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[書籍] 【ICH M7変異原性/Q3D元素不純物・E&L試験等】 医薬品不純物における 評価及び管理戦略・運用の実際






【ICH M7変異原性/Q3D元素不純物・E&L試験等】医薬品不純物における評価及び管理戦略・運用の実際



【ICH M7変異原性/Q3D元素不純物・E&L試験等】
医薬品不純物における評価及び管理戦略・運用の実際

不純物関連の規制対応・実務面の留意事項について
業界の最新の観点からまとめた一冊!

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本書の特徴

ICH M7、Q3D、E&L試験…
不純物関連の規制対応・実務面の留意事項について業界の最新の観点から解説

変異原性不純物の実装

変異原性不純物【安全性評価部門/CMC部門】における対応の実際。Out of Domainへの対応事例・エキスパートレビューの考え方・毒性評価の具体的方法など、ICH M7の実装にあたる落し穴や対応事例を解説。

元素不純物の管理戦略

ICH Q3Dをふまえた元素不純物の管理戦略と運用の実際。試験法設定及びバリデーションデータ取得の実施例・応用例や具体的なリスクアセスメント等について詳解。

E&L試験の評価・管理

Extractables/Leachables(E&L)試験における業界動向と評価・管理。まだ本邦において情報の少ないE/L不純物について、安全性と分析の双方の観点から解説。

3極申請対応

3極申請対応をふまえた不純物の規格設定・不純物プロファイル管理及び同等性評価。開発段階に応じて変わる不純物管理の考え方について、実際の管理方法を紹介。

抗体医薬品・核酸医薬品

抗体医薬品・核酸医薬品における各工程に応じた不純物対応及び留意事項。企業担当者の視点から、抗体医薬品の不純物対応の実際について各工程ごとに詳述。

照会事項例と対応

本邦における不純物管理関連の照会事項例や当局から望まれる対応、CTD-Q作成時の留意事項。実際の照会事項例とその対応例を解説。

書籍情報

カテゴリ:医薬品, 品質管理, 不純物管理, ICH

発刊日 2020年6月29日
体裁 B5判並製本 380頁
価格(税込) 66,000円 定価:本体60,000円+税6,000円
発行 サイエンス&テクノロジー株式会社
送料 無料

本書概要

本書では、ICH M7、Q3D、E&L試験など、不純物関連の規制対応・実務面の留意事項について業界の最新の観点からまとめています。医薬品不純物における評価及び管理戦略・運用の実際を、安全性評価部門とCMC部門の双方から解説し、実務者が抱える課題への対応策を提示しています。

変異原性不純物の評価やOut of Domainへの対応事例、エキスパートレビューの考え方、元素不純物の管理戦略、E&L試験の評価・管理、3極申請対応をふまえた不純物の規格設定、抗体医薬品・核酸医薬品における不純物対応、照会事項例と対応など、実務に直結する内容を網羅。

業界で中心となって対応に臨む執筆陣より、日本環境変異原性学会主催QSARワークショップや日本製薬工業会基礎研究部会の不純物対応グループの活動をふまえた解説と、医薬品製造の実務に即した現実の問題(非オフィシャルな内容含む)に言及しています。

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目次

主要な章と内容

【第1部】 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理

  • 第1章 規制要求をふまえた不純物管理の留意事項と規格設定・分析法バリデーションの実際
  • 第2章 変更管理における不純物プロファイルによる品質管理・同等性評価
  • 第1節 製造工程や製造設備などの変更における同等性評価の基準と手順
  • 第2節 分析法変更における同等性評価の基準と手順

【第2部】 ICH M7 変異原性不純物の実装

  • 第3章 ICH M7ガイドラインの最新動向と要求事項/適用範囲
  • 第4章 ICH M7に対応した毒性評価の考え方と具体的方法
  • 第5章 安全性評価部門におけるICH M7運用:Out of Domainへの対応事例を中心に
  • 第6章 (Q)SAR評価におけるエキスパートレビューの考え方と評価事例
  • 第7章 CMC部門におけるICH M7運用:開発品アセスメントと管理例,試験方法の設定例
  • 第8章 CMC部門におけるICH M7運用:不純物管理オプションとパージファクター

【第3部】 Extractables/Leachables(E&L)試験における業界動向と評価・管理

  • 第9章 E/L不純物の安全性評価の考え方
  • 第10章 分析の観点からみたE&L試験の実際・評価事例
  • 第11章 抗体医薬品におけるシングルユース製品の抽出物/浸出物評価

