本的な文章作成の考え方から技術者として必要な文書の作成方法まで、実例を挙げながら説明する。顧客向け、製作者向け、社内向け、そして業界向けの文書作成と添削指導を行ってきた経験に基づき、また、2022年に建議された「公用文作成の考え方」の趣旨を織り込んで分かりやすく解説する。
本講では、まず、文章書きの基本的なスキルを述べる。その上で、打合せ議事録、トラブル報告書、実験報告書、各種の提案書、謝罪文など、仕事で用いられる内部文書に加え、論文、投稿記事、取り扱い説明書、納入仕様書、購入仕様書など外部に提出する技術資料を念頭に置いて文章の書き方を示す。ChatGPTなどの生成AIを利用した文書作成も解説する。受講生には、多くの添削事例を提示しながら、より良い文章を書く方法を考えていただく。また、理解を深めるために文章作成および間違い探しの演習を織り込む。テキストは例文と豊富な資料付きの読みやすい書籍で、おさらいと実務時の教科書として役立つ。
✓こんな方におすすめ
- 技術に関連する文書を作成する初級者から上級者まで
📋プログラム
1文書作成の心構え
11 技術文書は文学と異なる
12 気ままに書いたものは冗長である
13 読み手を特定してイメージする
14 読み手の気持ちを考える
15 読み手に信頼感を与える
16 変化する日本語の作法に対応する
2技術文章の基本
21 基礎的事項
22 推論のよりどころ
23 文書の構造
24 論述の進め方と順序
25 結論の示し方
26 気の利いたひねり
3文の作成
31 文作成の基本
32 文法の構造
33 他の方法による表現
34 ものごとの並べ方
35 用語を解説する方法
4用字用語の使い方
41 使う言葉の選び方
42 顧客との関係に伴う用語
43 時の表現の難しさ
44 使える文字
45 送り仮名と仮名書き
46 単位の使い方と表記法
47 格助詞「の」の意味と使い方
48 ローマ字の表し方と入力方法
5文章作成の手順
51 実際の文章作成の流れ
52 著述の流れ
53 文書に必要な項目
54 句点・読点の打ち方と括弧
55 文章の修正
56 最後の文チェック
6技術文書作成の実践
61 技術関連の文書
62 打合せ議事録
63 取扱説明書、操作基準書
64 実験報告書・論文
65 調査報告書
66 稟議書(起案書、立案書)
67 新規事業提案書
68 改善等提案書
69 公的補助金申請書
610 トラブル報告書
611 特許申請関連書類
612 納入(見積・受注)仕様書
613 購入(引合・発注)仕様書
614 機器仕様リスト
615 各種設計図の補足書
616 出張報告書
7ChatGPTなど生成AIの文書作成への利用
71 生成AIの文書への効果的利用
72 文書の作成手順
73 文献調査のための要約
74 想定問答と感想の提示
75 翻訳機能の利用
76 生成AIを利用する上で注意すべき点
77 技術文以外の用途の文書作成
8文章作成の勉強法
■付録資料の例
文のつながりを示す接続語句、技術系の用語・漢字、公用文における漢字使用、読点(、)の打ち方、技術関連稟議書2例、採用された公的資金申請書例、平仮名書きと漢字書き、原稿の提出直前チェックリスト、文書作成に関する公的な資料、敬語の使い方、文書の内容を充実させる方法、ほか
□ 質疑応答 □
👤講師
(工学博士、技術士(機械部門)、鹿児島大学非常勤講師)
【プロフィール】
横浜国立大学大学院修了後、日曹エンジニアリング(株)で粉体物性解析、機器の開発、粉体プラントのプロセス設計・プロジェクト、制御システム開発・設計や半導体関連の設備・装置の開発・設計に従事。新規事業開発部長、技術開発研究所長を歴任。現在は、粉体機械・設備の解析、コンサルタントを行う一方、学生・社会人向けに講義。
- 専門の著作190件余、講演360件余。鹿児島大学客員教授、横浜国大・千葉大・非常勤講師を歴任。月刊「粉体技術」誌編集委員36年。現在、日本創造学会研究倫理委員長、日本技術士会千葉県支部技術者教育支援委員長。「技術文書」、「技術発想」、「粉体トラブル防止」、「粉体エンジニアリング」のセミナーを実施。
🗓開催概要
| 開催日時 |
【ライブ配信】 2026年7月17日 (金) 10:00~16:30
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|---|---|
| 受講形式 | Zoomによるライブ配信 |
| 受講料 | 55,000円(税込) 本体50,000円+税5,000円 |
| 配布資料 | 製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定) ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、 セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 |
| 備考 | ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 |
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅3-4-10 アルティメイト名駅1st 2階