Liイオン電池(LIB)用セパレータの基礎、 材料および製造技術と最新動向
Liイオン電池(LIB)用セパレータの基礎、材料および製造技術と最新動向
~市場動向と基礎、塗工、乾燥、延伸などの製造工程、最新技術~
📅 開催日
ライブ配信: 2025年9月30日(火) 13:00~17:00
アーカイブ配信: 2025年10月15日(水)まで受付
💰 受講料
通常価格: 49,500円(税込)
E-Mail案内登録価格: 46,970円(税込)
早期申込み(7/30まで): 31,900円(税込)
🎯 受講形式
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セミナー概要
リチウムイオンバッテリーのさらなる薄型、高容量化の実現に向けたセパレータの均質化、高品質化、安全性確保
Liイオン電池(LIB)は1991年世界で初めて商業化され、そのセパレータとしてポリエチレン(PE)湿式微多孔膜(東燃化学)が採用されました。現在でも高エネルギー密度・高容量LIBでは基材としてPE等のポリオレフィン(PO)の微多孔膜を基材としたコーティングセパレータが主流です。
セパレータはLIBの高安全・高信頼・高性能を支える材料の一つであり、セパレータ物性との関係は複雑です。本セミナーでは、微多孔膜及びコーティングセパレータの原料、プロセス、物性、開発経緯及び採用背景を含め基礎、現状、課題及び今後の展望を解説します。
EV普及などLIBのニーズが高まり、薄型、高容量化の課題として、電極だけでなくセパレータの均質化、高品質化、安全性確保がより重要な課題になっています。セパレータ製造の工程要素である塗工、乾燥、延伸技術の要点も詳しく解説いたします。
講師紹介
山田氏(第1部・第3部担当)
専門分野:セパレータ技術、微多孔膜、コーティングセパレータ
LIB用セパレータの開発経緯から最新技術動向まで幅広い知識を持つ専門家。微多孔膜及びコーティングセパレータの原料、プロセス、物性について豊富な経験を有します。
浜本氏(第2部担当)
専門分野:製造工程技術、グラビア塗工、乾燥技術
LIBセパレータ製造における工程技術の専門家。特に塗工、乾燥、延伸技術において豊富な実務経験と深い技術知識を持ちます。
プログラム詳細
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13:00~14:20第1部 セパレータの市場動向と基礎(山田氏)1. 市場動向
・LIB及びその用途(EV等)
・LIB用セパレータ
・最近のトピックス(中国市場、新規市場)2. 電池用セパレータ
・役割
・電池用セパレータ向け高分子多孔質材料の種類3. LIB用セパレータ
・開発経緯・歴史
・LIB用セパレータの物性・品位4. ポリオレフィン微多孔膜
・種類
・製法(多孔化法)5. コーティングセパレータ
・種類
・製法(多孔化法) -
14:30~15:30第2部 LIBセパレータ関連工程技術 ~グラビア塗工、乾燥を中心に~(浜本氏)1. LIBセパレーター工程の分類
・湿式工程
・乾式工程2. グラビア塗工
・方式の分類(正転・逆転・キス方式・密閉式・小径型)
・塗工可能領域(スジとカスケード)
・セルの過充填と部分充填
・ドクターブレードの役割と分類
・端部の厚塗り対策3. 乾燥工程
・乾燥の3要素
・「減率乾燥」と「限界含水率」
・乾燥風の吹き出し方式(二次元ノズル・多孔板・浮上系)
・乾燥に関わる物性値(蒸発潜熱、飽和蒸気圧)
・ルイスの近似(水系と有機溶剤系の違い)
・蒸発潜熱の推算方法
・飽和蒸気圧の温度依存性(アントワンの式)
・乾燥計算(簡易な減率乾燥の見積もり)
・乾燥トラブルと対策(ベナールセル、白化、発泡)4. 延伸工程
・一軸延伸
・二軸延伸
・ボーイング
・アニーリングと熱収縮 -
15:40~17:00第3部 セパレータ最新技術など(山田氏)1. LIB用セパレータの物性と、LIBの性能や安全性との関係
2. LIB用セパレータの標準化・規格化の動向とその背景
3. LIB用セパレータの開発課題・動向・今後の展望
・開発課題・動向
・今後の展望4. 最後に
お申し込み
早期申込み割引実施中!
7月30日までのお申し込みで特別価格 31,900円(税込)
通常価格より17,600円もお得です!
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
配布資料:製本資料(開催日または視聴開始日の5日前に発送予定)
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株式会社イーコンプレス 丁田
〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2
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