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[書籍] 【新装増補版】 燃料油・潤滑油・グリース・添加剤の基礎と 添加剤の分離分析方法






【新装増補版】燃料油・潤滑油・グリース・添加剤の基礎と添加剤の分離分析方法

【新装増補版】燃料油・潤滑油・グリース・添加剤の基礎と添加剤の分離分析方法

~より良い潤滑効果を得るための潤滑剤の選定・使用方法が分かる~

「今使っている製品のままでいいのか?他にもっと適したものがあるのかも?」を確かめる

  • 慣習的に同じ製品を使用しているが、本当に最適?より安価/高性能なものはないの?
  • 使用中の潤滑剤の成分と潤滑性能の相関を調べたい
  • 使用中の潤滑剤を見直して、より良い製品を選びたいがメーカに聞いても分からない

「こうしたいが、何をすればいいかわからない」要望をかなえるための手段・方法を知る

  • 使用中の潤滑剤では求める効果が十分に得られないが、何が原因か?
  • 劣化を防ぎ交換のサイクルを延ばしたいが、何からするべき?
  • 基本的な選定基準と、性能を確かめるための試験方法を学びたい
  • 工場の潤滑管理の方法を学び、省エネ・コスト削減につなげたい
  • 使用している潤滑剤の使用限界と交換基準の考え方を学びたい

より良い潤滑効果を得る為には、使用製品の成分を知り、不具合の原因、使用目的・条件に合った成分組成を知る必要があります。本書では成分と性能の関係や試験法、成分の分析方法を詳述しながら、潤滑剤ユーザの悩みどころを解消に導きます。

★市場製品の解明から、自社製品の『強み』をさらにのばすために★

「新製品開発・他社製品分析・クレーム対応に役立つ高度な成分分離・分析方法って?」

  • 潤滑剤の品質やこんな性能を確かめるのに、どんな試験方法/ポイントがある?
  • 酸化・劣化はどのようなメカニズムで起こり、酸化防止剤等による対策はどうすべき?
  • 様々ある成分分離・分析方法を系統的に無駄なく行うためのフローとは?
  • 異種潤滑剤のコンタミ、摩耗金属の混入による性能不良を防ぐための徹底分析

★販売製品のセールスポイントを、より説得力がある・論理的なものにするためにも★

営業・販売商社の方にもおすすめ「潤滑剤を一から学ぶ “基本のキ” から、知りたい」

  • 潤滑剤はどのようなところで使われていて、どのような種類・組成があるか?
  • 添加剤にはどのような種類があり、どのような役割・組成・作用機構がある?
  • 潤滑剤の組成と性能の関係は?この性能を求める場合はどのタイプの潤滑剤を選ぶ?

⇒燃料油・潤滑油・グリースを基礎から学びたい、新人担当者・営業・マーケティング担当者の方の教科書として最適!
また、新製品を開発する上での、成分分離・分析方法の重要性とその応用事例を、著者が行った実験データを交えながら詳述、中堅技術者の方にも有用な技術情報が詰まっています。

発刊日
2016年3月29日

体裁
B5判上製本 399頁

価格 (税込)
55,000円 定価:本体50,000円+税5,000円

ポイント還元
誠に勝手ながら2020年4月1日より、会員割引は廃止とさせて頂きます。当社では会員割引に代わり、会員の方にはポイントを差し上げます。ポイントは、セミナーや書籍等のご購入時にご利用いただけます。

発行
サイエンス&テクノロジー株式会社

送料
無料

著者紹介

藤田 稔
石油分析化学研究所 研究所長 工学博士(大阪大学) 技術士(化学部門)

昭和28年大阪大学工学部応用化学科を卒業し、昭和石油(株)(現昭和シェル石油(株))に入社。同社中央研究所の研究部長、主幹研究員を経て、その後富士シリシア化学(株)の常勤技術顧問を務めた。

