ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門
ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門
~ISO9001の理解とプロセス改善=医薬品開発の効率化へのアプローチ、
品質マネジメントとリスクマネジメントを混同していませんか?!
SOPはただのツール?!たたき台を求めずゼロから創り出すマインドセットへ~
📅 開催日時
2025年7月18日(金)10:30~16:30
【Live配信】のみ
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受講料
定価:本体50,000円+税5,000円
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2名同時申込みで1名分無料
1名あたり定価半額の27,500円
テレワーク応援キャンペーン
1名申込み:44,000円(本体40,000円+税4,000円)
セミナー概要
ICH-E6(R2)では、臨床試験の品質を確保するために品質マネジメントシステム(QMS)の構築及び運用が要求されます。また、リスクベーストアプローチの概念が導入され、試験結果の信頼性に重大な影響を与えるリスクを、システム(体制)やスタディレベルで考慮することが求められことになります。
ICH-GCPに新しく取り入れられることになったこれらの概念は、製品やサービスの品質マネジメントのグローバルスタンダード(国際標準)であるISO9001として、既に世界中に広く普及し、確立している考え方(の一部)です。そして、日本の臨床試験(治験・臨床研究)の現場、あるいは医薬品開発の現場でも、このようなグローバルスタンダードの品質マネジメントのあり方が求められるようになります。
改正GCPのメッセージは、「efficiency=効率」です。そしてこの「効率」こそ、欧米と比較した場合の、日本の治験や医薬品開発の弱点です。本講座では、ISO9001の基本的な考え方を理解し、改正GCPが要求するQMS、リスクベーストアプローチ、プロセスアプローチ、Built in Quality等の概念を理解し、日本の治験や医薬品開発の「効率」改善につながる品質マネジメントへ導くことを目標とします。
講師紹介
新見 智広 氏
アンテレグループ合同会社 代表社員
オフィスアンテレ薬剤師行政書士事務所 代表
一般社団法人クリニカルリサーチ審査センター 理事
ファイザー等の日米欧のグローバル製薬企業にて20年以上、医薬品開発、薬事、PMS及びマーケティングの経験
🎯 これまで経験した主な業務
- 日米欧、大規模から中小規模の異文化環境下での医薬品及び医療機器の開発業務
- ローカル及びグローバルプロジェクトマネジメント
- 部門責任者として組織マネジメント及びピープルマネジメント
- 製薬会社、CRO、SMO、セントラルラボ及び倫理委員会といった医薬品開発の全てのキープレーヤー
- シニアマネジメントとしてのビジネスマネジメント
- メディカル領域を対象とした医薬品開発のための品質マネジメントシステム(QMS)の導入支援及びISO認証取得コンサルテーション
- QMS(ISO9001)審査員及び技術専門家
- ヘルスケアビジネス法務(会社法・商法・民法・行政法・薬機法・医療法等)
カリキュラム
📚 習得できること
- ISO9001による品質マネジメントの7つの原則
- 出口管理からプロセスアプローチへのパラダイムシフト
- 改正GCPのメッセージの本質的理解
- GCP Renovationの意義の本質的理解
1. Terminology
- 「Quality」について
- 「Management」について
- 「System」について
2. ガラパゴス化した日本のGCP対応
- 必須文書がGCPをダメにした?
- 「日付はいつにしておく?」というりっぱなデータ捏造!
- 書類の差し替えは日本だけ!
- 民法改正ではんこは消えるのか?
- 最終成果物が綺麗ならOK?という勘違い!
- モニタリングと監査が品質を保証する?という勘違い!
3. ISO9001による品質マネジメント
- ISO9001って何?
- まず第一にやるべきこととは?
- そもそも品質って何の品質?
- 品質マネジメントの7つの原則
- 品質マネジメントの肝とは?
- 4つのパフォーマンスとは?
4. ISO9001とICH-GCP
- ISO9001:2015とGCPのベクトル
- 改正GCPの真のメッセージとは?
- 品質マネジメント≠リスクマネジメント
- ICH-GCPの2本の柱
- 「新GCPショック!」
- 品質マネジメント≠リーガルマネジメント
- ISO9001とICH-GCPとISO31000
- ISO9001に基づくQMSへのパラダイムシフト
- プロセスアプローチとシステムアプローチ
- Quality by Designとは?
- 医薬品開発QMSとは?
- モニタリング≠オペレーション
関連商品・サービス
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