【第4部】 ICH Q3D元素不純物対応における運用の実際

  • 第12章 ICH Q3Dを巡る国内外の動向
  • 第13章 ICH Q3Dに対応する元素不純物分析と試験法設定・バリデーションデータ取得
  • 第14章 ICH Q3Dをふまえた元素不純物の管理戦略と運用の実際

【第5部】 抗体医薬品・核酸医薬品における不純物対応

  • 第15章 企業における不純物対応の実際【抗体医薬品】
  • 第16章 核酸医薬品における不純物管理戦略の考え方・最新動向

【第6部】 本邦における不純物管理の考え方とCMC申請

  • 第17章 不純物関連の照会事項例と望まれる対応
  • 第18章 不純物関連におけるCTD-Q作成時留意事項と記載例

執筆者一覧

医薬品業界の最前線で活躍する専門家によるノウハウ

近藤加奈子

スペラファーマ(株)

小林篤

スペラファーマ(株)

山野光久

スペラファーマ(株)

数崎 正人

住友化学(株)

本間 正充

国立医薬品食品衛生研究所

三島 雅之

中外製薬(株)

橋本 清弘

武田薬品工業(株)

長遠 裕介

富士フイルム(株)

小松 一聖

塩野義製薬(株)

福津 直人

第一三共(株)

広瀬 明彦

国立医薬品食品衛生研究所

小野田 資

(株)東レリサーチセンター

河野 晃

武田薬品工業(株)

四方田 千佳子

神戸薬科大学

一ノ瀬 尊之

(株)東レリサーチセンター

大塚 達哉

(株)東レリサーチセンター

花河 奏一郎

(株)住化分析センター

関口 光明

塩野義製薬(株)

小川 卓巳

(独)医薬品医療機器総合機構

長谷川 隆

大塚製薬(株)

本文抜粋

内容紹介

●……医薬品の品質の中でも不純物管理で鍵となるのは原薬の不純物管理をいかに行うかである。このためには、不純物管理を行いながら原薬を安定して製造することが必要であり、またそれを確実に評価する分析法の開発が必要となる。すなわち、原薬の不純物については、その製造工程に遡って管理することが必須となる。ここでは原薬の不純物に焦点を当てて、ICHの規制要求をふまえながら、開発段階に応じて実際にはどのように不純物を管理していくかについての考え方を紹介する。……(本文へ続く)(第1章「規制要求をふまえた不純物管理の留意事項と規格設定・分析法バリデーションの実際」スペラファーマ(株) 近藤 加奈子,小林 篤,山野 光久)

●医薬品規制調和国際会議(ICH)は2014年6月に新たに「潜在的発がんリスクを低減するための医薬品中DNA反応性(変異原性)不純物の評価及び管理ガイドライン: ICH-M7」を策定した。……(中略)……ICHのMガイドラインはMultidisciplinary(品質・安全性・有効性の複数領域)のガイドラインであり、M7も安全性と品質のパートからなる。本章では主として安全性に係わる項目について解説し、品質(製造及び管理)に係わる項目は他章に譲る。ICH-M7ガイドラインはその後、医薬品製造において高頻度で不純物として検出される変異原性物質、もしくは発がん物質とみなされている14種類の化学物質の許容摂取量と、その算出方法を示した補遺が補完され、2017年3月に改訂された(ICH-M7(R1))。本稿の後半では、この化合物特異的な許容摂取量の算出についても述べる。……(本文へ続く)(第3章「ICH-M7ガイドラインの最新動向と要求事項/適用範囲」国立医薬品食品衛生研究所 本間 正充)

●Q3Dガイドラインでは、対象となる元素不純物のリスクアセスメントを求めているが、必ずしも元素不純物の測定(定量)を必要としているわけではない。データベースや公表文献などの入手可能な情報をもとに、含有されていると考えられる元素不純物をまとめ、予想される元素不純物量を推定し、アセスメントした結果を文書化すればよいとされている。しかしながら、元素不純物が混入する潜在的な起源は、原薬や添加剤のみならず、容器施栓系や製造工程など多岐にわたるため、これらの全てを入手可能な情報のみからアセスメントすることは容易ではなく、何らかの分析による評価が必要となることが予想される。……(本文へ続く)(第13章「ICH Q3Dに対応する元素不純物分析と試験法設定・バリデーションデータ取得」 (株)東レリサーチセンター 一ノ瀬 尊之 )

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医薬品不純物における評価及び管理戦略・運用の実際を徹底解説した必携の一冊です

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