書籍概要

発刊日:
2020年4月27日(月)
体裁:
B5判並製本 299頁
価格:
60,500円(税込)
定価:本体55,000円+税5,500円
発行:
サイエンス&テクノロジー株式会社
送料:
無料

目まぐるしく変化するアジアのregulationについて、タイムリーに情報把握するために!実情を知る各実務担当者より執筆をもらい、完成した1冊!

中国の激しい規制変動への対応と、激増する臨床試験の実情とは?
韓国・台湾及びASEAN諸国の治験環境は?
アジア各国で違う安全情報管理(PV)の実際及び適した対応とは?
情報の上がりにくいASEAN10ヶ国・インドにおける治験環境の実情

本書に掲載の国:中国/韓国/台湾/シンガポール/マレーシア/フィリピン/タイ/インドネシア/ベトナム/ブルネイ/ラオス/ミャンマー/カンボジア/インド

中国
中国
韓国
韓国
台湾
台湾
シンガポール
シンガポール
マレーシア
マレーシア
フィリピン
フィリピン
タイ
タイ
インドネシア
インドネシア

本書のポイント

【1】アジア各国の規制及び治験環境の実情

中国の激しい規制変動への対応や、韓国・台湾、及び情報の上がりにくいASEAN10ヶ国・インドにおける治験環境の実情について、現地を知る実務担当より執筆。

【2】アジアPV規制と安全性情報の取り扱い、PV監査の実際

対応の変わるアジア各国でのPV規制及び当局報告要件の違いについて、日米欧や各国との比較をふまえ解説。各国のPV実務業務に携わる担当者へ直接確認を取り解説して頂きました!

さらに、アジア地域におけるPV監査の実施・査察の運用について、製薬企業実務担当者の観点より解説。

【3】アジア臨床開発において参考となる情報を網羅

アジア治験の国際動向をふまえ、アジアでの治験実施の際し関係する情報を掲載!アジア規制当局の動向や、アジア各国の承認申請や開発戦略、現地との連携及びプロジェクト管理、アジアでのPKにおける民族的要因等、各専門家の観点より解説。

目次

第1章 アジア地域における薬事規制と今後の動向

第2章 アジア地域における国際共同治験の実施状況

第3章 東アジア地域における薬物動態に対する内因性要因の類似性と医薬品開発への活用

第4章 中国、韓国、台湾における臨床試験(治験)実施に際する規制とその留意点

第5章 アジア諸国における治験環境及び現地の実情
第1節 中国の臨床試験環境と現地の状況
第2節 韓国の臨床試験環境と現地の状況
第3節 シンガポールの臨床試験環境と現地の状況
第4節 タイの臨床試験環境と現地の状況
第5節 ベトナムの臨床試験環境と地域の状況
第6節 インドネシアの臨床試験環境と現地の状況
第7節 マレーシアの臨床試験環境と現地の状況
第8節 フィリピンの臨床試験環境と現地の状況
第9節 カンボジアの臨床試験と現地の状況
第10節 ブルネイの臨床試験環境と現地の状況
第11節 ミャンマーの臨床試験環境と現地の状況
第12節 ラオスの臨床試験と現地の状況
第13節 インドの臨床試験環境と現地の状況

第6章 アジア臨床試験における現地との連携・プロジェクト管理における留意点
~グローバルCROの観点から~

第7章 アジア臨床試験データを活用した承認申請と開発戦略

第8章 日米欧との比較によるアジア各国のPV規制について

第9章 アジア地域におけるPV監査・査察対応
第1節 アジア地域におけるPV監査業務の留意点、監査手法
第2節 アジア地域における当局のPV査察への対応、留意点

本書内容(抜粋)

医薬品生産において、それほど重要な役割を担うアジアであるが、1967年に設立された東南アジア諸国連合(ASEAN)のようなアジアの一部の国を構成員とする集合体は存在するものの、欧州連合のようなアジア全般をメンバーとするような集合体は存在せず、基本的に各国が独自に薬事領域に関する規制を有する形となっている。

このように、各国が抱えている課題は複数の要因が複合的にかかわっており、その解決は決して容易ではない。しかしながら、各国が抱えている課題には共通点も多く、各国が課題を共有したり、協働することにより効率的な解決が期待できるように思う。

(第1章 「アジア地域における薬事規制と今後の動向」(独)医薬品医療機器総合機構 佐藤淳子)

かつての国際共同治験は、開発戦略として米国、欧州を中心とした治験実施が主流であったが、現在ではアジア諸国を巻き込んだ治験実施が重要となっているだけでなく、開発早期段階から組み入れる動きもあり、その担う役割は大きくなっている。アジア諸国における臨床試験の実施数は、年を経るごとに増加の一途を辿っている。

今後更に、アジア諸国での治験実施は、開発戦略上重要な位置を占めることは必至であり、それぞれの国における治験実施に際する規制を理解することは重要である。

(第4章「中国、韓国、台湾における臨床試験(治験)実施に際する規制とその留意点」第一三共(株) 佐々木俊一,目黒康子,小林由美子)

執筆者一覧

佐藤 淳子
(独)医薬品医療機器総合機構

大石 昌代
アステラス製薬(株)

佐々木 俊一
第一三共(株)

目黒 康子
第一三共(株)

小林 由美子
第一三共(株)

能智 禄弥
EPSインターナショナル(株)

王 テイ
EPSインターナショナル(株)

早川 智久
EPSインターナショナル(株)

趙 南
EPSインターナショナル(株)

Min Hye-ran
EPSインターナショナルコリア(株)

永田 龍二
イーピーエス(株)

小林 秀之
(株)MSD

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アジア各国の治験環境、規制要件、PV対応、薬事戦略など、アジア臨床開発に必要な情報が詰まった一冊。各国の実情を知る実務担当者から直接得られた貴重な情報が満載です。

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