在職中は電気絶縁油、油圧作動油、高塩基性舶用シリンダ油などの研究開発と商品化、潤滑油及び添加剤の分離分析方法の開発、流動点降下剤の新合成法の開発と組成の解明、およびカナダ・オイルサンド油からクリーン燃料油の製造開発研究等を遂行し、産業界、工業界に大きく貢献した。

現在、石油分析化学研究所所長として国内外の技術指導、大学講師、潤滑油セミナー、研究開発、図書出版等を行っている。

主な受賞歴

1994年 石油学会学会賞、2005年 日本トライボロジー学会功績賞 2006年 日本技術士会会長賞
2008年 日本技術士会名誉会員賞 等受賞多数

本書では石油燃料油の製造方法と用途、燃料油添加剤の化学構造と作用機構、そして新たに新燃料油(シェールガス、シェールオイル、オイルサンド油等)の開発動向について述べた。潤滑油とグリースはあらゆる機械・装置の運転に必須で、トライボロジー技術の向上により省エネルギー、省力化、長寿命化が達成され非常に大きい利益をもたらすものである。そのキーになるのが添加剤であり、添加剤の化学構造と作用機構についても詳述した。さらに潤滑油の市場調査、競争他社品の解明や新製品の開発のため潤滑剤および添加剤の分離分析は重要である。本書では特に重要なテクニック、ノウハウに注目し、解説する。

石油、添加剤、鉄鋼・重工、電力、化学関連企業など燃料油と潤滑油を使用している企業の新入社員や営業販売をしている方々へは、平易な解説で技術情報を網羅した教育用図書として、また中堅技術者や研究者の方々には最新の技術動向を含めた、研究開発戦略・更なるノウハウ構築への手引書としてお役にたてばこれに過ぐる喜びはない。

目次

第1節 燃料油の製造方法

  1. 石油製油所の装置構成
  2. 蒸留
  3. 燃料の概要
    1. ガスおよび液化石油ガス(LPG)
    2. ナフサおよびガソリン
    3. 灯油,軽油およびジェット燃料油
    4. 重油
  4. 主要な精製プロセス
    1. 水素化脱硫法
    2. 接触分解法
    3. 接触改質法
    4. アルキル化法
    5. MTBE法(メチルターシャリーブチルエーテル法)

第2節 燃料油の種類と性状

  1. 石油製品の用途
  2. 自動車ガソリン
  3. 軽油
  4. 重油

第3節 新燃料油の開発動向 (★)

まえがき

  1. シェールガス (★)
  2. シェールオイル (★)
  3. オイルサンド油 (★)
  4. オリノコタール油 (★)
  5. バイオ燃料油 (★)

第2章 潤滑油,グリースおよび添加剤の基礎知識

第1節 潤滑油・グリースの種類と性状

  1. 潤滑剤の分類
  2. 潤滑剤の機能
  3. 潤滑油の種類と特徴
    1. 工業用潤滑油-ISO粘度分類(JIS K 2001)
    2. 冷凍機油(JIS K 2211)
    3. タービン油(JIS K 2213)
    4. マシン油(JIS K 2238)
    5. 軸受油(JIS K 2239)
    6. 内燃機関用潤滑油(JIS K 2215)
    7. 自動車エンジン油粘度分類(JIS K 2010)
    8. ギヤ油(JIS K 2219)
    9. 電気絶縁油(JIS K 2320)
  4. グリースの種類と特徴
    1. グリースの分類と特性
    2. グリース(JIS K 2220)

第3章 潤滑油および添加剤成分の分離・分析方法

第1節 潤滑油および添加剤の化学構造と成分分離・分析方法

  1. 潤滑油基油の成分分析法
    1. n-d-M法による環分析
    2. 液体クロマトグラフィー
    3. 迅速微量クロマトグラフ分析法
  2. 潤滑油添加剤の成分分離法
    1. ゴム膜透析法
    2. 液体クロマトグラフィー
    3. ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
    4. 薄層クロマトグラフィー(TLC)
    5. イオン交換樹脂クロマトグラフィー(IEC)
    6. 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)

※(★)印の部分は増補にともない、新たに追加した部分です

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