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[書籍] 【徹底解説】IEC 81001-5-1 医療機器サイバーセキュリティ






【徹底解説】IEC 81001-5-1 医療機器サイバーセキュリティ


【徹底解説】IEC 81001-5-1 医療機器サイバーセキュリティ

プログラムを使用した医療機器のサイバーセキュリティ対策を完全網羅した実践ガイド

発刊日:2025年2月15日

カテゴリ:医療機器, サイバーセキュリティ, QMS

体裁 B5版 158頁
価格(税込) 55,000円 本体50,000円+税5,000円 送料無料
ISBNコード 978-4-905321-36-1
Cコード C3055
購入方法

ご購入方法は4通りございます。

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株式会社イーコンプライアンス 代表取締役 村山 浩一

【主な略歴】

1999年2月 日本アイ・ビー・エム株式会社 コンサルティング事業部 入社
NYのTWG(The Wilkerson Group)で製薬業界に特化したコンサルタントとして研修
製薬企業におけるプロセス リエンジニアリング担当
Computerized System Validation(CSV)、21 CFR Part11 コンサルティング

2001年7月 IBM認定主幹コンサルタント
アイビーエム・ビジネスコンサルティングサービス株式会社へ出向
マネージング・コンサルタント

2004年7月 日本アイ・ビー・エム株式会社 退社し、現在に至る。

【関連の活動など】

– 日本PDA 第9回年会併催シンポジウム 21 CFR Part 11その現状と展望
– 日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 基礎研究部会主催(東京)
– 東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座などにて多数講演。など

本書の特徴

2023年4月、医療機器基本要件基準が改定され、プログラムを使用した医療機器へのサイバーセキュリティ対策が必須となりました。本書は、IEC 81001-5-1規格に完全準拠した実践的ガイドとして、医療機器のサイバーセキュリティ対策の全てを網羅します。

実務者による実務者のための完全ガイド

IEC 81001-5-1規格の要求事項をわかりやすく徹底的に解説します。法規制からリスクマネジメントまで、現場で必要な知識を体系的に整理し、具体的な手順書の作成例を豊富に収録しています。

包括的なサイバーセキュリティ知識

サイバーセキュリティの基礎から最新動向まで幅広く網羅し、特にSBOM(ソフトウェア部品表)の作成方法や各国の規制対応について詳細な解説を行っています。

実践的なアプローチ

実務上の重要課題であるレガシー医療機器への対応やインシデント発生時の実践的アプローチについても、豊富な事例とともに解説しています。

必須の一冊

医療機器メーカーの開発部門や品質保証部門、薬事部門の実務者をはじめ、ソフトウェア開発者、設計・開発に関わるプロジェクトマネージャーの方々に向けて書かれています。また、医療機関のIT部門担当者や医療機器の輸入販売業者の方々にとっても、必携の一冊となるでしょう。

なぜ今、この本が必要なのか?

医療機器へのサイバー攻撃は年々増加の一途をたどっています。2021年には医用画像参照システムへの不正アクセス、2022年には大規模な医療機関へのランサムウェア攻撃など、現実の脅威が迫っています。

本書は、これらの課題に正面から向き合い、実務者の視点で解決策を提示します。規制対応に必要な実践的知識から、将来を見据えたセキュリティ戦略まで、医療機器のサイバーセキュリティに関する全ての疑問に答える決定版です。

目次

第1章 サイバーセキュリティとは

  • サイバーセキュリティの概念と医療機器におけるその特殊性
  • 情報セキュリティの三要素とサイバーリスクマネジメント
  • 本邦における医療情報システムのセキュリティガイドライン
  • 医療機器のサイバーセキュリティの本質
  • 医療機器のサイバーセキュリティにおけるマルチステークホルダーアプローチ
  • 製造販売業者の責務
  • 医療機器の製品ライフサイクルにおけるサイバーセキュリティ対策
  • ソフトウェア部品表(SBOM)

第2章 サイバーセキュリティの年表

  • 第1期:複雑なシステムと偶発的な障害(1980年代~現在)
  • 第2期:埋め込み型医療機器(2000年~現在)
  • 第3期:不正アクセスと医療機器(2006年~現在)
  • 第4期:医療機器のサイバーセキュリティ(2012年~現在)
  • ペースメーカーのリコール(2017年)
  • 輸液ポンプの脆弱性(2021年)
  • 市立東大阪医療センターの医用画像参照システムへの不正アクセス(2021年)

第3章 最も危険な医療機器のハッキング

  • ハッキングされた医療機器の危険性
  • ペースメーカー
  • 薬液注入ポンプの脆弱性
  • MRIシステム
  • 心拍モニター
  • 病院ネットワークの脆弱性

第4章 医療機器基本要件基準の改定

  • 基本要件基準とは?
  • 基本要件基準の構成
  • 医療機器基本要件基準 第2条 リスクマネジメント
  • 医療機器の基本要件基準第12条 「プログラムを用いた医療機器に対する配慮」

第5章 サイバーセキュリティに関する通知等

  • サイバーセキュリティに関する通知等
  • IMDRFのサイバーセキュリティに関するガイドライン
  • IEC 81001-5-1:2021(JIS T 81001-5-1:2023)とは
  • IMDRFガイダンスと医療機器のサイバーセキュリティ導入に関する手引書の関係
  • サイバーセキュリティに関する手順書の作成方法

第6章 各国の医療機器サイバーセキュリティ規制

  • 各国におけるサイバーセキュリティの対応状況について
  • 各国の医療機器サイバーセキュリティに関する規制
  • IMDRFガイダンスと並行して各国規制への対応も
  • 米国におけるサイバーセキュリティに関するガイダンス
  • 欧州医療機器規制(MDR) MDCGガイダンス

第7章 IMDRFガイダンス概要

  • Principles and Practices for Medical Device Cybersecurity IMDRFガイダンス
  • IMDRFサイバーセキュリティガイダンスの開発経緯
  • IMDRFガイダンス文書の全体構成
  • ソフトウェア部品表(SBOM)の要件と運用
  • IMDRFガイダンス レガシー医療機器の取り扱いについて

第8章 IEC 81001-5-1:2021概要

  • IEC 81001-5-1:2021(JIS T 81001-5-1:2023)とは
  • ヘルスソフトウェアと法規制対象
  • IEC 81001-5-1のプロセス規格としての特徴
  • 脆弱性、脅威および他のセキュリティ関連の用語のマッピング
  • 脅威モデリングとは
  • サイバーセキュリティとリスクマネジメント(ISO 14971)
  • サイバーセキュリティとソフトウェア開発プロセス(IEC62304)

第9章 セキュリティ試験

  • セキュリティ試験の概要
  • セキュリティ要求事項試験(5.7.1)
  • 脅威軽減試験(5.7.2)
  • 脆弱性試験(5.7.3)

第10章 IEC 81001-5-1:2021逐条解説

  • 一般要求事項(4)
  • ソフトウェア開発プロセス(5)
  • ソフトウェア保守プロセス(6)
  • セキュリティに関連するリスクマネジメントプロセス(7)
  • ソフトウェア構成管理プロセス(8)
  • ソフトウェア問題解決プロセス(9)

医療機器のサイバーセキュリティ対策は待ったなし

2023年4月の医療機器基本要件基準改定から1年の経過措置期間を経て、2024年4月1日より全ての該当する医療機器はサイバーセキュリティ対策が必須となりました。本書は、その対応に必要な全ての知識と実践的アプローチを提供します。

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お問い合わせ

株式会社イーコンプレス   丁田 由美

〒630-0244 奈良県生駒市東松ヶ丘1-2 奥田第一ビル102